登場人物
登場人物
◆ 三匹のこぶた
① 藤原 蓮
14歳/中学二年生
明るく、人懐っこく、誰とでも話せる少年。
クラスのムードメーカーで、先生からも「調子のいい奴」と思われている。
勉強は中くらい。運動も中くらい。
何事にも、
「まあ、なんとかなるって」
と笑って済ませようとする。
しかし、本当は人一倍周囲の目を気にしている。
嫌われることを恐れ、相手に合わせる癖がある。
童話でいう「わらの家」。
軽くて柔らかい。
簡単に作れるけれど、風にも弱い。
ただし、蓮には三人の中で唯一、
「人を自分のところへ連れてくる力」
がある。
物語の中で、三人を最初につなぐ人物。
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② 木村 樹
14歳/中学二年生
真面目で努力家。
サッカー部所属。
朝練にも休まず参加し、勉強も毎日欠かさない。
「努力した分だけ、ちゃんと前に進める」
と信じている。
責任感が強く、頼まれると断れない。
その一方で、自分にも他人にも厳しい。
努力しているのに結果が出ない人を見ると、どう声をかけていいのか分からない。
童話でいう「木の家」。
わらより強い。
でも、まだ完全ではない。
樹自身も、
「頑張れば何とかなる」という考え方だけでは越えられない壁
にぶつかる。
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③ 石田 岳
14歳/中学二年生
成績優秀。
無口で冷静。
人付き合いが苦手で、休み時間も一人で本を読んでいることが多い。
何事も先に最悪の可能性を考える。
「それ、本当に必要?」
「失敗したらどうする?」
が口癖。
三人の中では最も現実的。
童話でいう「レンガの家」。
慎重に時間をかけて、自分を守る壁を作っている。
しかし、その壁は外からの風を防ぐ一方で、
中にいる岳自身を外の世界から隔ててしまっている。
蓮とは正反対の性格だが、物語が進むにつれて互いに影響を与えていく。
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◆ 三人を取り巻く人物
④ 白石 美咲
14歳/三人のクラスメイト
明るく、しっかり者。
学級委員。
蓮とは小学校からの知り合い。
蓮の「いつも明るい」という表面だけでなく、その裏側にも気づいていく。
物語の中では、単純な恋愛相手ではなく、
三人の関係を客観的に見つめる存在。
ただし、後半では彼女自身にも大きな悩みが生まれる。
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⑤ 神谷 直人
15歳/中学三年生
サッカー部の先輩。
樹が尊敬している人物。
才能にも恵まれているが、努力も惜しまない。
一見すると完璧な先輩だが、進路をめぐって悩んでいる。
樹にとっての、
「努力の先にある未来」
を象徴する人物。
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⑥ 高橋 玲奈
14歳/三人のクラスメイト
SNSに詳しく、クラスの情報が集まる中心人物。
悪意のある子ではない。
むしろ本人は「面白いことを共有しているだけ」のつもり。
しかし、何気なく投稿した一言が、三人の関係を大きく揺らすことになる。
現代版「狼」の一つを象徴する人物。
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⑦ 三浦 恒一
14歳/蓮のクラスメイト
蓮とは仲が良い。
しかし、蓮とは違って、自分の意見をはっきり言うタイプ。
蓮が周囲に合わせていることを見抜いている。
物語中盤で蓮と衝突する。
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⑧ 石田 恒一
岳の父親
合理的で厳格。
岳に高い成績を求めている。
「将来困らないために、今頑張るのは当然」
という考え方。
悪い父親ではない。
むしろ岳を心配している。
ただ、岳が本当に何を望んでいるのかを聞くことができていない。
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⑨ 藤原 由美
蓮の母親
明るく、おおらかな性格。
蓮とはよく話す。
しかし、蓮が家では学校の話をほとんどしないことを心配している。
蓮の「わらの家」の内側にあるものを知る人物。
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⑩ 木村 真紀
樹の母親
樹の努力を誰よりも認めている。
結果よりも、
「毎日ちゃんとやってるじゃない」
と言ってくれる。
樹が挫折したとき、重要な言葉を与える人物。




