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セレネ、対外交渉案を書く

 セレネは、自分の私室の窓辺の机の前に座っていた。

 深夜、午前一時を少し過ぎていた。机の上の二本の蝋燭の小さな炎が、わずかに揺れていた。窓の外では、春芽月の末の細い月が王宮の庭の上に浮かんでいた。月光が、石造りの床に淡い白い筋を落としていた。セレネの私室は、静かだった。廊下の見張りの衛兵の足音さえ、聞こえなかった。

 机の上には白い羊皮紙の束が、置かれていた。まだ何も、書かれていない無垢な紙。その横に羽ペンと、インク壺。そしてセレネが、朝から書記官室のアルから借り受けてきた三冊の古い書類の束。一つは、ハーゲン帝国の公式外交記録過去二十年分の抄録。一つは、神崎玲のこれまでの帝国宰相としての公式声明の集成。そして最後の一冊は、ヴィスカルト皇太子の公式記録だった。

 (──殿下のお姿を、私は一度も見たことがない)

 セレネは、三冊目の書類の最初の頁を開いた。

 ヴィスカルト・バスタン・ハーゲン。三十四歳。現皇帝の長子。金髪、灰色の目。身長、六尺に近い。結婚歴、なし。過去に、一度婚約の記録があったが十八歳の時に破談。理由は、公式には記録されていない。

 セレネは長くその頁を見つめた。

 (──皇太子殿下。あなたは、どのようなお方なのですか)

 セレネは、過去に一度もヴィスカルトに会ったことがなかった。八年間、四大国の人質として過ごしていた間もヴィスカルトは帝都の皇宮の奥で父帝の影の中で動いていた。公式の場に、ほとんど姿を現さなかった。帝都の社交界でも宮廷貴族たちは皇太子を、「氷の人」と呼んでいた。冷たい、しかし明晰な知性。決して感情を、表に出さない。

 そして今朝稜から、伝えられた真相。

 (──皇太子殿下が、神崎宰相を暗殺しようとした。刺客を放った)

 セレネの右手が、羽ペンに触れた。しかしまだ書き始めなかった。

 (──あの冷たい、氷の人が。──なぜ)

 セレネは、十六歳だった。しかし八年の人質生活で、政治の基本的な構造を学んでいた。暗殺は、感情では動かない。暗殺は、構造的な必要性で動く。ヴィスカルトが、神崎を殺そうとした理由。それは、神崎が稜と手を結び千年の属国条約を対等な二国間条約に変えたからだけではない。もっと、深い構造的な理由がある。

 セレネの青い目の奥に十六歳とは、思えない静かな鋭さが宿った。

            ─── ─── ───

 セレネは、羽ペンを取った。

 インク壺に、ペン先を浸した。黒い、インクがペン先に少しずつ染み込んだ。セレネは、白い羊皮紙の最初の一行目にゆっくりと書き始めた。

 「対ハーゲン帝国、外交方針、草案」

 題名を書き終えた。

 セレネは、一度ペンを止めた。息を、深く吸った。そしてゆっくりと吐いた。蝋燭の炎が、セレネの息でわずかに揺れた。

 (──私は、今何を書こうとしているのか)

 セレネは、自分の右手のペンを見つめた。十六歳の自分の手。柔らかい、まだ若い指。この手で、これから書く一枚の紙が千年の属国の歴史を動かす可能性があった。セレネは、それを理解していた。

 (──私は、アウレリア王国の王女だ。母の真珠のネックレスを、受け継ぐ王家の女だ)

 母のことを思い出した。

 五年前、十一歳の時に母は死んだ。公式には、病死。しかし最近、稜とロッテが調べ始めたいくつかの資料からセレネは母の死がトレスト家の陰謀による毒殺だった可能性を察していた。まだ確信は、なかった。しかしセレネは、感じていた。母は。──ただ病で、死んだのではない。母は、千年の歪みに殺された。

 母の言葉が、蘇った。セレネが、九歳の時。母は、幼いセレネを私室に呼んで真珠のネックレスを見せながらこう告げた。

 「セレネ。──あなたはいつか王家の女として自分の結婚を選ぶ日が来るかもしれません。その時、覚えていなさい。女の結婚は時に政治の道具になります。しかし道具に、なるかならないかは女自身が決めることです。誰にも決めさせてはなりません」

 母は、微笑みながらセレネの小さな手を握った。

 「あなたの結婚を、政治の道具にすることを選ぶのはあなた自身です。親でも、兄でも臣下でもない」

 セレネは、十六歳の今母のその言葉の意味をようやく理解し始めていた。

 (──母は、自分の結婚を父との間でどう位置付けていたのだろう)

