第5話 ディンギーレース
インカレのヨット競技は、複数艇のチーム総合成績で順位が決まる。
ただ、レースが始まれば各艇それぞれの戦いになる。
レース中に僚艇とミートすることは滅多にない。
個々の順位合計がチームの総合成績となるが、それは結果論に過ぎない。
スキッパーは、あくまでも自らの判断でレースに臨む。
クルーは、スキッパーの意図に従って操艇する。
勝つも負けるも自己責任となる。
大きな大会は、年に2回開催される。
初夏のインカレは1~3部リーグまであり、出場校はそれぞれ3艇がチームとして出艇する。
各チームの総合成績によって、上部リーグに昇格あるいは下部に降格となる。
秋の新人戦は、4年生引退後の秋に開催される。
全リーグ校が参加するオープン戦で、各校2艇のチームで約40艇が順位を競う。
リーグ順位の入れ替えはなく、新チームの実力テストという位置づけとなる。
私たちの水域では、オリンピックコースで競技が行われる。
コースは、直径2.0km前後の円周に「風上」「左サイド」「風下」のマークボートが配置される。
スタート地点は、その中心に設定される。
風位に正対して2艇のマークボートを並列にアンカリングし、両艇のマスト見通し線がスタートラインとなる。
右手側が本部船(風上位置という)、左手側が外側(風下位置)となる。
スタート→上→フリ→下→上→下と周回し、スタート地点と同じ位置でフィニッシュする。
フィニッシュラインは、スタートと同じラインを使う。
競技時間は、60分前後となる。
<参考>
各リーグの所属校>
・1~2部リーグ:各6校
インカレは、1部・2部リーグの入れ替え戦でもある。
下位リーグ上位2校が参加するため、レース出場校は8校となる。
・3部リーグ:2部リーグ以下全校




