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舞夢  作者: Show
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第七章 揺らぎの頂点、世界の選択

生駒山の稜線は、夕刻の光を受けて淡く揺れていた。

その静けさとは裏腹に、山頂に設置された巨大な宇宙受電ドームは、かすかな赤い脈動を放っていた。

都市の呼吸が乱れるときにだけ現れる、あの独特の〝ざわめき〟。

舞夢は庁舎の窓からそれを見つめ、胸の奥に小さな痛みのような違和感を覚えていた。

「……生駒山、落ち着いてない」

誰に向けたわけでもない呟きだった。

だが、その直後、庁内の緊急アラートが鳴り響いた。

《生駒山宇宙受電所にてシステム障害発生。詳細確認中》

舞夢は息を呑んだ。

ただの障害ではない。

都市の深層で、もっと大きな〝何か〟が動いている。

現地からの第一報は、想定を超えていた。

● 受電ドームの誘導電波が一時的に途絶

● 量子中枢核との同期が乱れ、赤外線レーザーの位相が不安定

● 送電システムの一部が自動保護モードに移行

停電には至らなかったものの、これは〝偶然の乱れ〟ではない。

舞夢は報告書を読みながら、胸の奥に広がるざわつきを抑えられなかった。

「……これは、前にも感じた……あの時と同じ」

久遠課長が舞夢の席に駆け寄る。

「琴平さん、状況は見たか? 生駒山だけじゃない。世界中の宇宙受電所で同じ障害が起きている」

「世界中……?」

「そうだ。誘導電波が一時的に途絶えた。短時間なら復帰できるが、長時間の停波は……」

舞夢は言葉を継いだ。

「……送電が止まる。宇宙発電所の仕組み上、そうなる」

久遠課長は重く頷いた。

「畿央都は宇宙発電への依存度が高い。更に山向こうの大坂の消費電力は畿央都の3倍以上。もし長時間の停波が起きれば……大規模停電は避けられない」

舞夢は視線を落とした。

都市のざわめきが、遠くで震えている。

それは、ただの機械的な異常ではない。

もっと深い、世界の〝痛み〟のようなもの。

舞夢は地球ホログラム端末に向かった。

揺らぎの守り人が関わっている可能性が高い。

それを確かめるには、ダイブしかない。

装置の前に立つと、胸の奥がざわついた。

先の襲撃事件以来、ダイブには慎重になっていた。

だが、今は迷っている場合ではない。

「……行く」

舞夢は静かに目を閉じ、頭上に展開されるダイビングゲートホログラムに意識を合わせた。

光の海が広がる。

都市の神経回路が網のように輝き、世界の情報が脈動している。

だが、その光はいつもより濁っていた。

《 …… 来たか …… 人の子 …… 》

舞夢の意識に、あの〝影〟が触れた。

揺らぎの守り人。

都市生命体の〝影の免疫意識〟。

「……また、あなた……。生駒山の異常は……あなたが?」

《 我ではない …… 世界の歪みが …… 限界に近い …… 》

影の声は、いつもより重かった。

舞夢は息を呑む。

「限界……?」

《 静止軌道のソーラーリング …… 受電が …… 止まる …… 》

舞夢の心臓が跳ねた。

「……止まる? でも、それは……」

《 赤外線レーザー …… 地上千ヶ所の受電設備 …… 干渉が走る …… 》

舞夢は理解した。

これは単なる都市の揺らぎではない。

地球規模のエネルギー危機だ。

「……畿央都は宇宙発電に依存してる。止まったら……」

《 大規模停電 …… 都市の呼吸が …… 途絶える …… 》

影の揺らぎが、舞夢の胸に重くのしかかる。

「……どうすれば……?」

《 人の子よ …… 我は …… 止められぬ …… 》

「……え?」

《 歪みは …… 人の世界が生んだ …… 我は …… 調整者 …… 》

舞夢は震える声で問う。

