最終話 忘れえぬ人
これは、終わりの物語であり、想いが時を越えて残ることの物語です。
安達と楓の声だった。
静は返事をしなかった。そのかわり、門の外へ走り去ろうとした。しかし、すぐに二人につかまってしまった。
「お願いです! 見逃してください! この子を殺さないで!」
静は泣きながら叫んでいた。
「しぃー!」
安達が言った。
「大きな声を出さないで。郎等たちに見つかってしまいます」
その時、静は、安達夫妻の後ろに、男が二人立っているのに気づいた。
「あなた方は……」
「はい」
――畠山重忠と工藤祐経だった。
「静御前、私たちを信じて下さいますか?」
畠山が言った。
「信じる?」
「私たちは、鎌倉の頼朝どのに反旗を翻すことはできない。だが、義経どのには、生きていてほしい」
「そして、義経どのの血をひく、そのお子の命も、何とか守りたい」
祐経も言った。
静が黙っていると、安達も言った。
「たとえ今逃げても、そんな産後間もない身体で……お子も生まれたばかり。逃げおおせるはずはありません」
「仮に、逃げられたとしても、そんな小さなお子さまをかかえて、どうやって暮らしていかれるのです?」
楓も言う。
静は唇をかんだ。確かに彼らの言うとおりだ。そんなことは、静自身、百も承知だった。だからといって、これ以外方法がない――それが静の決断だった。
そんな静の気持ちを察してか、安達が言った。
「静御前、お気持ちは、よくわかっているつもりです。そのお子、私どもにお預けください」
「あなた方に?」
静が問い返すと、畠山が言った。
「誰とは、名は明かせませんが、預かってくれる者の手配はついております」
安達が続ける。
「あとは、お子は由比が浜に沈めたことにでもして……そこは何とでもごまかします。静御前は身体を休め、京に帰れる許しが出たら、鎌倉をお出なさい」
「そのとき、お子は必ずお返しします。どうか、私たちを信じてください」
楓の言葉は、優しい響きだった。
その響きに、静は磯禅尼にはない、自分や義経と同じ感情を見た気がした。
「……みなさまを……信じましょう」
静はつぶやくように言った。
「静さまにお返しする日まで、必ず大切に育てますから」
そう言って、楓は手を差しだした。
静は、赤ん坊をぎゅっと抱きしめた。そして、心にきざむように寝顔を見つめると、そっと楓に手渡した。
楓はその子を抱いて、闇の中に消えて行った。
静は、見えなくなった楓の姿をいつまでも見つめていた。
静の産んだ子どもは、由比ヶ浜に沈められたと、頼朝には報告された。
安達の薦めで、静は、由比ヶ浜の浜辺をさまよって歩いて見せたりもした。演技力には自信がある。「ハムレット」のオフィーリアだって、演じたことがあるのだから。
そのおかげで、誰一人、静の子どもが殺されたことに疑問を抱かなかった。
安達、畠山、工藤、三人の力だけなのか、それとも、もっと味方になってくれる者がいたのか。静にはわからない。
ただ、この鎌倉の地でさえも、義経に同情的な武士が少なくないということは確かだ。……頼朝に表立って逆らうだけの気力はないにしても。そして、それは、静にとって心強いことでもあった。
もし、義経に再会できたら、必ずこのことを話そうと、静は心に決めた。
九月、磯禅尼と静に帰京命令が出て、静は、鎌倉を発った。
鎌倉を出てから、静は京へは戻らなかった。
京に帰るのを当然と思っている磯禅尼のもとから、静は姿を消した。
磯禅尼があきらめて京に発つのを確認してから、静は、楓から教わっていた、楓の遠縁という家を訪ねた。
その家の者は、無事に赤ん坊を返してくれた上に、静の落ち着き先も世話してくれた。
それは、京から北――丹後の国の海辺にある寺だった。
