↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
6/11

6話 固有スキル


ーー城塞都市アープル、騎士の宿場にて


 ステイガードに簡単に挨拶をした俺は、ニーナに連れられて城塞都市アープルの壁の外にある騎士の宿場へとやって来ていた。


 『ガチャ』

 「さぁ入ってメイナード、ここが今日から貴方の部屋よ!」


 ニーナは少し古びた宿場にある一室の扉を開けてそう言った。


 「へぇ、結構広いんだな」

 「まぁね、皆んなここで身体を鍛えたりとかもするから広く作られてるのよ」

 「なるほどね」

 『ドサッ』


 俺は置いてあるベットに自分の荷物一式と、聖剣を置いた。


 「じゃああとは夕飯までゆっくりしててね、そこで今後の事とか色々話しましょ!」

 「おう!」

 「じゃあまたね!」

 『バタン』


 ニーナはそう言うと扉を閉めてどこかへ行ってしまった。

 なんかニーナの奴、可愛くなったが気がするな。

 昔はそんなに意識とかしなかったけど、今はなんかこう気になってしまう。

 ま、別にどうこうするわけでもないけど。


 『おい使い手よ、さっそく外に行くぞ』

 「え?なんだよそれ、夕飯までゆっくりしてようぜ」

 『ならん、使い手に色々伝えたい事もあるし何よりお主を鍛えたい』

 「いいよそんなのあとで」

 『良くないぞ、言うことを聞かないのであれば、また"人身掌握"を使うぞしかも今度はニーナに告白してやる』

 「お、おいお前、何言ってんだよ!迷惑だろいきなりそんな事したら!」

 『嫌なら従え使い手よ』

 「くっ、夕飯までには帰るからな」

 『スッ』


 俺は渋々聖剣を背負い自分の部屋を出た。


ーー騎士の宿場近くの森にて


 『よし、ここなら良いだろう』

 「それで伝えたい事って何だよ聖剣?」

 『うむ、使い手よお主スキルについてはどこまで知っている?』

 「え、15歳くらいの時に覚醒する異能力って事くらいしか知らないけど?」

 『……なるほどほぼ何も知らないのだな、では1から説明してやろう』

 「い、1からって……」


 逆にスキルって異能力である事以外に何かあるのかよ。


 『まずはスキルの種類についてだが、いいか使い手よスキルには、解放型スキルと常時解放型スキルの2種類がある』

 「え!そうなの」

 『うむ、ちなみにお主が開花した最上位スキル"辺境聖騎士"は常時解放型に分類される、そしてここからが本題だが、常時解放型スキルにはさらに固有スキルというものが存在しておる』

 「固有スキル……」

 『私が前にゴブリン共に使ってみせたのがそれだ』

 「ゴブリンを一気に削ったあれか!」

 『左様、そしてその固有スキルを使うには精神エネルギーが必要になる』

 「精神エネルギー……」


 なんかそれ、俺が聖剣を重がってる時にも言ってたよな。


 『ここで悲しい知らせだが、使い手の精神エネルギーを勝手ながらに計らせてもらったが、30ほどしかなかった』

 「30!?ちなみに聞くけど、その数字って低いの?」

 『世界最低値だろうなおそらく』

 「ひ、低すぎるだろおお」

 『ガクンッ』


 そうして俺はそのまま地面にへたり込んでしまう。


 『だが安心せよ使い手様、精神エネルギーはその者の覚悟によって激しく変動する、つまりまだ伸びる余地はあるのだ』

 「ほ、本当か!」

 『うむ、そしてこれから使い手様にはせめてこの私(聖剣)を持てるくらいにはなってほしい』

 「お、おう」

 『てなわけで特訓を始めるか!』

 「えー、面倒くさいよ」

 『たわけ!せっかくこの私(聖剣)に選ばれたのだからしっかりせい!』

 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。