ヴァーディクト・デイ(前編)
俺は!!!
愛してるんだ!!!お前達戦友を!!!
鑑賞用BGM (日高町沖上空から):https://www.youtube.com/watch?v=Wp3t9Nwjr_8
鑑賞用BGM(エレナ vs ヘイリー):https://www.youtube.com/watch?v=pB8xsFy0Xd4&list=PLyO5z3QADUoaR6FQpU-YQQSWe8LLfkWex&index=2
鑑賞用BGM (モスクワ):https://www.youtube.com/watch?v=ulTrIup5VO4&list=RDulTrIup5VO4&start_radio=1
~北海道~
~日高町沖上空~
【《ハハハハハハ!!》】
【《随分と楽しませてくれるじゃあないか、戦友ッ!!》】
《(楽しむだと……!?)》
《(こっちは攻撃をいなすので精一杯だ……!)》
【ケストレル】の黒い装甲が橙色の粒子で輝き、同時にヤストレブのテンションも最高潮に達して行く。
【《さてはシケた顔をしているな!?戦友!!》】
【《もっと楽しもうじゃぁないか!!》】
【《なァ!!!》】
《(異常者め……!!)》
《(この男は、殺し合いを心から楽しんでいる……!!)》
オレンジ色のエネルギーブレードが、【スレイプニルランサー】のエネルギーランスと衝突する。
【《イイぞッ!!戦友ッ!!》】
【《お前の魂の鼓動をひしひしと感じるぞッ!!》】
【《来いッ!!もっと来いッ!!もっと、もっとだァ~!!!》】
《(此方は魂ごと削られて行きそうだがな……!!)》
ブレードとランスが何度もぶつかり合い、ヤストレブは歓喜しながら絶叫する。
【《ハハハハハハハッハハッハァ~~ッハッハァー!!!》】
【《あの筋肉男の溢れるパワーとも、クレイエルの身を焼かれる様な圧倒感とも違う!!!》】
【《押しても押しても押し切れない、この巧さ!!!そして読み!!!》】
【《これはまた堪らないな!!!》】
【スレイプニルランサー】は【ケストレル】に蹴りを入れ、吹き飛ばした。
【《そうだッ!!手加減などするな!!戦友ッ!!》】
【《互いに本気で戦ってこその【友】》!!》】
【《即ち【戦友】!!》】
なんて無茶苦茶な定義だ。
【ケストレル】の腕が変形し、巨大なハンドレールガンを青い機体へ向ける。
【《【ケストレル】!【72HR-PYTHON】!三段階連動起動!!》】
黒いレールガンにエネルギーが収束し始め、ヤストレブは動き回りながら【スレイプニルランサー】へ狙いを定める。
【《ハハハハハハァー!!》】
【《俺の!!愛を!!》】
【《受け止めてくれッ!!戦友ッッッーーー!!!】
轟音と共に放たれた電磁エネルギー弾が、青い機体へ迫る。
《残念だが、私が受け取るのは弟の愛のみだ!!!》
ヨハンは機体を急降下させ、寸での所で弾を躱した。
地上に向かった弾は雲を吹き飛ばし、港へと着弾する。
《……!!》
弾は港とその周辺の全てを消滅させて行く。
【《見たか!!戦友!!!》】
【《俺の愛の大きさを!!!》】
《──ああ、見たとも》
《お前の隙を》
【スレイプニルランサー】はブラックメタル色の機体に向かって、上から【重粒子ブラスター】を突き付けた。
《お前は無駄が多すぎる》
《そういう相手は私に取ってカモでしか無い》
青い重粒子が、黒い機体を地上に向かって吹き飛ばす。
【《ぬおぁっ!?!》】
流石は史上最強のお兄ちゃんだぜ!!