 父、ヴィルフレッド王と母エリナ王妃の結婚も元々は政略結婚だった。独立戦争の前、父がまだ王太子だった頃母は五家のある家の令嬢だった。両家の結びつきを、固めるための結婚。しかし結婚後、父と母は深く愛し合った。三人の子を、もうけた。レオン、アルデスそしてセレネ。

 (──母は、政略結婚を愛に変えた。──では、私はどうするか)

 セレネは、羽ペンを再び手に取った。

            ─── ─── ───

 セレネは、書き始めた。

 「草案の構造」

 「本草案は、対ハーゲン帝国の長期外交方針を三層構造で提示する。短期(一年以内)、中期(二年以内)長期(五年以内)」

 セレネの筆跡は、王女の教育を受けた丁寧な美しい角のある字だった。しかし普段の手紙や、日記の筆跡とはどこか違った。一文字、一文字慎重に書かれていた。まるで、一文字ずつ自分の覚悟を確認しながら書いているようだった。

 「第一層・短期(一年以内):神崎玲宰相との同盟強化」

 セレネは、書き進めた。神崎との定期的な、密書の交換。ブランの帝都滞在を、活用した情報網の構築。そしてアウリオンの王宮からの公式な、使者の派遣。使者は、半年に一度帝都を訪問し神崎と直接対話する。

 セレネのペンの音が、蝋燭の炎の下で静かに響いた。

 (──これは、現在の延長線上の施策。稜殿も既に考えておられる、範囲)

 「第二層・中期(二年以内):皇太子ヴィスカルト殿下との直接対話の場の設定」

 セレネのペンが、一瞬止まった。

 直接対話。ヴィスカルトと、誰が対話するのか。神崎ではない。神崎と、ヴィスカルトは既に敵対関係にある。暗殺の標的に、された直後の神崎がヴィスカルトと対話するのは不可能だ。稜も、ない。稜は、アウレリア王国の参謀としてヴィスカルトに会うのは立場的に難しい。レオン王でも、ない。レオン王が、ハーゲン帝国の皇太子に直接会うのは政治的に重すぎる。

 では、誰が。

 セレネの指が、羽ペンの柄を強く握った。

 (──私、だ)

 十六歳の王女。王家の女。神崎と、稜の両方と近くかつ王家としての公式性も持つ立場。暗殺未遂の直後の危険な、時期にヴィスカルトと会うことができる唯一の人物。

 セレネは、ペンを動かした。

 「対話者:アウレリア王国王女セレネ。または王家の若き女性、一名。対話場所:帝都ヴェルデンの中立的な会合場所。対話時期:二年以内の適切な、時期」

 セレネは、「王女セレネ」という自分の名前を紙の上に書きながら息が少し、浅くなるのを感じた。しかし手は、止まらなかった。

 (──十六歳の私が、三十四歳の皇太子殿下と対面する。──暗殺未遂の直後に)

 危険だった。しかしセレネは、その危険を理解していた。八年の人質生活で、セレネは暗殺の基本的な構造を学んでいた。暗殺は、感情では動かない。構造的な、必要性で動く。ヴィスカルトが、十六歳のアウレリアの王女を暗殺する構造的な動機はない。むしろ、王女を殺せばアウレリアとハーゲンの関係は決定的に悪化する。ヴィスカルトが、それを望むとは思えなかった。

 セレネは、ペンを進めた。

            ─── ─── ───

 「第三層・長期(五年以内)」

 セレネのペンが、また止まった。

 今度は、前よりも長い沈黙だった。蝋燭の炎が、わずかに揺れた。窓の外の月が、少し傾いた。時刻は、午前二時に近かった。

 セレネは、第三層の最初の一行を書く前に長く考えた。

 第三層に、何を書くか。長期、五年のスパンでアウレリアとハーゲンの関係をどう設計するか。

 セレネの頭の中に、一つの選択肢が浮かんでいた。その選択肢は、昨夜からセレネの胸の中で形を取り始めていた。今朝稜から、伝えられた真相を聞いた瞬間セレネはその選択肢が存在することを認識した。そしてこの十数時間、セレネはその選択肢を否定しようとした。十六歳の自分が、考えるには早すぎると。しかし否定しきれなかった。

 (──書くか、書かないか)

 セレネは、母の真珠のネックレスに指で触れた。母の最後の贈り物。

 (──母。──私は、今道具になろうとしているのでしょうか。それとも、道具になることを自分で選ぼうとしているのでしょうか)

 答えは、出ない。しかしセレネは、書くことを決めた。

 書かずに、稜に草案を提出すれば稜はいずれその判断肢の存在に気づく。そして稜は、きっとセレネに「なぜ、書かなかったのか」と問うだろう。セレネは、その時答えられない。

