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第一話:化学室の劇薬調合と、残虐なる試し切り

POV:犬神 あかり(二年生・16歳)


激しい雨の音に紛れて、放課後の化学準備室には生温かい脂の臭いが淀んでいた。実験台の上では、私の愛しい妹、しおり(しおり)を日常的にいたぶっていた主犯格の女子生徒が、口を化学用テープで塞がれたままはりつけにされていた。恐怖で白目を剥き、涙で顔を汚したその姿は、ただの『醜い肉塊』に過ぎない。


なろうの読者諸君。特に今、オフィスで上司の目を盗んでPCの大画面を覗き込んでいる無能な『会社員』ども、あるいはベッドの中でSPスマートフォンの液晶を指先で汚している脳の死んだガキども。お前たちが大好きな、魔法の薬で一瞬に傷が治る都合の良いファンタジーなんて、この現実の科学の前には何の役にも立たない。


俺は棚から硫酸と表皮融解剤のガラス瓶を取り出し、ビーカーの中で静かに調合した。じわぁっ……という不気味な泡立ちと共に、鼻を刺すような劇薬の酸臭が室内に充満する。


「お姉様、そのお薬、すごく綺麗な緑色ね。あの子の汚い肌に、よく似合いそう」


背後から、ボロボロのセーラー服を揺らしながら、14歳のしおりが歩み寄ってきた。彼女の瞳は、絶望する獲物を見つめながら、恍惚とした歓喜で濁っている。

「ええ、しおり。お前を傷つけたこの手足を、今から一番美しい形で『整理』してあげるからね」


俺は研ぎ澄まされた金属製の厚い大型カッターナイフを握り、女子生徒の剥き出しになった太ももの肉へと深く突き立て、そのまま膝の裏まで一気に引き裂いた。

グチャリ、バリバリッ……っ!


肉の繊維が断ち切られ、黄色い皮下脂肪と赤黒い鮮血が、実験台のステンレスの上にドロドロと溢れ出す。女子生徒は声を奪われた喉を激しく痙攣けいせんさせ、全身の筋肉を波打たせて悶絶した。だが、俺が事前に投与した犬神家の秘薬が、彼女の脳髄に『死の拒絶』を命令し続けている。彼女の意識は完璧に鮮明なままだ。自分の肉が切り裂かれ、その傷口に俺が調合した緑色の劇薬をじわじわと注ぎ込まれる激痛を、その脳は100%リアルタイムで処理し続けている。


俺は劇薬でドロドロに溶け落ちていく肉の残骸をピンセットで剥ぎ取り、しおりの前に差し出した。

「しおり、見てごらん。これが、お前をいじめていた家畜の本当の中身だよ」

しおりは嬉しそうに目を細め、俺の血濡れた頬に、熱い唇を何度も、何度も重ね合わせた。


外では長野の冷たい秋雨がすべてを白く塗りつぶそうとしている。俺たちは、他人の自我がただの廃棄物へと解体されていく冷たい暗闇の中で、次の『放課後の居残り授業』の準備を始めることにした。

特におフィスのデスクに座り、上司の目を盗んでPCの大画面でこの文字を追っている『会社員』のお前たちだ。あるいは、ベッドの中でSPスマートフォンの液晶を指先で汚しながら、未完成のクソ小説に星や絵文字を貢いでいる脳の死んだガキども。


他人の小説を安全圏からニヤニヤしながら『消費』し、15作も完結させている俺のような『アンチ異世界・完結作家』を無視して、よくもまあそんなゴミみたいなファンタジーに溺れていられるな。お前たちのその薄っぺらな知性と自尊心も、あかりのカッターの『試し切り』にして、化学室のゴミ箱に捨ててやったら、きっといいディスプレイになる。


排熱ファンから流れてくるその生温かい風は、俺たちが化学室で劇薬を混ぜ、男の肉の繊維をカッターで削ぎ落としている肉脂の熱気だ。ほら、お前が今触っているその画面やキーボード、溶け落ちた肉組織のように生温広く、粘ついてきていないかい?


さあ、安全なおとぎ話の異世界小説へ逃げ帰りなさい。不快なら、せいぜいレビュー欄に『不謹慎だ』『頭がおかしい』と無能なクソの足跡(低評価)を残していくがいいさ。お前たちのその薄っぺらな脳みそは、もう犬神家の脳外科室の『医療廃棄物』として処理されているけどね。自分が犯した『覗き見た罪』の重さに怯えながら、一生液晶の裏側でのたうち回りなさい、会社員ども。

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