黒い機体は脱出しようと藻掻くが、ヨハンの【ミーミル・アイ】はその藻掻きすらをも見逃さなかった。
【今までの行いを悔い改めてから、黄泉へ行け】
【【スレイプニルランサー】第三段階起動!】
【《スレイプニルアロー》!!!】
青い機体は【ケストレル】に向かってエネルギースピアを投げる。
スピアは青い光に輝きながら、黒い機体を貫き地面へ引っ張って行く。
【《最高だ……実に気持ちが良いぞ……!!!》】
【《今回も完膚なきまでの敗北だ……!!!》】
【お前なんかに、その機体は倒せない。私には判る。死ぬのはお前だ】
【(そうだ!!絶賛敗北中なんだ……!!戦友!!)】
【だがお前は、恐ろしい奴だ。いずれ何もかもを焼き尽くす、真っ黒に】
【(今焼かれているのは俺だぞ!!戦友!!)】
【この機体に乗って来たのは、かつて赤い悪魔さえも懼れさせた連中だ】
【どいつもこいつも途轍もないバカだったが、お前は飛び抜けている】
【戦いの事しか頭に無い……だが……】
【(あ、あっちへ行きそうだぞ戦……)】
【戦いそのものこそが、人間の可能性なのかもしれん】
【これまで以上に闘争へ魂を浸せ、ヤストレブ】
黒い機体が暖色の粒子で輝いて行く。
出血多量で閉じかけていたヤストレブの橙色の瞳が、急速に力を取り戻し始める。
【【ケストレル】4段階起動!!!】
【機械化された記憶!!!】
黒い機体は高速でスピンを始め、粒子を振り払った。
機体の損傷と同時に、ヤストレブの傷も急速に治癒して行く。
【《さぁ……第2ラウンドと行こうかァ!!》】
【《……!!?》】
【《バカな……!!損傷が……!!》】
ヤストレブは空全体に聞こえるかのような声で、絶叫する。
【《俺は!!!》】
【《愛してるんだぁぁ!!お前達戦友をォァァ!!》】
【《ア"ハハハハハハァ!!!》】
【《──!?》】
【《なんだこれは……!》】
【ケストレル】は突如、凄まじい速度で不規則な移動を始める。
ヨハンは黒い機体の動きを見極めようとする。
【(──ダメだ!!)】
【(【ミーミル・アイ】でも動きの予測が出来ない……!!)】
【《ア"ハャハハハハハハァァ!!》】
【《ア"ーッハッハッハッハッハ!!》】
ヨハンの頬に汗が伝う。
【(敵の様子が明らかにおかしい……!)】
【《そこぉだァ!!!》】
突如黒い機体が背後から斬り掛かり、ヨハンは咄嗟に防いだ。
【(明らかにこちらの隙を……!)】
【《まだまだ行くぞッ!!!ハハハハハハハァ!!》】
予測不可能な全方位からの突撃に、ヨハンは防戦一方になり、【スレイプニルランサー】は損傷を重ねて行く。
その時、【スレイプニルランサー】のコクピットへ通信が入って来る。
【──これは……レナか!】
《……繋がった!!》
《ブラコン公爵!これから電子戦でヤストレブの動きを妨害するわ!!》
【……正直助かったぞ!】
【敵を仕留めた筈が、更に強くなって復活して来たからな……!】
【ケストレル】の動きが鈍くなり、自由が利かなくなってフラ付き始める。
【《これはクレイエルの部下……あの少女だな!!!》】
【《やるじゃァないか!!!》】
《……操作妨害プログラムが効いてる!!》
《今の内よ!!公爵!!》
【──了解!!】
【【スレイプニルランサー】……【重粒子ブラスター】三段階連動起動!!】
【《ヴォータン・ストライク》!!】
スレイプニルランサーの【重粒子ブラスター】に、巨大な光が集まり始める。
集まる青い光を前に、ヤストレブは歓喜の絶叫を上げる。
【《俺を更に強くしてくれるのか!!戦友達!!!》】
【《ア"ーッハッハッハッハッハ!!》】
【《感謝のカウンターハックだァ!!》】
《──ッ!?》
レナは腕の痛みに顔を歪めた。
彼女は逆に【ディープ・ダイブ】が侵蝕され始めているのを感じ取る。
《こ、の……!!》
【……無理をするな、レナ】
【お前にはまだ先がある】
《で……もっ……!!》
