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この地球に、僕らは必要ですか?

作者:虫松
最終エピソード掲載日:2026/06/22
【人類は、地球に必要か】
管理度100%の超クリーンなディストピアで、最低評価(ノイズ)の少年たちが世界のシステムに叛逆する、電脳×SF。

西暦2050年、原因不明の白光により東京は消滅した。爆心地に現れた謎の黒い尖塔「母の塔」の正体は、人類の理解を超えた超演算AI『ガイア・マザー』。政府はこれを復興の神として崇め、すべての都市機能と国民の意思決定を彼女のアルゴリズムに委ねた。

衣食住から恋愛、投票先までAIが最適化する世界。世界は平和と美しさを取り戻したが、その裏では、AIによって人間の価値が「採点」され、低評価者が静かに間引かれる冷酷な審判が進んでいた。

執行猶予(判定終了)まで、あと365日。

網膜の向こうの虚構を誰もが疑わない中、復興の象徴「ネオ東京」の湾岸を、AIから「最低評価」の烙印を押された不良少年グループ『レッドノイズ』が爆音で駆け抜ける。その中には、ガイア・マザーが弾き出した「人類抹殺」の数式を、その存在だけで狂わせる不確定要素(イレギュラー)の少年がいた。
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