ep9 交体の儀~「切断」①ナーン星人様の場合~
ピンクの白衣?の女医?が、俺の部屋に飛び込んできた。
白衣だけではない、髪も真っピンクに染め、ピンクのドクターバッグを持っ
た、ピンクのメガネで、ピンクのハイヒールの女。(ドクター・ピンクか?)
年の頃は28ぐらい、推定Dカップ、マスクで顔半分しか見えねぇが、
見えてる部分は俺好み。目元、涼しげな美人だ。
同じくピンクのスクラブを着た、多分、看護師
(推定Gカップ、後は普通)とともに入ってきた。
(どうやら、極秘任務らしい)
「私は、日本でただ1人の、切断専門医、アンピュテーション・ドクター
桐 キリコ(仮名)、手でも、足でも、指でも、乳首でも、首でも、切ることな
ら、何でもお任せあれ、ホーッホッホッホッ、で、どこを切りますか?」
「一番右の足を切ってたもれ」と、マンボウ様。
横になって、一番右の足を出す。
すばやく、看護師、靴ストッキングを脱がす。
キ「分かりました。では、麻酔注射、ポンタニールを 看護師A」
「はい、ただいま」、Aによって、マンボウの左胸ビレに、注射が打たれる。
(胸がでかすぎて、当たって、やりにくそう)
10分後、「では、切断を始めます」、
「まーずは、皮膚を♪チョッキン、チョッキン、チョッキンナー♪」、と
歌いながら、(歌うなよ、まじめにヤレ!)、メスで切り開く。
「ピュー」、当然、血が、したたり落ちる。それをAが拭いていく。
(俺、献血好きだが、血見るのは、苦手、倒れそう)
「お次は、♪神経ブッサ、ブサ、電気メスで、ブッササのサ♬」
(だから、歌うなよ!)
今度は血がダラ、ダラダラ、ダラ、俺見れねぇ、目をそらす。
看護師A、全く無表情に、血を拭いていく(さすが、プロ)
「最後は、骨を♪キューン、キューン、電動のこぎりで、キュ、キュ、キュ
ーンのキューン♬」(歌うなってば!マ〇ド・ドクターだ、こいつ)
俺は、初めて見た。医療用の、のこぎりを。
電動ねじ回しの先が、鋭いとがった細く、長いのこぎり刃
になっているようなもんだ。
それで、アッという間に骨を切断し、
「後は、縫合♪チョ、チョ、チョイのチョイ、チョイ、チョイ♪♬」
と手際よく、後の処置を済ます。
切った足はすぐ、Aが持ち上げ、ホルマリン?液にひたす。
その間、わずか10分、血が、ビュー、ビュー、飛び散って、全世界はまた、「シーーーーーーーーーーーン」となったが、
キリコの「はい、一丁上がり」(うどんかい!)の声とともに、
また、全世界称賛の嵐「ブラボー、ナラボー、ボラボー、ベラボー?」
「次は、あなたね」、キリコが俺を見る。俺、「いやだ」と一言。
(手や足をなくしたら生活に困る、指は切ったら、〇くざに間違われる)
全世界から非難ごうごうの嵐!
「いいかげんにしろー」、「ナーン星人様はやったぞー」
「ひきょうものー」、「〇〇すぞー」、「男だろー(男だっていやだ)」
その時、サシバ首相が言った。
「酔酔様のお気持ちはよく分かります。しかし、ここは、世界平和のため。
もし、ナーン星との友好が成功の暁には、ノーベル平和賞を差し上げることを
約束したいと思いますが」と、まじめな顔で言う。
すると、ヨコ ヒロシ、「ノーベル・ピース・プライス゛」と、叫ぶ。
「ノーベル・ピース・プライス゛」、「ノーベル・ピース・プライス゛」
絶叫が一つになる。また、世界が一つになった。
俺、思う。
(ノーベル平和賞の賞金、確か、1億8,000万ぐらい、と指1本、悪くねぇ)
(全世界が証人だ)
俺、「ノーベル平和賞、まちがえねぇーんだろうな?」
「はい、もちろん」と、サシバ首相。
「イエス。オブコース」と、全世界・全人類。
「分かったよ、指でいいんだな?、キリコ先生、スパッとやっつくんねぇ」
つづく




