第七十八夜:常連
短いですごめんなさい汗。
ここ数日思ったより時間が作れなくて、本当はもっと書きたかったんですがここまでしか書けませんでした。
「いらっしゃいませー。あら? 今日は見かけない方もいますね」
お店に入ると、店員の若い女性が出迎えてくれる。
皆このお店にはよく行くと言っていただけあって、顔を覚えられているらしい。
女性は護衛とイルゼを見て、にこりと微笑むとすぐにリオとシンシアたちを見てきょとんと音がなりそうな瞬きをして、首を傾げた。
「こんにちは。ああ、隣の国まで一緒に行く事になったんだ。2人におすすめの店を紹介しようと思って」
護衛の男は軽く手を振ってスラスラと話し、女性はリオとシンシアを見つめながらうんうんと頷く。
「まぁ、新しいお仲間ですね! リアムさんも来ますよね、広めのところへご案内します」
護衛の言葉を聞いた女性は口元に手を当てて、ふふっと微笑むと、皆を案内するために歩き始めた。
当然のように此処にいないリアムのことも考慮しているのが、彼らが本当に常連なのだということを教えてくれる。
イルゼは甘いものを頼むようだけど、リアムは何を頼むのかしら。
ぶっきらぼうだが優しいリアムのことを思い浮かべて考える。
何となくコーヒーが似合うと思う。
イルゼはパフェかしら。
「少し待ってくださいね。席をくっつけるので」
皆と同じように女性について店内を歩くと、女性が4人掛けのテーブルを2つくっつけ始めた。
護衛4人、イルゼ、リオ、シンシア、リアムで8人だから、皆で話しながら食べられるようにテーブルをくっつけてくれたようだ。
「ありがとう、助かるわ」
「いえいえ、頼むものが決まったらお呼びください。」
リオとシンシアは隣同士、その正面にはイルゼが座り、イルゼの隣はリアムが座るように空席に、護衛4人は固まって座るようだ。
シンシアの前にはイルゼが座っていて、きゅっと握った拳を太ももにおいて、ぴしっと背筋を伸ばしている。
「緊張しているの? そんなに気にしなくて良いのに」
「緊張します……! だって、シンシアさん良いところのお嬢様だって皆がいうから」
いかにも緊張してます! というような声で言うので、少し揶揄いたくなる。
「ふふっ、どうかしらね。私は結構厳しいのよ? 楽しみだわ」
「イルゼ、そんなに緊張しないで平気だよ。シア、何もかも初めてだから全部気に入るし……シア、そんなに揶揄わないの」
くすくすと微笑むリオにそう言われるが、リオだって楽しそうだ。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
誤字脱字、表現のミスがあったらそっと教えてくれると嬉しいです。




