表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

俺だけの献立 〜隣のスポーツ栄養士志望が俺の食事を管理するらしい〜

作者:はるくぼ
最新エピソード掲載日:2026/03/22
ドイツの育成組織から帰国した天才サッカー少年・天根 蓮(あまね れん)は、徹底した合理主義者だった。世界最高の選手を模倣し、味も彩りも無視した「鶏むね肉とブロッコリー」だけの無機質な食卓。それが頂点への近道だと信じて疑わなかった。

そんな蓮の「間違いだらけのストイックさ」を、スーパーの精肉売場で叩き潰したのは、同じ学校の秀才・橘 椿(たちばな つばき)だった。

「あんた、バカなの!? それは『完成された大人』の食事よ。成長期のあんたがそんなスカスカなカゴで帰ったら、体が枯れるわ!」

説教から始まる出会い。
ある深夜、独学の限界を悟り、自ら作った「絶望」のような夕食の写真を椿に送ってしまったことから、二人の運命は加速する。

「見てらんないの! あんたに任せてたら、世界に行く前に再起不能よ!」

隣の部屋から怒鳴り込んできた椿は、蓮のキッチンを鮮やかに占拠。冷蔵庫の僅かな食材を、魔法のような包丁捌きで「最高のパフォーマンスを引き出す一皿」へと変えていく。
一口で胃袋を掴まれた蓮は、椿に「対等な取引」を申し出た。
蓮は「最高の被検体」として肉体を提供し、椿は「最高の肉体作り」としてパフォーマンスを保証する。

こうして始まった、隣り合う部屋を繋ぐ「食の同盟」。

しかし次第に、その同盟の裏側では、別の感情が芽生え始める。
スーパーへの買い出し、キッチンで並んで立つ時間、そして「美味い」の一言で赤くなる椿の横顔。
「世界一のプロ」を目指すための合理的だったはずの関係は、いつしか「隣にいてほしい」という切実な想いへと溶け込んでいく。

ストイックな頂点への挑戦と、胃袋から始まる不器用な恋。
二人の想いが重なる時、最高のゴールが生まれる――。
アスリート&栄養管理ラブコメディ、キックオフ!
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