「じゃあ……あなたは、何を望んでいるの……?」

影は静かに揺れた。

《 伝えよ …… 世界に …… 》

《 このままでは …… 地球生命圏は …… 持続できぬ …… 》

《 今なら …… まだ …… 間に合う …… 》

舞夢は拳を握った。

影の声は、恐怖ではなく〝願い〟に近かった。

「……わかった。伝える。必ず」

影はゆっくりと薄れていった。

《 …… 人の子よ …… 》

《 我は …… 見守る …… 》

光の海が静まり、舞夢の意識は現実へと引き戻された。

ダイブから戻ると、庁舎は騒然としていた。

「琴平さん! 国際宇宙エネルギー機構から緊急連絡だ!」

「世界中の受電所で、赤外線レーザーの位相が乱れている!」

「静止軌道のソーラーリングの姿勢制御にも異常が出始めた!」

舞夢は息を呑んだ。

影が言った通りだ。

久遠課長が舞夢に駆け寄る。

「琴平さん、揺らぎの守り人は何と言っていた?」

舞夢は短く答えた。

「……世界規模の……大規模停電が起きる。……このままだと」

久遠課長は目を閉じ、深く息を吐いた。

「……そうか。国も国連も動き始めている。だが、時間がない」

舞夢は迷わず言った。

「……生駒山に行きます。現地で……ダイブします」

久遠課長は一瞬だけ迷ったが、すぐに頷いた。

「わかった。車載式のホログラム端末を準備する。君しかできない」

舞夢は静かに頷いた。

「……行きます」



夜の生駒山は、赤い脈動を放っていた。

受電ドームの光が、まるで心臓の鼓動のように揺れている。

舞夢は車載式地球ホログラム端末の前に座り、深呼吸した。

「……聞こえてる。まだ……間に合う」

都市のざわめきが、遠くで震えている。

世界が揺らぎの頂点へ向かっている。

舞夢は目を閉じ、再び光の海へと意識を沈めた。

生駒山宇宙受電所の敷地には、夜の冷気が張りつめていた。

受電ドームの外殻は、赤い脈動をわずかに残したまま、静かに沈黙している。

舞夢は車載式地球ホログラム端末をログアウトし、深く息を吐いた。

「……まだ、落ち着いてない」

揺らぎの守り人から受け取った警告は、曖昧で、しかし確実に迫っていた。

〝いつ起きるか分からない〟という不確定性が、かえって恐ろしい。

その頃、地上では国家機関と国連が同時に動き始めていた。

宇宙発電所と受電所を結ぶ通信システムで発生する干渉――

それが今回の揺らぎの中心だと判明したからだ。

畿央都庁舎の会議室では、連日深夜まで緊急会議が続いていた。

久遠課長は舞夢に電話を入れ、状況を伝える。

「琴平さん、国連宇宙エネルギー理事会が動いた。日本政府も緊急対策本部を設置した。今回の干渉は〝地上システムが主〟と判断されたが……」

舞夢は静かに言葉を継いだ。

「静止軌道のソーラーリングにも、地上から制御信号を送ってる。完全に切り離せない」

「その通りだ。宇宙側への干渉の可能性も否定できない。

 だから、国連は〝最悪のケース〟を想定している」

久遠課長の声は、いつになく重かった。

「……琴平さん。君のダイブ情報は、国連にも共有されている。

 ただし、君の名前は伏せてある。

 だが、状況は……時間との勝負だ」

舞夢は短く返した。

「……わかりました。続けます」

舞夢は生駒山宇宙受電所の敷地に設置された仮設コンテナにいた。

車載式地球ホログラム端末は、緊急ダイブに対応できるよう起動状態にある。

外では、畿圏電力の技術者、自衛隊の宇宙監視部隊、国際宇宙エネルギー機構のスタッフが

慌ただしく行き交っていた。

「……ここが、世界の境界線みたい」

舞夢は窓越しに受電ドームを見つめた。

赤外線レーザーの受光塔は、まだ不安定な光を放っている。

Q-Ringが微かに震えた。

「……来てる」

舞夢は椅子に座り、端末が車内に展開するダイビングゲートホログラムの波に意識を沈めた。

挿絵(By みてみん)