【この敵は終わりなき戦いそのものだ】
【私の眼が言っている……】
【命を捨てでも、ここでその戦いを終わらせろ、と……】
【……召使い扱いして済まなかったな】
レナは痛みに堪えながらも叫ぶ。
《そんなのもうどうでもいい!!》
《それよりアンタが死んだら、バカ王子やイチカお姉ちゃん達はどうなるのよ!!》
【……私が居なくとも、ゲオルグ達ならなんとかやって行けるだろう】
【さぁ、接続を切れ】
《(私はなんて……無力なの……!!)》
【レナ】
レナは歯を食い縛り、首を横に振って怒鳴る。
《イヤだ!!私は誰も死なせないって誓ったの!!》
《【【ディープ・ダイブ】お願い!!!】》
《【アイテム化してもいい!!残りの寿命が少なくなっても良い!!】》
《【力を貸して!!!】》
《(相変わらずだね、レナは)》
《(私は何時だって貴女の為に力を貸してあげるんだから)》
《(──《セカンダリ・インパクト》!!)》
地球全体を結ぶ情報ネットワークに、新たな生命の誕生を告げる超新星爆発が起き始めた。
~ミッドウェー諸島上空~
~巨大輸送機内~
『──させるかよ!!』
ヘイリーはワープして光線を躱し、エレナを側面から取り押さえに掛かる。
【気安く私に触らないで!!】
エレナの膝蹴りが彼の鳩尾に命中する。
しかし彼は痛みを堪え、そのまま組み伏せようとする。
【エレナ、私の助けが必要?】
マルファは核弾頭に腰掛け、苦しそうな彼女を見て微笑んだ。
【──必要ない……!!】
【一度切ったタンカは戻さないわ!!】
エレナは長い両足をヘイリーの脇へ差し、身体の向きを180度回転させる。
ヘイリーは仰向けに倒され、腕がエレナの太ももに締め付けられた。
【……やった!!決まった!!】
【そうよ!!何千回と練習したもの!!】
【魂が擦り減る程練習した技に、才能もへったくれも無いわ!!】
『こ、この技は……!?』
【知らなくて良いわ!!】
【これからアンタは腕を折られるだけなんだから!!】
『……だが、それはどうかな』
彼はワープして腕十字をすり抜け、後ろからエレナの首を抱え、銃をこめかみに突き付けた。
『……降伏しろ!』
【誰がアンタみたいな貧乏芸人に!!】
エレナはヘイリーの腕を掴み、転がりながら彼を投げ飛ばす。
彼女は落としたバルディッシュを拾い、倒れたヘイリーへ殴り掛かる。
『──危ねぇ!!』
ヘイリーは転がり、跳び起きて銃を構える。
マルファは彼に向かって拍手する。
【良い兵士ね、貴方】
【動きで判るわ……それにとても賢い……】
『……兵士……だった』
『今はタダの手品師だ。1人の女を養って行くと決めただけのな』
『それに俺はハイスクール卒のブルーカラーだ』
『そんな事より……』
【この娘、思っていたより強いって思った?】
【不器用で頭は悪いけれど、努力は人の何倍もするのよ】
【得てしてそういう人間の方が長生きするわ】
『……俺はエレナの正反対で、大した苦労も努力もしていない……』
『だから早死にする……そう言いたいのか?』
マルファは核弾頭の一つを凍らせながら言う。
【……まさか】
【惜しいと思ったのよ】
【貴方は自分で自分に限界を設けているから】
【本当に手品だけをやる積りなのなら、こんな危険な依頼をそもそも受けないのではなくて?】
『……分かってやがったのか』
【レーカの成長ぶりが、ある意味で嬉しくなって来ているの】
【私の意図と目的を即座に読み取り、それを挫く為の人材を直ぐに送り込んで来た……】
【イーチカは私とタイプが違うけれど、レーカは私と似ているから】
【気を付けなさい。油断すると魂まで焼かれるわよ、あのシンデレラには……】
『大丈夫だ』
『俺にはリヴァが居る。世界最強の剣士がな』
『それに俺はレイカを信頼している。仕事相手として』
【そう……】
マルファはエレナの手を取り、掌をヘイリーへ見せる。
そこには血豆だらけになった、華奢で白い掌があった。
