↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
獄門ループ ―家族が消えた日―  作者: ダダ太郎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

148/260

今朝の続き

昼休みだ。


教室は一気にざわめき始め、


学食へ向かうやつ、

弁当を広げるやつ、


それぞれが思い思いに動き出す。


それが、

いつもの昼休みの光景――


のはずだった。


一部を除いては。


クラスの男子たちが、

まるで示し合わせたかのように動き出す。


先頭に立つのは、

当然のように関谷だ。


ぞろぞろと、

異様な圧をまといながら、


俺の机へと集まってくる。


「さあ、達也くん」


関谷が、

どこか芝居がかった口調で口を開く。


「今朝の“続きを”

聞かせてもらおうじゃないの?」


「続きって……

何を話せばいいんだよ」


俺が困惑を隠せずにいると、

関谷は小さく首を傾げた。


「ん? 何をって、

そりゃあ……なあ?」


そう言って、

周囲の男子たちに目配せする。


次の瞬間だった。


ガタガタガタッ――


俺の周囲の机が、

一斉に引きずられていく。


あっという間にスペースが作られ、


気づけば俺の机だけが、

教室のど真ん中にぽつんと取り残されていた。


……逃げ場がない。


関谷はその正面に立ち、

腕を組む。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。