光の海は、前回よりも濁っていた。

都市の神経回路が赤いノイズを帯び、波形が乱れている。

《 …… 人の子 …… 》

影が現れた。

その輪郭は以前よりも不安定で、揺らぎが激しい。

「……限界が近いの?」

舞夢の問いに、影は波紋で応えた。

《 …… 我は …… 抑えている …… しかし …… 》

影の揺らぎが一瞬だけ強まり、光の海が震えた。

《 …… 時は …… 読めぬ …… 》

「正確な時刻は……わからない?」

《 …… わからぬ …… 》

舞夢は息を呑んだ。

世界規模の停電が〝いつ起きるか分からない〟という事実は、

どんな予測よりも恐ろしい。

「……でも、止めようとしてるんだよね?」

影は静かに揺れた。

《 …… 我は …… 世界を守る …… しかし …… 》

《 …… 人の子らの …… 選択が …… 必要 …… 》

舞夢は胸に手を当てた。

「……国連が動いてる。

 常任理事国も……対策に賛成した。

 均衡と共存の道を……選ぼうとしてる」

影の揺らぎが、わずかに静まった。

《 …… ならば …… まだ …… 間に合う …… 》

光の海が、少しだけ青みを取り戻した。

《 …… 人の子よ …… 見届けよ …… 》

舞夢の意識は、現実へと引き戻された。

世界的な大規模停電への懸念浮上と同時に、世界中の金融市場でアルゴリズムによる大パニックが発生した。ほぼ全ての証券取引場で株が投げ売られて暴落、サーキットブレーカー発動で取引が停止した。

世界中の経済が大混乱の様相を呈し、まさに「揺らぎの守り人ショック」だった。

そのような最中で東京の国会議事堂では緊急審議が行われていた。

揺らぎの守り人の警告は、すでに国連を通じて各国に共有されている。

議場の大型スクリーンには、宇宙発電網の異常波形が映し出されていた。

「静止軌道ソーラーリングの姿勢制御に乱れが発生しています」

「赤外線レーザーの位相が不安定です」

「地上受電所の同期が取れません」

各国の代表は、もはや否定できなかった。

そして――

常任理事国すべてが、〝対策を進めることに賛成〟した。

満場一致で、均衡と共存の道を選ぶことが決まった。

その瞬間――

生駒山の受電ドームが、ふっと静かになった。

舞夢は外に飛び出した。

受電ドームの赤い脈動が、ゆっくりと消えていく。

「……落ち着いてる……?」

畿圏電力の技術者が叫んだ。

「レーザー位相、安定しました!」

「同期回復!」

「宇宙側の姿勢制御も正常値に戻っています!」

舞夢は空を見上げた。

夜空の向こう、静止軌道のソーラーリングが、淡い光を返しているように見えた。

Q-Ringが、静かに震えた。

「……ありがとう」

誰に向けた言葉か、自分でも分からなかった。

だが、確かに感じた。

揺らぎの守り人の干渉が――

土壇場で収束したのだ。

世界規模の大停電は、回避された。




久遠課長が舞夢のもとに駆け寄った。

「琴平さん! 無事か!」

「はい。大丈夫です」

久遠課長は空を見上げ、深く息を吐いた。

「……助かったな。本当に良かった」」

舞夢は静かに頷いた。

「はい、今回はギリギリのところで助かりました。本当に良かった。しかし、これは一時的な収束。人類はチャンスを貰ったんだと思います。揺らぎの守り人の干渉力は、地球を守るために発動します。人々のマインドが変わらない限り……危機は続く。だから……私はこれからも観測を続けていきます」