 書く。書いて、自分がその選び肢を認識していることを明示する。稜の判断は、稜に委ねる。しかし私は、私の選択肢としてこれを提示する。

 セレネは、ペンを動かした。

 「第三層・長期(五年以内):アウレリア王国、王女セレネとハーゲン帝国皇太子ヴィスカルト・バスタン殿下との政略結婚を千年の属国関係の完全な新秩序への移行のための最終的な解決策の一つとして、提示する」

 セレネは、その一行を書き終えた。

 ペンが、紙から離れた。

 長く沈黙した。

 蝋燭の炎が、二本静かに揺れていた。セレネの右手は、ペンを握ったまま机の上に置かれていた。左手は、胸の母の真珠のネックレスに触れていた。

 (──私は、自分の結婚を政治の道具として紙の上に書いた。──十六歳で)

 セレネの胸の中に、何か重いものが落ちた。悲しみではなかった。後悔でも、なかった。それは、覚悟だった。王家の女として、生まれたセレネがいつか引き受けなければならない覚悟。その覚悟を、今夜十六歳で引き受けた。それだけのことだった。

 セレネは、窓の外の月を見上げた。

 (──母。──私は、あなたの教えを今理解しました。道具に、なるかならないかは私が決めます。──私は、道具になることを選びます。しかし道具として、使われるのではなく私が道具を使います。私の意志で)

            ─── ─── ───

 セレネは、草案の最後に一つの追記を書き加えた。

 「備考:本草案の第三層に、関する以下の歴史的、参照」

 セレネは、書記官室から借り受けた古い書類の束の一冊を開いた。アウレリア王国の千年の王家記録の抄録。セレネは、そこから一つの記述を探し出していた。四百年前のシビル女王。

 四百年前、アウレリア王国が内戦の危機にあった時代。シビル女王は、当時二十二歳だった。即位の直後、王家の分裂の危機に直面した。五家の有力な、当主たちがそれぞれ王位を主張していた。シビル女王は、自分の結婚を政治の道具として使った。最も、有力な五家の当主の息子と結婚した。結婚によって、王家と五家の結びつきが強化された。内戦は、避けられた。そしてシビル女王は、その結婚の安定の上に議会制度の下地を築いた。

 シビル女王は、生涯夫を愛さなかったと記録は告げる。夫も、シビル女王を愛さなかった。二人は、形式的な夫婦として三十年連れ添った。二人の間には、一人の息子が生まれた。その息子が、次の王になった。

 セレネは、シビル女王の記録を長く見つめた。

 (──シビル女王。──あなたは、夫を愛さなかった。しかしアウレリア王国を、守った)

 セレネは、その記述を草案の備考として引用した。「四百年前、シビル女王が政略結婚で王国の分裂を避けた。本草案の第三層は、その歴史的前例を参考にしている」

 追記を書き終えた。

 セレネはもう一つ追記を書き加えた。

 「備考・二:ヴィスカルト殿下の結婚記録」

 セレネは、書記官室から借り受けた三冊目の書類を開いた。ヴィスカルトの公式記録。

 結婚歴、なし。過去に、一度婚約の記録があった。相手は、ハーゲン帝国のある有力貴族の娘。しかし婚約は、ヴィスカルトが十八歳の時に破談になった。破談の理由は、公式には記録されていない。

 セレネは、その記述をじっと見つめた。

 (──殿下は、十八歳の時何かで婚約を破棄された。──なぜ)

 セレネは、その問いの答えを今夜得ることはできなかった。しかしセレネは、その問いを草案の備考として添えた。「ヴィスカルト殿下の過去の婚約破棄の理由は、不明。本件は、第二層の直接対話の場で殿下ご本人に確認すべき事項」

 セレネは、ペンを置いた。

 草案は、完成していた。白い、羊皮紙の三枚にびっしりとセレネの筆跡で書かれていた。短期、中期長期の三層構造。備考、二つ。全体の字数は、約二千字。

 セレネは、草案を静かに机の端に重ねた。

            ─── ─── ───

 セレネは、最後にもう一枚新しい羊皮紙を机の上に広げた。

 短い、一枚。

 セレネは、その一枚に。──ただ一行だけ、書いた。

 「私は、道具ではありません。私自身の意志で、立ちます」

 セレネは、その一行を書き終えた。

 ペンを、置いた。

 羊皮紙のインクが、まだ少し湿っていた。セレネは、それが乾くまで黙って見つめた。

 (──師。──これが、私の答えです)

