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月影夜半  作者: 夜半堂
2/12

*月影夜半* 登場人物

月影つきかげ 夜半よは


黒衣を纏う、怪異祓いの少年。

帝の命を受け、夜ごと都に現れる怪異を密かに斬っている。

感情を表に出すことは少ないが、誰よりも“人の悲しみ”に敏い。

静かな剣技と、月光のような術を扱う。


「……独りで泣くには、夜は長すぎる」



白妙しろたえ


没落貴族の娘。

妖を見る力を持つため、人々から気味悪がられていた。

明るく振る舞うが、本当は孤独を知っている。

夜半と出会い、止まっていた運命が動き始める。


「あなたは優しい人です。……たとえ、あなた自身が否定しても」



九条くじょう 清継きよつぐ


名門陰陽師。

若くして天才と称される存在。

怪異に情を向ける夜半を嫌悪している。

しかしその感情は、単なる軽蔑だけではない。


「情で刃を鈍らせるな、月影 夜半」



さく


夜半の前に現れる謎の妖。

少年の姿をしているが、正体は不明。

掴みどころがなく飄々としている。


「また、そんな死にそうな顔してる」

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