久遠課長は舞夢の肩に手を置いた。

「そうだ。それは君しかできない。頼んだぞ」

舞夢は受電ドームを見つめた。その光は、まるで深呼吸をするように、静かに脈動していた。

「……聞こえてる。 まだ……揺らいでる。

 でも……大丈夫。 私は……ここにいるから」

その声は、夜の生駒山に溶けていった。

生駒山宇宙受電所の光が静まり返ってから、三日が経った。

世界中で大混乱となった金融市場、経済も落ち着きを取り戻していった。

だが、都市の深層にはまだ微かなざわめきが残っていた。

舞夢はその揺らぎを、胸の奥で確かに感じていた。

「……完全には、戻ってない」

受電ドームの外壁に手を添えると、わずかな振動が指先に伝わる。

都市の呼吸が乱れたときにだけ現れる、あの独特の波形。

世界規模の大規模停電は回避された。

しかし、それは〝危機が去った〟という意味ではなかった。

揺らぎの守り人が言った言葉が、舞夢の中で静かに響いていた。

《 …… 人の子らの心が変わらねば …… 》

《 …… 次は …… 調整では済まぬ …… 》

舞夢は目を閉じ、深く息を吸った。

「……わかってる。まだ……終わってない」

(どうすれば……いい? 私は……何をすれば……?)

観測者して、報告者として、できることはやってきたし、勿論これからも続ける。

だが、社会はすぐには変わらない。人々の心も、すぐには変わらない。

(同じことの……繰り返し……また……揺らぎが来る…… 私は……止まってる……?)

思考が、ふっと止まった。

舞夢は椅子に座ったまま、視線を落とした。胸の奥に、重い霧のようなものが広がっていく。

(どうすれば……いい……どうすれば……)

そのとき――ふと、ある会話が脳裏に浮かんだ。

それは、迅が悩んでいた日のことだった。

保守的な会社での停滞感。自分の意見が評価されない、前に進めないという焦り。

迅の言葉、

「俺……技術者として前に進めてない気がしてさ」

そのとき、舞夢はハイゼンベルクの不確定性原理を持ち出しこう返した。

「位置、速度が分からなくても、迅は確かに動いてる。止まってなんかいない」

舞夢はゆっくりと顔を上げた。

(私も同じ。止まってなんかいない。考えてる。悩んでる。……それは動いてる証拠だ)