 セレネは、その一枚を草案の一番上に重ねた。

 窓の外で、月がさらに傾いていた。時刻は、午前三時に近かった。王宮の廊下で、見張りの衛兵の交代の足音が遠く聞こえた。

 セレネは、蝋燭を一本吹き消した。もう一本の炎だけが、机の上で静かに揺れていた。

 セレネは、立ち上がった。草案の束を、両手で持ち上げた。三枚の草案。そして一番上の一枚の決意の書。

 セレネは、私室の扉を静かに開けた。廊下に出た。蝋燭の小さな炎を、手に持って廊下を歩いた。稜の書斎までは、二十歩ほど。

 稜の書斎の扉の前でセレネは、一度立ち止まった。

 書斎の扉の下から、わずかに光が漏れていた。稜はまだ起きていた。

 セレネは、扉をノックしなかった。代わりに、草案の束を扉の下の隙間に静かに滑り込ませた。稜が、朝起きて扉を開けた時に見つけるように。

 (──師。──夜明けに、お読みください。そしてご判断を、下さってください)

 セレネは、蝋燭を手に持ったまま静かに廊下を戻った。

 自分の私室に戻った。扉を閉めた。蝋燭を、机の上に置いた。残った、白い羊皮紙を一枚取った。新しい、羽ペンを取った。インクに、浸した。

 セレネは、今度は自分自身のために一行を書いた。

 日記の一枚。

 「今夜私は、王家の女として一つの覚悟を紙に書いた。──道具になる覚悟ではない。道具を、使う覚悟である」

 セレネは、その一枚を自分の日記帳の最新の頁に挟んだ。そして蝋燭を、吹き消した。

 部屋は、真っ暗になった。月光だけが、窓から白く差し込んでいた。

 セレネは、寝台に向かった。

            ─── ─── ───

 朝、稜は書斎の扉の下の隙間から差し込まれた草案の束を見つけた。

 扉を開けた。草案を、拾い上げた。机の上に、広げた。

 一番上の一枚を読んだ。

 「私は、道具ではありません。私自身の意志で、立ちます」

 稜は、その一行をじっと見つめた。

 次に、草案の本体を読んだ。短期、中期長期の三層構造。セレネの丁寧な、筆跡。政策の構造的な、整理。そして第三層の、「政略結婚」の一行。

 稜は、第三層のその一行を読んだ時一瞬息を止めた。

 (──十六歳の殿下が。──自分の結婚を、政治の道具として紙に書いた)

 稜は、椅子に座った。草案を、机の上に置いた。長く沈黙した。

 稜は、この十数時間のセレネの時間を想像した。十六歳の王女が、私室で一人蝋燭の下で自分の結婚を紙に書く夜。母の真珠のネックレスに、触れながら覚悟を引き受ける夜。その夜の重さを、稜は想像した。

 稜の胸の中に、深い何かが通った。

 (──殿下。──私は、あなたのこの覚悟を無駄にはしない)

 稜は、草案を再び最初から読み直した。そしてセレネの第三層の、「政略結婚」の一行の横に赤い羽ペンで、短く書き加えた。

 「保留。──ただし、殿下の覚悟は受け止める」

 稜は、書き加えたその一行を長く見つめた。

 朝の光が、書斎の窓から静かに差し込んでいた。春芽月の末の乾いた、金色の光。机の上のセレネの草案が、その光の中で静かに白く輝いていた。

 稜は、立ち上がった。草案の束を、両手で持った。そしてセレネに、直接返しに行こうとした。しかし一歩、歩いて止まった。

 (──いや。──殿下は、自分の意志で書いた。私が、今返しに行くのは殿下の意志を軽んじることになる)

 稜は、草案を机の抽斗に静かにしまった。書斎の窓辺に、立った。外の庭を見た。セレネの私室の窓が、見えた。まだ閉まっていた。セレネはまだ眠っていた。

 (──殿下。──夜明けのあなたの覚悟を、私は受け取りました。返事は、あなたが目覚めた後直接お伝えします)

 稜は、窓辺で長く立っていた。

 そして静かに呟いた。

 「殿下。──私は、今からあなたを王女としてではなく参謀の同志として接します」

 朝の鐘の坂の六時の鐘が、遠く鳴った。

 アウリオンの王宮の朝が、静かに始まっていた。

 稜は、草案の束をしまった抽斗をもう一度開けた。一番上の一枚を、取り出した。「私は、道具ではありません。私自身の意志で、立ちます」。その一行を、もう一度読んだ。

 稜は、その一枚を草案とは別に自分の革の手帳の最初の頁の裏に挟んだ。

 革の手帳は、稜が異世界に来てから二年半肌身離さず持っていた最も大切な手帳だった。その最も、近い場所にセレネの十六歳の覚悟の一枚を稜は置いた。

 朝の光が、書斎を金色に染めていた。

 春の花の淡い香りが、窓から流れ込んでいた。

ついにセレネが自分の意志で動き始めました。

16歳の少女が深夜に一人で対外交渉案を書き上げる場面、書きながら手応えを感じました。

特に、政略結婚を自分から「政治の道具」として書き加える覚悟。ここを書きたくて、ずっと第二部を温めてきました。

次回は、ロッテの家での温かい食卓です。

息抜きの回ですが、実は重要な伏線が一つ仕込まれています。

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