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関東の縄文  作者: 熊さん
第4章:王権の核
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近畿圏の

近畿圏の


北川辺の大巫女に救われだ千葉だが、早くから弥生かをしていた影響もあって、海の巫女を中心に漁師を集めた武力化が始まっていた。


水田を開発するのも、漁師の暮らしを守る形で進み、発展していた。


三殿台との交流では、鉄器の搬入も早くから行われていた。


千葉は近畿圏の勢力には逆らうことなく、受け身の形ではあった。


紀元前1世紀頃から5世紀にかけて、下総の国の形ができていた。


宇都宮と那須は、水田の入り方で少し違いが生まれていた。


那須は、山岳の集落が相変わらず狩猟が中心で水田を耕作する住民は、巫女への信仰は、そのままの形で進んでいた。


山岳の弓の力は強く、得意な位置にあったようだ。

武力を持った那須の豪族化も進んでいた。


一方、宇都宮は、山岳信仰の巫女を中心に集落の拡大が進んだ。


豪族化はそのままの形で進むのであった。


北川辺の豪族化は、近畿圏の姫の入場から始まったようだ。


伊勢からの中型船で北川辺に直接はいる事になった。


北川辺の大巫女が、迎えてくれた。


中型船が、北川辺の浜に到着した。


浜では、族長をはじめ、集落の皆が迎えた形ができた。


大巫女は、自ら前に出て、姫を迎えた。


「よくぞ、こんな片田舎によく来てくださった。歓迎いたします。」


姫は、大巫女の歓迎に戸惑っていた。

伊勢の大巫女から、大巫女には敬遠されてると聞いていたからであった。


戸惑いながら姫が答えた。


「歓迎、感謝いたします。こちらこそ、よろしくお願い申し上げます。」


姫は、従者を何人か連れて族長の案内で広場に向かった。


姫が動き出すと集落の者共は、皆でわーわーと大きな声で歓迎した。


集落の中を歩く姫。

行列になり、迎えられた。


広場には、ケヤキの巫女、権現堂の巫女が待っていた。

巫女の卵達も、姫の入場を待った。


広場の真ん中に焚き火が焚いてあり、火の前には族長の長男が待っていた。


北川辺の大巫女は、先に戻り、人前で姫の行進を見つめていた。


姫が広場の入り口に来ると、族長は、姫を促し、族長の息子がいる火の前に到着した。


白い服を重ねて着ていた。

首には球をネックレスのようにつけ、髪を束ねていた。

堂々として、凛ととした目を火に向けて歩いて進んだ。


北川辺の大巫女が、火に向けて手を伸ばし、パッと広がると青い火が立ちのぼり、大巫女が大きく神に祈った。


「岩や木や川の流れに、我らは守られている。恵みある大地に、対して伊勢からの姫を向かい入れることを宣言する。二人が良き仲間として我わの中に入ることをお許しください。」


大巫女が祈りをとめると大きな拍手がなった。

皆は、近畿圏の姫が我等の仲間になったことに感激していた。


このような多種族の者が集落にはいること自体が初めてであった。


姫と長男を反対側にむけて、大巫女が言った。


「皆のもの喜べ。」


ウォーという声が上がった。


姫が左側息子は右側、左に大巫女達巫女が並び右側には、族長たちが並んで座った。


青い空に風が靡き、鷹が翼を広げて飛んでいた。


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