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今朝の続き
昼休みだ。
教室は一気にざわめき始め、
学食へ向かうやつ、
弁当を広げるやつ、
それぞれが思い思いに動き出す。
それが、
いつもの昼休みの光景――
のはずだった。
一部を除いては。
クラスの男子たちが、
まるで示し合わせたかのように動き出す。
先頭に立つのは、
当然のように関谷だ。
ぞろぞろと、
異様な圧をまといながら、
俺の机へと集まってくる。
「さあ、達也くん」
関谷が、
どこか芝居がかった口調で口を開く。
「今朝の“続きを”
聞かせてもらおうじゃないの?」
「続きって……
何を話せばいいんだよ」
俺が困惑を隠せずにいると、
関谷は小さく首を傾げた。
「ん? 何をって、
そりゃあ……なあ?」
そう言って、
周囲の男子たちに目配せする。
次の瞬間だった。
ガタガタガタッ――
俺の周囲の机が、
一斉に引きずられていく。
あっという間にスペースが作られ、
気づけば俺の机だけが、
教室のど真ん中にぽつんと取り残されていた。
……逃げ場がない。
関谷はその正面に立ち、
腕を組む。