【私はこの娘の努力を信用しているわ】
【アメリカ人。止められるモノなら止めてみなさい】
ヘイリーはハンドガンを投げ捨て、軍隊格闘の構えを取った。
『来いよ、エレナ』
『俺の故郷に核を落とせる度胸があるならな』
【……ズイブンと調子に乗ってるわね】
【島の一つや二つ、私に捧げられて然るべきよ】
【そして……】
エレナは床を踏み鳴らす。
音と共に、彼女の足から髪先までが極光で輝き出した。
【私の美しさにひれ伏しなさい、下僕】
【《極光乙女レギンレイヴ》】
【私を極限まで輝かせて】
薄暗い格納庫が、一気に光輝くステージへと変貌して行った。
~モスクワ~
~クレムリン宮殿~
~地下執務室~
禿げた老年の男がモニタを見つめる。
そこには発射されて行く核ミサイルが映っていた。
『……一線を見誤ったな、マルファ』
『私情を捨てるべき時に捨てられなかった、その末路は分からぬお前ではない筈だが……』
スーツを着た色白の女が手を挙げる。
男は底冷えするかのような鋭い目を彼女へ向けた。
『発言の許可を、大統領閣下』
『……許可する』
女はある種、人懐こい笑顔を男に向けながら言う。
だが、その顔には痛ましい傷が幾筋も刻まれていた。
『この核攻撃は防がれる事を前提にして行われた、と考えております』
『本命は……新型の超大型輸送機に積まれている水爆です』
『……そう考える理由は?』
『先生ならそう考える、と思ったからです』
大統領はグラスを傾け、一気に呷った。
『……私に銃を向けているのも、か?』
『ナスターシャ元少佐』
『閣下には私の為に暫く動いて貰います』
『私はどうしても先生を超えたい』
『その想いが、地獄の縁から私を蘇らせました』
『……やってみるが良い』
『ロシアの大地が生み出した最高の超人、その最期までしかと見届けてやる』
『ありがとうございます。ラーチン大統領閣下』
『差し当ってはヤストレブ大尉を使わせて貰いますね』
ラーチンはモニタを消し、軽く笑った。
『……良いだろう』
『だが、果たして奴が使いこなせるか……?』
『奴を使うという事は、その狂気にいずれ殺されるのと同義だ』
『ふふ……ご心配なく』
『私は【超人】ですから』
ナスターシャの赤い瞳が鈍く、そして神々しく輝いた。
~???~
「……【ケストレル】のコンセプトはシンプル過ぎたかな」
「それにしても、こんなに早くも第4段階を引き出せるなんて……」
「注目の成長株だねぇ!」
謎の美女()が、立体映像の前で虹色がかった瞳を輝かせる。
「■■■■■■も無事覚醒したようだし……【レギンレイヴ】もやっとその気になってくれた……」
「予想より展開がイイ!とてもイイ!!」
「頑張ってくれている【探索者】のみんなに感謝しないと!」
「だから……」
美女は茶髪を振り回しながら回転し、両手を広げて投影映像を無数に出現させる。
【そろそろ《クエスト》を出さない、とね】
【アポカリュプシス……キミは世界を敵に回してでも、その偽女神を護れるかな……?】
【名付けて『ドキドキ☆アスタルト討伐RTA』!】
【報酬は特Aダンジョンアイテム2つと災害回避カード5枚!これで行こう!】
どんだけアスタルトが嫌いなんだよこの謎の美女ちゃんは。
謎の美女ちゃんは地球の立体映像を出現させ、陸地を指でなぞっていく。
【ふっふふ~ん♪】
【じゃあイナゴも行こうか】
彼女の指は、穀倉地帯である中国大陸南部を指差していた。
サブタイの意味は『評決の日』という意味です。
AC6が出るまでの10年間、ACVDでひたすら対戦だけをやっていたレイヴン達には、ある種の敬意を表したい。
次々回、アメリカ内部で状況が動きます。
こんな時にこそゴートゥーNYだ。
コイツ等イカレてんのか……?
ニューヨーク州にもダンジョンはあるので、レイやん達はそこへ潜る事になる。
高っちゃんがタイムズスクエアで騒ぎを起こします。
いや、まず検査を通過出来るのか……?
