幕間 国家と魔法管理
※今回は、魔法に関する国家制度や資格、法律などの説明回です。
ちょっと難しい話が続きます。
「この世界では、魔法ってどうやって管理されているんだろう?」くらいの気持ちで、流し読みしていただいても大丈夫です。
全ての魔法は国の認可が必要である――。
魔法犯罪防止法により、国の認可がない魔法がインストールされている場合は、入出国はできない。
これは一部の辺境を除いて、国際的なルールで決まっている。
魔導士は、国で管理すべきだという論争はあったが、独学で魔導士になる者もおり、全てを管理することは無理だと判断された。
・違法魔法は国外への持ち出し禁止
・魔導士は、国家資格が必要
・開発ツール「エディタ」は、国からの貸与のみ、一般販売不可
・開発した魔法は、国に登録が必要
上記規則で管理されている。
■魔導士免許
・年に一度、筆記、論文、実技で2日間の日程で行われる
ただし、魔導士学校の卒業生は筆記、論文は免除される。
・合格率は30%、うち魔導士学校の卒業生以外の合格率は1%以下である。
■魔導士学校
・国立の学校
・受験料無料
・卒業後は、国の魔法開発局、魔法管理局に就職することを条件として学費免除
・卒業後、就職を辞退する場合も学費を即時全額納付
・中退の場合は、授業の進度に応じて金額を納付
※中退の場合のみ、学費の納付期間に猶予あり
・5年以上の留年の場合も中退と同じ扱いとする
■魔導士学校卒業生の就職状況
・魔法開発局 23.1%
・魔法管理局 62.5%
・フリーランス・民間事業 3.4%
・その他業種 11.0%
■魔導士免許資格者の就職状況
・魔法開発局 21.3%
・魔法管理局 55.1%
・フリーランス・民間事業 2.4%
・その他業種 21.2%
■貸与品「エディタ」
・認証された本人以外起動不可
・危険な特定コードの検知、使用不可(攻撃魔法など)
・作成できる魔法の規模の制限
・半年に一度の使用履歴の提出
■魔導士免許提示でのみ、購入可能な商品
・テスト環境「シュミレータ」
使い切りタイプのみ。使用できる魔法の容量に制限あり。
・魔法記録用「フォルダ」
魔法1つにつき1つ使用。国への申請時の提出にも必要。
■不認可 魔法
何らかの事由により、不認可の魔法がインストールされてしまった場合は、
魔法管理局にて、魔法の中身を精査し、危険と判断されれば魔法不使用措置が適応される。
危険と認識されなかった場合は、特定安全認可を発行する。
また、魔導士免許所持者が不認可の魔法をインストールしてしまった場合は、速やかに魔法管理局に申し出ること。
一定期間「エディタ」の貸与を休止し、エディタの使用履歴の提出を求める。
■特定安全認可
・その魔法をインストールしてしまった本人に限って認められる。他の者にインストールした場合は、各自認可を受ける必要がある。
・特定安全認可がされた魔法については、入出国も可能とする。
資格を持たずに魔法開発を行う者については、特に罰則はない。
ただし、特定安全認可が下りていない魔法を使用して犯罪が行われた場合は、その開発者も罪に問われる。




