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突然姫って言われても困ります! 作者:*まるこ*(改名しました)

本編

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精霊と魔法

スマホの方読みづらいですよね、すみません。
どうやったら読みやすく投稿できるのか…

これは一体どういうことでしょうか?


なんかつい最近もこんな気持ちになったことがあったような気がするけど、
今はそんなこと言ってる場合じゃない。


私たち、襲われてます。

あからさまに「僕達怪しい人ですっ!」
て感じの黒ずくめ集団に馬車を囲まれたと思ったら、
いきなり騎士のみなさんと戦闘開始。

ロードさんに「刺客か…!ティア様はそのまま中に!」
とか言われちゃったから、馬車の窓からこっそりと覗いてみる。

おお。
さすが実力主義・セレスティナの騎士のみなさん、強い強い。
フィリスさんは剣、ロードさんは槍を手に目にも止まらぬ速さで
黒ずくめさんたちを倒していきます。

感心していると、
死角に潜んでいた黒ずくめさんが馬車のすぐ傍まで来たので
私も馬車を降りて対峙してみました。
馬車に火とかつけられたらイヤだし。

それに気づいたロードさんやフィリスさんが戻ってこようとするけど
それよりも私が術を発動させるほうが早そうです。
魔力を集中させると、それに合わせて腰近くまである髪が
風を受けたようにふわりとなびく。
あとは『力ある言葉』を唱えるだけ。
「風の波。」


「ぎゃあ!!?」

どごぉん!!!!!


私がかざした右手から放たれた圧力波によって、
黒ずくめは思ったよりすさまじい音で吹っ飛んでいって、
仲間をまきこんで爆発した。

いや、爆発は私のせいじゃないですよ。
たぶん爆発物を持っていたのが吹っ飛んだ衝撃で作動しちゃったんですね。可哀想に。


それを見て一瞬呆気にとられていた騎士さんたちですが、
気を取り直し、残党をやっつけてくれました。

黒ずくめさんの山ができたところでこちらに戻ってきたロードさん。
「姫様、先ほどのは…ずいぶん簡略化されていましたが、
精霊魔法ですか?」

普通は魔法の呪文や魔法陣で精霊に働きかけて初めて魔法が発動する。
魔法陣も書くことなく、ましてや呪文すら唱えない私は
かなり異質に見えただろう。

「そうです。いちおう精霊王と契約しているので。」

「せ、精霊王と、契約…!?」
騎士さんたちは真っ青で、若干ひいている。
酷くない?結構契約するの大変だったんですけど。

素質があれば精霊は魔力がなくとも見ることは出来る。
精霊魔法を使うには、精霊に魔力を渡して
「精霊さんこんにちは。お力借りたいんですけどいいですか?
こんな風にお願いします。」
みたいな細かい呪文のやりとりをする。

ただ、そのへんの精霊だと気まぐれなので
いいですか?の段階で「イヤだ!」とお断りされる可能性だってある。
なのできちんと契約して常に力になってくれる精霊がいると
精霊魔法使いは安心なのだ。

そんな中で、精霊たちの一番トップ・王との契約となると、
そんな心配も、細かい呪文のやりとりも必要ない。

精霊王は自分が契約した相手に自分の一部を宿し特別な庇護を与えるため、
頭の中で思い描いて力ある言葉に魔力を必要なだけ込めると
精霊魔法を使うことが出来る。


そう説明すると、
「大したものだね…」とフィリスさんはため息混じりに言ったけど、
ロードさんやディエゴさん達からは、
「精霊王の契約者がいたとは…」と賞賛の目で見られた。テヘ。

実は、私は世界を構成する要素のうち風だけでなく
水・火・木の精霊王と七歳の時に契約している。

契約には魔力の大きさはもちろんのこと、
賢く、心が清らかで豊かであることが条件になる。
さらに精霊王との契約とまでなると、
試練がいくつもあり、大の男でも悲鳴をあげる厳しい道のりだ。
私も何度死にかけたことか。

しかもたとえば相反する火や水の精霊は仲が悪かったりするから
いくつもの精霊と契約するのって、本当はできないんだよね。

まぁこんなこと言う必要もないし聞かれてないから言わないけど。
それに、今の黒ずくめ・刺客たちが来たことにより、
ちょっと思ったことがある。

裏切り者がいたくらいですから、
よくわかってないけど王位継承権を持つ私が戻ることを
快く思っていない臣下の一人や二人、いるだろう。

果たして、私にとって王宮内で味方は誰なのか?

その味方がわからないうちは、あまり手の内を明かしたくない。
ってことでこの話はおしまい。

「で、さっきの黒ずくめたちは誰からの刺客かわかってるんですか?」

「えぇ…目星はつきます。
それにしても、刺客をこんなに堂々と送り込んでくるとは…」

誰、とは言わなかったので聞かないでおく。
今後は移動方法を馬車から目立ちづらい馬に変えることだけ決め、
今日のところは宿屋で一泊することに。

とりあえず一番大きい宿屋までやってきたけれど、
近々お祭りがあるとかで、宿の中は旅行客でいっぱいだ。
ロードさんが代表して受付に行っている間、おとなしく壁際で待機です。

ところが何か問題が起こったようで、
受付で話し込んでしまったロードさん。

何事かと私達も傍に寄っていく。


え、
何かいま、空きが2部屋しかないって聞こえたけど大丈夫?
読んでいただき、ありがとうございます。

自分で言うのもなんですが魔法の設定がややこしいです。
わかりやすいの思いついたら今後変動していく気がします(笑)

しかもこのお話、最初全然違う流れだったんですが、
せっかくなのでここからちょっと
ベッタベタな展開にしてみることにしました。
ベタって心地よいですよね。
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