77 フララと体力作りと勉強
神達を迎えてから暫くゆっくりと時は経ち4月も終わりに近づいた。建設記念日は神達を迎えた4月10日に決まった。その間に服飾工房の人達はまた徹夜をして神楽京に相応しい服を作り上げたがな。様々な服が皆に届けられ父様達は皇族に相応しい服になり神職の皆もそれに相応しい格好になり各々皆の服装が変わった。私は動きやすい格好をしてるがな。冒険者チームはダンジョンに潜るか話し合いをしていたぞ。
私はフララと体力作りと少しの勉強を開始した。家の周りをただ走っているだけだが3歳だからか疲れるのが早いぞ。体力はあるはずなのにだ。まぁ、始めたばかりなので限界までは頑張っている。体力がつかないと剣術や魔法の練習を出来ないからな。
「この世界はアイノルン様とユグドラシルで世界は管理されています。ユグドラシルが何処にあるのかは神しか知らない事です。ユグドラシルには神が強い結界を張っているので悪用は出来ません。魔獣はユグドラシルから創られており倒しても全滅する事はありません。多種族ですが魔族の他にドワーフやエルフや竜人や獣人がいます。魔族や竜人やエルフは千年、万年単位で生きます。ドワーフや獣人も百年単位千年単位で生きます。魔力の多い人間も普通の人間より長生きです。どの多種族もプライドが高く汚れた人間には近づきません。それにどの多種族にもハーフが存在します。魔族は言った通り血を分け与えて同じ魔族にします。竜人と獣人は番がいる見たいでその人物と会ったら分かる様です。ドワーフは怪力でお酒が大好きな種族です。エルフは綺麗な魂の持ち主達に惹かれる傾向があります。エルフ、竜人、魔族、獣人は結婚して結ばれるとその相手と同じくらいに生きます。地図を見て頂ければ分かると思いますがこの世界で1番大きな国はハイスヴァルム帝国です。西側や北側や南側に国はあり東側には森や無人島が多いです。南のハイスヴァルム帝国より下の国々の上には砂漠がありオアシスがあります。南は暑いので水魔法を持った者が優遇されがちです。大体の国々は真ん中に寄っており人間達が暮らしています。女性が少ない世界なので女性優遇の世界なのは知っているでしょうが王族、貴族も優先されます。どの多種族も一途なので人間みたいに他に女性を作る事はありませんよ」
「つがいってむこうがそうでもこちらもそうだとかぎらないよね?」
「えぇ、そうですが会った瞬間に惹かれ合う事が多いですよ。それに多種族もドワーフを抜かしてどの多種族も美形揃いですから人間の女性達は惹かれるでしょうね」
「ふーん。わたしはあったしゅんかんにひかれることはないとおもうけど。みなみはやっぱりあついんだね。みずもかくほするのがたいへんそう!」
「えぇ、水はオアシスから手に入れていますよ。後は水魔法持ちですね。特別扱いですから水魔法持ちは水を高値で売ったりしていますね」
「うわ!さいあくだ!このせかいはなんでじょせいがすくないの?」
「大昔は違いましたが少し前から女性が産まれにくくなっており女性優遇の世界となりました。女性が産まれにくいのは何故だか分かってはいません。後は奴隷制度ですが普通は犯罪者や借金を重ねて奴隷落ちになりますが近頃は悪い組織が何もしてない人間や多種族達を誘拐して強制的に奴隷落ちさせています。大体そういう者達は闇市で取り引きされます。普通の犯罪奴隷や借金奴隷は奴隷商がいて売り買いされています。闇市では普通に売れない物も売られていますよ。この世界はかなり遅れているのでしょうね。今迄は手紙でのやり取りしか無かったのですが通信機が出来ましたからね。随分楽になったと思いますがまだまだ遅れている事は事実です。王族、貴族優先でしたので誰かが発展させようとは考えなかったのでしょうから」
「あるいみたみたちのほうがふべんさをしってるからはってんさせようとおもうだろうね。ちしきがあればにかぎるけど!」
「えぇ、民達も従うしかない世界ですから知識がありませんから発展させようとは考えないでしょうね。大体は魔法頼りになってしまっていますから。魔法も民達は1〜3個、王族、貴族は3個位ですからね。人間達は。魔力も多種族より弱いですから魔人の存在が明らかになれば誰もが魔人になろうとするでしょうね」
「だよねー!にんげんってよくばりだから!せんそうになりそうだけどね?」