静はそこで赤ん坊――雪丸と名付けた――を育てた。
義経の噂はここにも流れてきた。伊勢にいるとか、京に戻ったとか、様々な噂が静の耳に入った。しかし静は動じなかった。
雪丸はあまり丈夫な子でなく、しょっちゅう熱を出したり、咳をしたりをくりかえしている。そんな子を連れて、不確実な旅はできない。
信夫を失った悲しみを、忘れたことはない。雪丸だけは、守り切らなくてはならない。
静にとって、今一番大切なことは、雪丸を無事に育てること――それが、義経のもとに駆けつけるより、義経の愛にこたえることになる。……そう信じていた。
「雪丸……おいで」
数え年で四才になる雪丸は、うれしそうに走って静の胸に飛び込んだ。海辺を走ってきた雪丸の足は、砂だらけ。
静は雪丸を胸に抱きながら、海を見つめた。
大物浦から船出をしたときに義経と見た嵐の海。
子どもを亡くした悲しみの演技をしながらさまよった由比ヶ浜から見えた海。
そのどちらの海とも違う海が、ここにはあった。その青さは、どの海よりも鮮明で、厳しささえ感じられた。
義経と二人で見たならば、また印象も変わるのかもしれない。――静は、そんなことも考えた。
ぼんやりとしていると、雪丸が静の手から逃れ、また海に向かって走っていった。
「雪丸! もう寒くなるから、帰りましょう」
静がそう言っても、雪丸は波とたわむれて、戻ってくる様子はない。
『ずいぶんと、男の子らしくたくましくなったわ』
そう思って、静は微笑んだ。
四才を迎えた春頃から、雪丸は丈夫になってきた。
「もう旅をしても大丈夫かもしれない」
最近になって、義経は奥州にいるとの噂を聞いた。これは、どうやら確からしい。
奥州の平泉なら、義経が二十二才まですごしていたところだ。
「藤原秀衡どのは、私の父のような方だ」
と、義経も言っていた。
静は、その晩から、旅支度を始めた。
「母上、何をしているの?」
雪丸が、あどけない顔でたずねる。
「旅の支度よ」
「たびって、なあに?」
「ここを出て、遠くに行くの」
「どうして?」
静は遠い、なつかしい目をして言った。
「お父上のところに行くのよ」
「お父上に?」
雪丸は目を輝かせた。この寺には夫婦ものの寺男がいて、六人もの子持ちだった。
一番下の子――名前は六――は雪丸と同い年だった。その子と遊ぶうちに、雪丸は父親というものの存在に気づき、静に訊いたことがあったのだ。
「六坊が『かか』って呼んでいるおきぬは、母上のことだよね」
「そうね」
「じゃあ、『とと』ってよんでいる弥太は?」
「……父上よ……」
「雪丸には、父上はいないの?」
一心に訊いてくる雪丸の肩を抱き、静は優しく言った。
「父上はいらっしゃるわ。でも、今はわけがあって遠いところにいるの。いつか……いつか、雪丸がもっと大きくなって、丈夫になったら、会いに行きましょうね」
その言葉に雪丸は納得したらしい。それからも、時々、
「父上はどんな人?」
とか、
「何ていう名前?」
などと、思い出したように訊いてきた。そのたびに静は、
「花や木や鳥の大好きな、優しい方よ」
とか、
「お名前は、雪丸がもっと大きくなったら教えてあげる」
などと答えていた。
だから、雪丸にとって『父上』というのは、ある種の憧れになりつつあったのだろう。「いよいよ父上に会いに行く」というので、雪丸は目を輝かせたのだった。
静は一人旅――正確には雪丸と二人だが――を覚悟していた。しかし、奥州へ行きたいと打ち明けると、寺の住職は寺男の十七才になる長男を供に……と手配してくれた。
春の終わり頃、静は雪丸と太郎――寺男の長男――と三人で旅立った。
まだ小さい雪丸を連れての旅は大変だったが、太郎がよく働いてくれたおかげで、それほど苦にはならなかった。