閑話休題。
正直、【あの男】も遂にマルファの暴走を看過出来なくなりつつある。
ようやく彼女の存在が自分の身、果ては国家すらをも危うくする、とハッキリ認識し始めた。
当然と言えば当然のお話なんだ。寧ろ今までが厚遇過ぎた。
なので、ヤストレブとベリンスキーへ、連邦大統領閣下とその裏に居る死人から直接命令が下るかと。
命令内容は恐らく『マルファの抹殺』です。
正直、今のヤストレブなら力量的にやれてしまう気がする。
後で判るけども、コイツの【ケストレル】にはある特性がある。
どうしてこんなにも早く復活出来たのか、の疑問も解消出来るかと。
今は作中で一番負け星が多いですが、まだ生きていて更に強くなって来ている。
今のヤストレブは、確実にクレイエルに迫る強さに成長している。
あと何戦か強敵と戦えば、戦闘面ではクレイエルをも超えると思う。
そして、【ディープ・ダイブ】の電子戦も、根性と気合いで跳ね返せるレベルに達し始めてる。
コイツと戦えているヨハンお兄ちゃんや、あっさりあしらったヘイリーは本当に凄いんだよ。
ベリンスキーと違って、戦友はマルファ達に対する仲間意識がかなり薄い……
というか、戦うメリットと必要さえあれば親とでも戦うと思う。
戦う友と書いて【戦友】なんだ、戦わないのなら友でも何でも無い。
本物の狂人だ。純粋に高みを目指し、強敵と戦う事にしか興味が無い。
人の痛みも分からないし、自分の痛みも分からない。
自分の身体を破壊していても気付かない程に戦えてしまう、これこそが本当の英雄だと思う。
レイやんが言っていた『人間のフリをしている』のはある種コイツかもしれない。
しかも、そんな奴が一番先に第4段階へ到達してしまいました。
単に強い敵と戦い続けるだけで、スキル解禁と実績解除が出来ていくタイプなんだ。
ゲームだったら使用率一番高そうなんだよなぁ。
設計側もこういうの入れたがる気がする。高っちゃんも同じタイプの設計かな。
スキル解禁条件が一番大変なのがマルファ、スキル数が一番多いのがイチカって感じ。
パッシブが強いのがジュビアで、スキル効果エグいのがラロシェルで、解禁コスト一番高いのがヴェルミーナです。
スキルをある程度まで成長させると無双するのは、ベルナルドって感じ。
スキルコンプすると手が付けられなくなるのが、アーデルハイドかなぁ。
意外にも思われるかもしれませんが、ヤストレブは正直ラスボス候補トップです。
成長に限界が全く見えない。青天井だ。
初めて出てきた時は戦闘ロボット系最弱でしたが、今なら【ベリアルナインドライ】とも張り合えると思う。
彼がマルファ達に勝利してしまうと、終末がグッと早まります。
強敵を求め続けた果て、そこには何も残ってなどいない。灰さえも。
ただ、マルファお母さん将軍が、ヤストレブによる粛清を予想していないワケもない。
しかし、予想は出来ていても、同志達と正面から戦うのは心が持ちそうにないかな……
彼女自身の行いが招いた事ではあるけども。
粛清に遭遇するのはACっぽい展開だ。死んだ筈の人間が生きているのも。
しかも相手は高っちゃん以上のメンタル最強格だ。メンタルが不安定な彼女では分が悪すぎる。
アメリカでクーデターが起きるのと同時くらいに、ロシアでは反乱へ突入しそう。
もしそうなるとアーデルハイド達も本国へ引き返すので、上杉ちゃんを止める力を持った存在は、一時的に北海道ではベルナルド達ぐらいしか居なくなる。
多分北海道どころか、西太平洋地域で止められる存在自体も居なくなる。
愛しのレイカ殿を除いて。
権力と軍事力の空白が生じてしまう。
上杉ちゃんのカリスマに平良の部下達が惹かれて、寝返る可能性もある。
クソマズい事になって来た。征夷上杉大将軍ちゃん爆誕だよ。
彼女は本当に運が良い。周りにとっては最悪だけど。
というワケで、北海道の命運は四十万の肩に伸し掛かった状態になりました。
ストレスでまたギター叩き壊しそう。
でもイチカに逢えて、恋の歌を弾き鳴らすかもしれない。
君の為にいちごタルトを焼いてたさぁ~ん。
ここまでお読み下さりありがとうございました。
「面白かった」「戦友ヤバすぎる」「マジでなんだコイツ……」
「お兄ちゃん頑張れ!」「お兄ちゃんカッコイイ!」
「戦いそのものこそが、人間の可能性なのかもしれん」
「第四段階ヤストレブ怖い……」「カウンターハックも出来るとかどうすんだコレ」
「愛してるんだ!!お前達戦友を!!!」「待て!レナもとんでも無い事になって来てる!」
「エレナの努力家な面は好き」「ヘイリーは安定してるなぁ」「レイやんへの評価高いなぁ」
「不器用な愛情だなぁ」「女王の風格が僅かに出て来た」
「【あの男】……!?」「生きとったんかワレ!」「超人ナスターシャに期待」
「謎の美女ちゃんはさぁ、ゲームの難易度上げて行くタイプの運営なん??」
と、どれか1つでも思って頂けたら、ブクマ・評価・感想頂けると励みになります。




