Truth of Seeker

18年前に起きた、とある一家の惨殺事件。
警察が精鋭を揃えて捜査したものの事件は迷宮入りし、やがて無念の時効を迎えてしまう。
誰もが事件の記憶を霞ませ忘れる中、事件を追い、真実を求めるたったひとりの刑事がいた。

彼は関係者なのか？
それとも、ただの刑事としての正義感なのか？

時効を迎え風化した事件を探ることに難航し、折れかけた心で出会うひとりのジャーナリストの存在。

彼女は果たして味方か、敵か？
関係者か？ただの記者故の好奇心か？

やがてこの二人の出会いが、18年の時を経て、闇に葬られた未解決事件の真実を照らし出す。
残酷な真実を目の当たりにした時、彼はなにを思い、なにを願うのか――。