「えぇ、必ず争いになるでしょうね。人間が力を持つ事が許せない多種族も動くでしょうから。元々持って産まれた魔力なら多種族も認めるでしょうが。魔人と言う名前もまずいと思います。魔族と関わりある人間達だと多種族は思うでしょうし魔族達は人間が魔人と名乗って魔族の様になってる人間達が力だけあるのを許さないでしょうから。聖女の事もまた魔族を倒せる光魔法の使い手だとどの多種族も思うでしょうから顔が公になればあの女も狙われるでしょうね。いろんな意味で。それにダンジョンを定期的に間引かない国々では魔獣が溢れ出す事になるでしょう。どんどんダンジョンは成長していくでしょうし創られていくでしょうから」
「めんどくさい!かかわりたくないよねー?」
「えぇ、関わらないでいきましょう。魔法は無、火、水、土、風、火、闇、氷、雷です。他に生活、空間、転移、契約、重力、精霊、付与、結界、幻影、創造、召喚、時間、神聖等がありますが普通の属性以外は稀なので使える事が分かれば狙われます。スキルは人それぞれ違うでしょうが皆を見ていて気が付いたんですがステータスの事を知らないのでは?と考えました。教皇達の記憶は朧げにしたので神から泉で魔人になり力が強くなったとは思うでしょうがそれ以外は覚えていないでしょう。皆が狙われる事になるのは駄目だと思ったので今迄報告した物から教会の人間だった事やウラース都市に人が住んでいた事は消し去りましたから。でないとカグナルとシーナと私は狙われる事になりますからね。長達の記憶も朧げなはずです。それに念の為言えない様にはしときましたから」
「それはたすかる!ありがとう!」
「この神楽京は違う神が存在していますし力もユグドラシルからでは無くなったので世界と切離れているのかも知れません」
「そうだよねー?かみさまたちとあまきらさくらからだからー!」
「えぇ、いざとなれば世界を移動する事になりそうですしね。貴族の礼儀作法等は勉強しなくても良いでしょうし世界の歴史や魔法等も大体は分かっているでしょうから勉強する必要はありませんね。他の事は本から学びましょう。私も地球の知識はまだまだ足りてませんから一緒に学びましょう」
「うん!まじゅうはどんなのがいるの?」
「分かっている魔獣はスレイプニルは見ましたよね?その他に植物系や死者や亡霊系や鳥系や竜系や爬虫類系や哺乳類系や両生類や魚類系や甲殼類や動物系や人型系やゴーレム系や恐竜系や虫系やモンスター系やスライム等様々いますよ。ダンジョンには入った事がないのでどんな魔獣がいるのかは想像出来ませんがね。ユグドラシルが創り出しているので世界にはまだ知らない様々な魔獣が沢山いると思います」
「うげ!やなんだけど!」
「後は神獣もいますよ。また神獣も貴重なので悪い奴らに狙われます」
「それはさいあくだ!へんなにんげんしかいないのっておもわさる!」
「えぇ、普通の人間達も澄んだ魂の人間もいますがシーナが会った人間達は変な人間達ですからね。この場にいる皆は澄んだ魂の持ち主ですから貴重ですね」
「なんかかかわらないのがいちばんのようなきがするんだけど!だんじょんははいってみたかったけどまじゅういやだなー!」
「関わらなくて良いですよ。魔獣やダンジョンについてはもう少し大きくなり戦える様になってから考えれば良いと思いますよ」
「そうだね!せいめいのいのちうばったことないからなんともいえないけど。たたかえるひとたちすごいね」
「そうですね。冒険者や騎士達は凄いと思います。シーナは地球から来たので仕方ないと思いますよ」
「ちきゅうのにほんでもむかしのひとはたたかってたんだけどね。それでわたしたちがくらしていけるようになったのだからむかしのひとはすごいとわたしもおもうよ」
「それはそうですね。この世界は自分で戦わないと此方の命が奪われてしまう世界ですから。地球の日本みたいに穏やかではありませんから覚悟が必要になるでしょうね」
「うん。そうだろうね。まじゅうとそうぐうしていのちがとかかんがえてたらこっちのいのちうばわれるだろうから。たしゅぞくもどうなのかわからないしね。みんななかよくなんておもってたらこちらがいたいめをみるだろうからそのへんのかくごはしているよ!かぐらきょうとみんなをまもるいしはあるから!」
「そうですね。私も一緒に戦いますからね」