胸の奥の霧が、少しだけ晴れた。

「……まだ……私にやれることはあるはずだ」

舞夢は小さく呟いた。

庁舎に戻ると、久遠課長が舞夢を待っていた。彼の表情は、安堵と緊張が入り混じっている。

「琴平さん。世界的な停電は回避された。だが……状況は依然として不安定だ」

「……はい。揺らぎの守り人も……そう言ってました」

久遠課長は頷き、舞夢を見つめた。

「琴平さん、お願いできるか?」

舞夢は迷わず答えた。

「私の気持ちは変わりません。観測者として私が〝観たもの〟を、そのまま伝える。それが……私の役目です」

久遠課長は静かに息を吐いた。

「……そうか。君の覚悟は、もう誰にも止められないな」

舞夢は小さく頷いた。

「はい」

その声は淡々としていたが、揺らぎの奥に確かな決意があった。




生駒山からの帰り道、舞夢は車の窓に映る自分の顔を見つめていた。疲れが残っている。だが、それ以上に胸の奥に引っかかるものがあった。

「……私は……どうやって……救われてきたんだろう」

揺らぎの守り人の警告を受け続け、

社会の分断に巻き込まれ、

Q-Streamの攻撃に晒され、

暴漢に襲われ――

それでも折れなかったのは、なぜか。

舞夢はゆっくりと目を閉じた。

浮かんできたのは、澪の笑顔だった。

迅の真剣な眼差しだった。

中条先輩の静かな支えだった。

久遠課長の不器用な信頼だった。

そして――

浜崎渚の、あの強くて優しい声だった。

「私は……一人じゃなかった」

胸の奥が、少しだけ温かくなる。

「……寄り添ってくれる人が……いた」

舞夢は気づいた。自分が救われてきたのは、〝理解者の存在〟だった。

言葉がうまく出なくても、説明が下手でも、自分の〝ズレ〟を受け止めてくれる人たち。

その寄り添いが、舞夢を支えていた。

「……それが……答え」

舞夢は小さく呟いた。

庁舎の屋上。

夕陽が都市を赤く染めていた。舞夢は手すりに寄りかかり、静かに都市を見下ろした。

揺らぎはまだ完全には収まっていない。だが、以前よりも穏やかだった。

「観測者としての仕事は勿論続ける。でも……」

舞夢は自分の胸に手を当てた。都市の揺らぎは、社会のストレスと連動している。

人々の不安、怒り、孤独――

それらが積み重なり、都市の深層に〝痛み〟として現れる。

「……だったら……心を少しでも軽くできれば……」

舞夢は思い出した。

ステージの上で歌ったとき、観客の表情が変わっていくのを見た。

澪が涙を流した日。

迅が笑ってくれた日。

ライブハウスで、知らない誰かが救われた日。

「!……歌なら……届く」

舞夢の声は、普段よりも少しだけ温かかった。

「……難しい言葉じゃなくて……誰にでもわかる簡単な言葉で、心の調和を伝えられる」

舞夢は、そっと目を閉じた。

「ライブで伝えよう。寄り添うこと、支え合うこと……それが揺らぎを静める力になる」

胸の奥に、静かな光が灯った。

その夜、舞夢はバンドのグループチャットを開いた。久しぶりに、指が迷わず動いた。

《みんな……ライブがしたい。伝えたいことがある》

数秒後、次々と返信が返ってきた。

黒瀬

《舞夢さん、大丈夫っすか? 俺は勿論了解っす》

水無瀬

《舞夢の言葉なら、なんでも受け止めるよ》

春日

《曲、増やす? アレンジ変える? なんでも言って》

大庭

《コンピラちゃん舞台再開やな。よっしゃあ!ええでぇー》

千堂

《任せろ。最高の音で支える》

舞夢は画面を見つめ、静かに微笑んだ。

「……ありがとう」

その声は、誰にも聞こえなかったが、確かに温かかった。

その夜、舞夢は窓を開け、都市の光を見つめた。

生駒山の受電ドームは、穏やかな青い光を放っている。Q-Ringが、微かに震えた。

「……聞こえてる。まだ不安定だけど……大丈夫。私は続けるから」

揺らぎの守り人の気配が、遠くで揺れた。

《 …… 人の子よ …… 》

《 …… その心 …… 伝われば …… 》

舞夢は静かに頷いた。

「伝えるよ。簡単な言葉で誰にでも届くように……」

都市の光が、ゆっくりと脈動した。まるで、舞夢の決意に応えるように。

舞夢は深呼吸をし、夜空を見上げた。

「私は観測者であり報告者。でもそれだけじゃない。私は歌う人。心をつなぐ人」

その言葉は、夜風に溶けていった。

揺らぎの守り人の気配が、静かに遠ざかる。

舞夢は歩き出した。

ライブハウスへ向かうために。

人々の心に寄り添うために。

そして――

世界の揺らぎを、少しでも優しい方向へ導くために。

「行こう。 私にできることを」

挿絵(By みてみん)

復活した舞夢。ダイブも出張先から行えるようになりました。仕事もバッチリ。

しかし、まだまだ揺らぎの限界に終わりが見えません。舞夢は仕事での対応以外に、

別のアプローチも考えるに至りました。その手法とは……そう、舞夢にできる事です。

小説「舞夢」も残すところあと1章となりました。最後の舞台は、ライブハウス……

Arcadia of the starsの面々によるスペシャルライブ。そこで舞夢が伝える事とは……

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