たくさんの弟妹を世話していたからか、太郎は雪丸をかわいがってくれた。上手におだてて歩かせたり、本当に疲れているときはおぶったりしてくれる。
また、宿になるような寺や、空家を見つけたり、人の家に頼みこんで泊まらせてもらったり……というのも全部太郎がやってくれた。
やっと旅も半ばを過ぎたある日、見つけた空家で寝支度をしながら、太郎は言った。
「楓さまのだんなさんは、おさむらいさんですか?」
静という名は有名になりすぎていたので、寺では安達の妻の名を借りて楓と名のっていた。
義経との関係も、住職以外は誰も知らなかった。太郎は住職の言った、
「楓どののご亭主が、平泉で落ち着いたから、楓どのと雪丸を呼んでいるのだ」
という言葉に、何の疑いも持ってはいなかった。
「どうして?」
静はそれには答えず、きき返した。
「おさむらいなら、郎等にしてもらおうと思って。おらもいつまでもあの寺にいたんじゃ、うだつがあがんないからね」
「武士には……戦があるわよ」
「だからだ! 戦で手柄をたてりゃ、大将になれるだろ?」
太郎は目を輝かせて言う。いくら自分が反対しても、今のこの子には分からないだろう。……そう静は思った。
「平泉で無事に会えたら、たのんでみるわ」
「じゃ、やっぱりおさむらいなんだね?」
静がうなずくと、太郎は満足そうに笑って、眠りについた。
翌朝、街道に出てみると、何やら騒がしかった。
「楓さまと雪丸は、ここで待っててくれ。おらが様子を見てくるから」
そう言い残すと、太郎は走って行った。
本当に頼りになる子だと、静は思う。
『あの子なら義経さまは喜んで郎等にするだろう……』
とも。ただ、それが太郎にとって、不幸を招くことにならなければいいが、と静は今から心配していた。
しばらくして、太郎は戻ってきて言った。
「当分、街道は通れそうにもありませんや。何でも、行列が通るってことで」
「何の行列?」
「平泉にいた、源義経さまが、藤原なんとかって人に襲撃されて死んだんだそうです。その首が、鎌倉に送られるとかで」
「死んだ……?」
「信じられませんよねぇ。義経さまが、戦に負けるなんて……」
「本当なのね?」
興奮気味の太郎は、静の声の震えに気づかなかったらしい。得意げに、聞いてきた話を続けた。
「ああ、何でも、持仏堂にこもって自害なさったとか。御郎等も、全員討ち死になさったそうで」
静は、自分の目が、もはや何も映さなくなっているのに気づく。そして、太郎の腕が、自分を支えているのを感じた。
「楓さま!」
「母上!」
太郎と雪丸が叫んでいた。
だが、その声は次第に遠くなっていき……ついには聞こえなくなっていた。
静が気がついたのは、昨夜の空家の中だった。目を開けると、太郎が心配そうにのぞきこんでいるのがみえた。
「ああ、よかった」
静が目を開けると、太郎が言った。
「雪丸は?」
静がきくと、太郎は静の隣を指した。涙に汚れた顔で、雪丸が寝ていた。
「泣き寝入りをしてしまいました」
ほっとしたとたん、涙があふれてきた。
身体中を悲しみが支配していた。静は、何も考えることができない。ただ、声を上げて泣くことだけしか、今の静にはできなかった。
太郎は、そんな静を、困惑の表情で見つめていた。やがて、静の涙が少しおさまってくると、太郎は言った。
「楓さまが平泉に会いに行こうとしていた人は、義経さまゆかりの人だったんですか?」
静は、うなずいた。
「おさむらいさんと言ってましたよね。御郎等の誰か……?」
静は、少しためらったあと、言った。
「楓というのは、私の本当の名前ではありません。私の本当の名前は……静といいます」
「静……?」
京の近くに住んでいた太郎は、その名前を知っていた。
「白拍子の?」
「はい」
