いのちだま
最終エピソード掲載日:2026/04/12
人は誰もが、「いのちだま」と共に生まれてくる。
手のひらに収まる球体は、その人の命そのもの。成長や健康状態によって姿を変え、やがて砕け散る。それが、この世界の命の終わり。
本来、いのちだまは一人に一つ――交換不可能とされていた。
しかし、命を救いたいという願いは禁忌を破り、やがて“他人のいのちだまを奪う”事件が相次ぐ。
混乱の末、国が導入したのは「バディ制度」。
健全な者と病める者がいのちだまを共有し、命を支え合う仕組みだった。
小学生の誠也は、ある日突然「バディ」として少年・航と引き合わされる。
病弱だった航は元気を取り戻す一方で、誠也の身体にはわずかな異変が生じ始める。
やがて成長するにつれ、誠也は疑問に思う。
――なぜ、自分が助けなければならぬのか。
これは、命を分け合う世界で、
愛と倫理、正しさの狭間で揺れ動く、人間たちの物語。
手のひらに収まる球体は、その人の命そのもの。成長や健康状態によって姿を変え、やがて砕け散る。それが、この世界の命の終わり。
本来、いのちだまは一人に一つ――交換不可能とされていた。
しかし、命を救いたいという願いは禁忌を破り、やがて“他人のいのちだまを奪う”事件が相次ぐ。
混乱の末、国が導入したのは「バディ制度」。
健全な者と病める者がいのちだまを共有し、命を支え合う仕組みだった。
小学生の誠也は、ある日突然「バディ」として少年・航と引き合わされる。
病弱だった航は元気を取り戻す一方で、誠也の身体にはわずかな異変が生じ始める。
やがて成長するにつれ、誠也は疑問に思う。
――なぜ、自分が助けなければならぬのか。
これは、命を分け合う世界で、
愛と倫理、正しさの狭間で揺れ動く、人間たちの物語。