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苦手な方はご注意ください。

後宮の桃妃は記憶を食む 灯華国謎解き譚

作者:祈月すい
異能妃が記憶を食み、謎を解き明かす。
異能×謎解き×中華後宮ファンタジー

灯華国の中心にそびえる楓幻城には、広大な後宮が広がり、皇帝や妃たちが暮らしている。
その数多いる妃のうち、九嬪の最下位に属する麗殊は、ある特殊な血筋の出身だった。

彼女の一族、甜氏は辺境の神山に住み、稀に異能を持つ娘が産まれる。
その中でも麗殊は、食事行為を媒介として他者の記憶を読み取る"幻食"の力を持つ特別な存在だった。
一族に失われた名誉を取り戻すため、麗殊は後宮へと送り込まれた。

後宮入りから半年が過ぎたある日の早朝、麗殊と九嬪は、内廷にある皇帝の在所・黄瑞殿に呼び出される。

「竹妃様が亡くなられました」

九嬪の前でそう告げたのは、皇帝・朧鳴帝の側近だった。
高位の妃である四夫人の一人、竹妃の突然の死……その報告と共に、皇帝の厳命が下る。

──竹妃の死の理由を突き止めよ。次の朔月までに最も早く真実へ辿り着いた者には、竹妃の穴を埋める四夫人の位を与える。

この勅命に、昇進の機会を渇望する九嬪たちは意気込み、死の真相を追い始める。
一方の麗殊も、一族の野望を果たし、自身の食欲を満たすべく、この異様な争いに身を投じる決意をする。

そんな彼女の前に現れたのは、謎めいた美青年の太医・朔。彼は皇帝直属の臣下であり、監視役として麗殊に宛てがわれた。
朧命帝の命のもと、麗殊は朔と共に真実を追い求める。

「依代は姿を映し、餐は心を解く。味わうは余情、探るは真意。汝の記憶、この身に宿らん」

竹妃の死の真相、皇帝の隠された意図、甜氏の過去、そして朔の正体とは──。

◇◇◇
*カクヨムにて『後宮の幻食妃』として掲載しているものです。
*推理・解決方法はファンタジー色強めなのでご注意ください。
*中華後宮が舞台ですが、その制度・名称等に、オリジナル要素を多分に含みます。
*本作はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。
第一章 泡沫
一、桃妃
2025/07/07 02:30
二、勅命
2025/07/01 08:00
三、野心
2025/07/01 12:10
四、皇帝(上)
2025/07/01 20:10
五、皇帝(下)
2025/07/02 21:10
六、調査
2025/07/03 08:10
七、儀式(上)
2025/07/03 12:10
八、儀式〈下〉
2025/07/03 21:10
九、残香〈上〉
2025/07/04 08:10
十、残香〈下〉
2025/07/04 12:10
十一、答弁
2025/07/05 08:10
十二、新居
2025/07/05 12:10
十三、祝辞
2025/07/05 20:10
十四、椿妃
2025/07/07 08:10
第二章 奔走
十五、奇病
2025/07/07 12:10
十六、梅妃
2025/07/07 20:10
十九、回顧
2025/07/10 20:10
二十、秘匿
2025/07/12 08:10
二十一、記録
2025/07/12 12:10
二十二、菊妃
2025/07/12 20:10
二十三、観察
2025/07/13 08:10
二十四、果実
2025/07/13 12:10
二十七、暗雲
2025/07/15 12:10
二十八、正体
2025/07/15 20:10
第三章 帰趨
二十九、黎明
2025/07/17 08:10
三十、許可
2025/07/17 12:10
三十一、遺品
2025/07/17 20:10
三十二、疑念
2025/07/18 08:10
三十六、追及
2025/07/19 12:10
三十七、贖罪
2025/07/20 08:10
三十八、門出
2025/07/20 19:00
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