「それじゃあ……鶴が岡八幡宮で、義経さまを慕う舞を舞ったという静御前……」
太郎は、驚きにしばらく何も言えなくなっていたようだが、ふと、思い出したように訊いた。
「じゃあ、雪丸は……?」
「義経さまのお子です」
静は雪丸の髪を撫でながら言った。
「静御前の産んだ子は、男の子だったから殺されたって、聞きました」
太郎の問いに、静は穏やかな口調で答える。
「ある方のお力で、由比ヶ浜に捨てたことにして、助けていただいたんです。あのお寺も、その方のご紹介で、お世話になりましたし」
「……そうだったんですか。惜しかったなあ。義経さまの郎等になれたかもしれないのに……」
言ってしまってから、太郎は不謹慎だと思ったのか、あわてて頭を下げた。
「すみません」
「いいのよ……」
静はちょっと微笑んで見せた。
それでもなお、義経を慕う人間のいることは、うれしかった。
「……で、楓さま……いえ、静さまはどうなさいますか? あの寺へ戻られますか?」
太郎は尋ねた。
静は、答えられなかった。
吉野山で、義経と別れてから三年以上の月日が流れていた。その三年間、静は『義経さまに逢いたい……』という想いだけに支えられた生きてきたのだ。
義経の死は、静にとっては、世界が崩壊してしまったことに等しい。崩れてしまった世界を、どうやって立て直したらいいのだろうか。
静にとって、遠い昔に思える、あの昭和の時代にも、静はこういう思いを味わった。あのとき、静は「死」を選んだ。その結果、この世界に来たのだが、今度は「死」を選ぶわけにはいかない。なぜなら、雪丸がいるから……。
静は、雪丸の寝顔を見つめ、その頬に手をふれた。胸の中に、生きる勇気が湧いてくる。
静は、太郎の方に向きなおり、言った。
「平泉まで、行ってみたいのです」
義経が住み、そして、義経が死んだその地を見てみたい。
平泉に立ってみて、これからの自分の行く道を決めよう。こわれてしまった世界を、何とか立て直してみよう。きっと、義経も力を貸してくれる――そう静は考えた。
「義経さまが亡くなった場所を見て。それから後はどうするか分からないけど……」
静がためらいがちにきり出すと、太郎は、すかさず言った。
「分かりました。じゃあ、明日発ちましょう」
「一緒に来てくれるの?」
「もちろん」
平泉までの道中で、静は義経の死の様子を詳しく知ることができた。
太郎が、旅人からうわさ話を聞き出して、教えてくれたのだ。中でも、太郎が何度も繰り返し言い、不思議がったことがあった。
「義経さまといえば、平氏を討ち破った戦の天才でしょう? それなのに、どうして反撃しなかったんだろう。奥州は、金がたくさん採れて、藤原氏は金持ちなんだって、みんな言っている。それなら、義経さまが大将になれば、鎌倉の頼朝さまなんか、やっつけることができただろうに……」
静は、それには何も答えなかった。
だが、静は知っていた。おそらく、民衆が皆感じているこの疑問に、答えられるのは自分だけだろうと。
雪の吉野で、義経は言ったのだ。
「静が私のそばに来たこと、そして、今の私に考える時間が充分あること、そのすべてが天の導きだと思う」
そうやって、義経が考え抜いた結果が、兄との戦いを避けることだったのだろう。
奥州藤原氏と、鎌倉の頼朝が戦えば、源平合戦以上の大きな戦になることは、目に見えている。
戦いではなく、義経は、平穏に生きる道を選んでくれたのだ。
だが、静の心は揺れていた。
自分が言ったことは正しいと、今まで思い続けてきた。そして、静の言ったことが正しいと、義経も思ってくれたからこそ、頼朝との戦を避けたのだろう。
しかし、本当に正しかったのだろうか。
静は、戦争を憎んでいる。だが、それだけで、義経に「戦をしないでほしい」と言ったわけではない。
