↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アルフォンスは魔導士ではなく、猫である  作者: 猫のアミーゴ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
34/61

幕間 アウロラ聖教国

※幕間です。


本編の合間に挟まる寄り道のようなお話です。

読まなくても本編の理解には影響しませんので、気が向いたときにでもどうぞ。


無理して読む必要はありません。

猫たちもそう言っています。

アウロラ聖教国は、建国の経緯が特殊であったため、さまざまな面で他国とは異なっていた。

初代アウロラの考えを元に、浄化の旅を続けていたアウロラ教徒たちは、長い年月の中で、次第に見返りを求めるようになっていった。

そしていつしか、浄化魔法はアウロラ聖教国にとって、一つの商売となっていた。



アウロラ教には、戒律らしき戒律はない。

結婚も飲食も、賭博すらも禁止していない。

唯一の決まりは、聖人や聖女が現れた場合、アウロラ聖教国に迎え入れること。

それだけだった。



初代アウロラは、ただただ中立であることによって、世界の浄化を願っていた。

しかし、アウロラ以外に浄化魔法を作ることができる魔導士は、彼女の晩年まで現れなかった。

そのため、聖教国のみならず、世界中が浄化魔法を作ることのできる魔導士を求め、必死になった。

その結果、聖教国では、浄化魔法を作ることのできる魔導士を聖人、聖女と呼ぶようになった。

そして、聖人聖女を確保することが、唯一の教義となったのだ。



現在の聖教国は、五人の枢機卿によって統治されている。

枢機卿ごとに司る役割が決められており、それは以下の五つであった。


・国内における聖人聖女を護り、育てること

・聖人聖女を探索すること

・浄化魔法を途絶えさせないこと

・聖教国の中立を守るための武力を保持すること

・浄化魔法の派遣を管理すること


枢機卿の役割は、やがてそれぞれの派閥へと変わっていった。

そして、その派閥もまた、次第に枢機卿の身内で固められることが多くなっていった。



アウロラ聖教国には、建国以来、アウロラ教徒以外の者は存在しない。

交易のために一部の区画を商人へ開放しているものの、それ以外の場所は完全にベールに包まれていた。

また、国民すべてに対する教育も徹底されていた。

「聖人聖女はアウロラ聖教国へ帰すべし。浄化魔法はアウロラ聖教国が唯一であるべし」

そのため、アウロラ聖教国以外で唯一、自国で浄化を行っているカタリナ王国とは、相容れない関係であった。

他国に対しては、武力行使を担う聖騎士団と、聖人聖女を探索するための拠点として、各国に聖教会を置いた。



聖教国の食料自給率は、100%である。

建国当初は食料を輸入に頼っていたが、食料と引き換えに浄化魔法の開示を迫られることがあってはならない。

そう考えた当時の枢機卿が食料自給を強く推し進めた結果、現在の聖教国は食料を完全に自給できるようになった。

職業の割合は、食料生産が50%、製造業が5%、聖騎士団が20%、教団従事者が25%となっている。



聖教国の名目上のトップは聖人聖女であった。

しかし、実質的には五人の枢機卿を頂点とし、主に以下の命令系統によって組織されている。



【聖教会】

司祭長

 ↓

司祭

 ↓

神官

 ↓

神官見習い



【聖騎士団】

騎士団長

 ↓

騎士団長補佐

 ↓

騎士

 ↓

騎士見習い


各国に置かれた聖教会には、その国の教団活動を統括する司祭長が置かれている。

また、聖人聖女の探索を目的として、聖騎士が常駐している。

なお、実際にはこのほかにも細かな役職や役割が存在するが、ここでは割愛する。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!


楽しんでいただけましたでしょうか?


面白かった、続きが気になると思っていただけましたら、ぜひ☆やブックマークで応援していただけると嬉しいです!


感想などもいただけると、とても励みになります。


これからもよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。