義経に生きてほしかったから、その生涯を全うしてほしかったから、そう言ったのだ。ところが、戦を選ばなかったために、義経は死んでしまった。考えようによっては、静の言葉が、義経の生を縮めたことになる。
自分の間違いだったかもしれないと思うだけで、息をするのも苦しくなってくる。太郎が、その話をするたびに、その言葉は鋭い矢となって、静の胸に刺さる。
だが、耐えねばならないと静は思う。一生、この苦しみと向き合いながら、雪丸を無事育てる。それが、自分に残された唯一の道だと、静は考えていた。
静の暗澹とした旅は、平泉で終わりを告げた。
義経が住んでいたのは、小高い丘の上にある「高館」と呼ばれる館だった。高館は、泰衡軍の襲撃を受けて、すっかり焼け落ちていた。
その跡に、静と雪丸、そして太郎は立っていた。そこには、土地の者が捧げていったらしい花があふれていた。
静は花を見つめた。
「ここでも、義経さまを思ってくれる人がたくさんいるんだわ」
と思いながら……。
「母上……ここはどこ?」
何も知らない雪丸が、焼け跡をこわがって裾を引っ張る。
「父上のいらっしゃった所よ」
「え? 父上の? 父上はどこ?」
静がそれに答えようとしたとき、人の話し声と足音がした。とっさに静たち三人は木影に隠れた。
来たのは土地の夫婦者で、花を持ってきたのだった。妻のほうが言った。
「いつまでたっても、花がへらないねえ」
「見つかったら、泰衡さまにおとがめを受けるというのにな」
夫のほうが答える。
「だけど、昼間はいいけど、夜ここに来るのはいやだね」
「どうして?」
「義経さまの亡霊が出そうでさ……」
「ばか……」
夫のほうが言った。
「こんな所にゃ出ねぇよ。出るんなら、泰衡さまの所か、鎌倉の頼朝さまの所さ。もっとも、義経さまが本当に死んでりゃの話だけどね」
「本当にって……」
妻がきき返す。
「死んでないのかい?」
「ああ」
夫は声を低くして言った。
「噂だけどさ……死んだのは義経さまの影武者で、義経さま自身は船で衣川に逃れて、蝦夷ヶ島に向かったってさ……」
「へえ!」
「言いふらすんじゃねぇぞ!」
そう言いながら、二人は帰っていった。
静と太郎は顔を見合わせた。
静の頬に赤みがさしていた。暗かった瞳が、輝き始めた。
義経の死を聞いてから、初めて楽に呼吸ができる、そんな気持ちだった。
静の世界は、崩壊していなかった。
義経は生きている。これからは、義経を捜す旅を続ければいいのだ。たとえ何年かかっても、一生見つけられなくても、自分は義経を捜し続けるだろう。
「静さま……」
「……行かなくては……」
静が言った。
「蝦夷ヶ島ですね?」
「一緒に来てくれるの?」
「もちろん。今度こそ、義経さまの郎等にしてもらわなくっちゃ!」
太郎は、いたずらっぽく笑って見せた。
「どこへ行くの?」
雪丸が突然言った。
静は雪丸を抱き上げた。
「お父上の所よ! ずっとずっと北をめざせば、お父上がいるの!」
静は、衣川の流れを見つめながら言った。
夕日に映えて、川面はきらきらと輝いていた。白い輝きは、吉野山の雪に似ている。
そして、その川面の輝きのむこうに、静は、義経の笑顔を見ていた。
終
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
求めず、縛らず、それでも確かに想い合う――義経と静の恋が、心に残るものになっていたなら嬉しいです。
もしこの物語が心に残ったなら、評価やブックマークで教えていただけたら励みになります。
『雪月花義経抄』は全三作で完結しています。
物語の背景となる「義経を追って」、正妻・美野の立場から描いた「桜恋抄」も、合わせてお読みいただけると幸いです。




