第040話 優しい母
> 【鑑定 第四十号】
> 押印累計 ── 百八十五。
> 依頼者 ── 綾織紬。
> 物件 ── 木綿の布、一枚。
> 所見 ── 十二年以上、経過しております。
> 目 ── 揃っております。耳 ── 直線であります。
> 節 ── ありません。
> ……判定を、開始します。
── 綾織の物干しは、継いだところが少し太いままになっている。
経通しは朝のうちにやる。手が冷えていない時の方が早い。
千二百本の経糸を、綜絖の目へ一本ずつ通していく。順番を飛ばすと、織り出してから分かる。分かった時には、そこまで戻せない。一日で終わる仕事ではない。二日か、三日掛かる。
紬は左手で糸を送って、右手の鉤で引く。引いた糸を次の目へ渡して、また送る。十本ごとに数を口の中で刻む。
芳が横に座って、糸を分けていた。分ける手が速い。紬より速い。速いのに、束が崩れない。崩れないので、紬は手を止めずに済む。
紬は歌わずに数えていたが、二百を越えたところで低い声が出た。数と拍が同じになる場所がある。
行って戻って また行き戻る
一行だけである。鉤の当たる音が上がって、そこで消えた。芳は手を止めなかった。
「今日、寒いわね」
「寒いです」
「指、動く?」
「動きます」
芳は分けた糸を紬の手の届くところへ置いた。置く位置が毎回同じになる。紬は見ずに取れる。
燈が来た。上がり框に腰を掛けて、暫く黙って見ていた。
「何本やるんだ」
「千二百です」
「今どこだ」
「二百三十四です」
燈は膝の上で手を組み直した。組み直してから、耳の後ろを掻いた。
「控えとくか」
「お願いします」
「紙は」
「そこの帳面に」
燈は帳面へ数を書いた。書いてから、紬へ向けた。
「二十七ですか」と紬が言った。
「七だ」
「七?」
「二百三十四だよ」
「二百に見えません」
「読めりゃいいだろ」
「読めてません」
芳が笑った。笑ってから、湯呑みを取りに立った。立つ時に膝へ手をつかない。
「甘くしてあげましょうね」
「あ、はい」
燈は帳面を閉じた。閉じてから、自分でもう一度開いて、書いた数を見る。見て、少し首を傾げた。
「二百三十四だ」
「はい」
「読めるだろ」
「読めません」
紬は引き出しから小さな布を出した。木綿で、幅が七寸ほどある。畳んであった折り目が付いていて、開くとそこだけ色が薄い。
目が揃っていない。詰まっているところと、透いているところが交互にある。耳が波打っていて、真っ直ぐでない。節が三箇所ある。三つとも同じ側に寄っている。
「これ、七つの時に織ったんです」
「下手だな」
「下手です」
紬はその布を膝に広げた。広げると、耳の波が余計に目に付く。左の耳だけが内へ入っている。
「うちは遠州だから、最初は木綿からなの」と芳が言った。
「絹じゃないんですか」
「絹は後です。木綿で覚えないと、絹は触らせません」
芳は湯呑みを置いて、布を覗いた。覗いて、指で節を撫でた。撫でる指が節の上で二度往復した。
「よく取っておいたわねえ」
「捨てられなくて」
「そうねえ」
紬は布を畳んで、引き出しへ戻した。戻してから、また鉤を持った。数は二百三十四から続きになる。
佐久間が桶を提げて来た。土間の端へ置いて、蓋を取らずに帰った。庭を回らずに、生垣の切れ目から入ってきている。
「余ったからな。置いてくぞ」
「三丁ですね」
「余ったんだ」
その日、紬は経糸を七百本通した。残りは明日になる。帳面の数は燈の字で、紬にはやはり読めなかった。
*
次の朝、布が変わっていた。引き出しを開けて、出して、広げた。折り目のところの色の薄さまで同じになっている。
目が揃っている。詰まりも透きも無い。耳が真っ直ぐで、波打っていない。節が一つも無い。
幅は七寸のまま。長さも同じで、色も同じだった。違うのは、下手でなくなったところだけになる。
紬はそれを膝に広げたまま、暫く動かなかった。指で耳をなぞって、端から端まで行って、また戻した。波打っていた場所を覚えていて、そこで指が止まる。止まっても、何も引っ掛からなかった。
芳が奥から出てきた。出てきて、布を覗いた。覗いてから、紬の肩へ手を置いた。
「上手だったのねえ」
紬が顔を上げた。上げてから、母の顔ではなく、母の手を見た。
「え」
「七つでこれなら、上手だったわよ」
「昨日、下手だって」
「言ったかしら」
芳は湯呑みを持ってきた。砂糖が二杯入っている。燈の分になる。燈はまだ来ていない。それでも湯呑みは二つ出ていた。
紬は布を畳んだ。畳んで、膝の上に置いた。置いたまま、母を見る。母は紬の視線に気付いて、笑い返した。
「お母さん」
「なあに」
「経通し、やってもらえますか」
「今から?」
「今から」
芳は鉤を取って、紬の隣へ座った。座り方が同じで、膝の位置も同じになる。
通しはじめた。速い。紬より速くて、迷いが無い。
紬は数を数えた。二十五、二十六、二十七。二十七本目が、真っ直ぐ入った。
紬は何も言わなかった。言わずに、次を数えた。二十七の次も、その次も、揃っていた。
「もう一回、最初からお願いします」
「どうして?」
「練習です」
芳は笑って、抜いて、また通した。二度目も二十七本目が真っ直ぐだった。三度目も同じになる。
紬は鉤を置く。置いて、膝の布を握った。握った手が汗ばんでいて、木綿に指の跡が付いた。跡はすぐに消えた。消えるところまで見てから、手を離した。
*
燈が来た時、紬は土間に立っていた。座らずに、布を両手で持ったまま待っていたらしい。
「どうした」
「布が変わりました」
「贋物か」
「贋物です」
紬は布を渡した。燈が広げて、灯りへ向けた。木綿は透けない。それでも燈は透かそうとして、諦めて下ろした。
「揃ってるな」
「揃ってます」
「昨日のは」
「下手でした」
燈は布を返した。返してから、紬の顔を見た。
「もう一つあります」
「何だ」
「母が、二十七本目を交差させません」
燈が黙った。黙ってから、上がり框の縁を指で二度叩いた。
紬は上がり框へ座った。座ってから、掌を膝で二度撫でた。
「母は、経通しをすると必ず二十七本目を交差させるんです」
「必ずか」
「必ずです。二十年、直りませんでした」
「言ってやらなかったのか」
「言いませんでした」
「なんでだ」
「言うと、直そうとするので」
紬は膝の上の手を見た。手袋の結び目が八つある。
「直そうとして、直らないんです。直らないと、機嫌が悪くなります」
「そうか」
「だから言いませんでした。誰にも言ってません」
燈は何も言わなかった。訊けば答えると分かっていて、それでも訊かなかった。
識が来た。丸い胴を土間の上で二寸だけ浮かせて、正面の板が明るくなっている。
> 鑑定を、開始いたします。
> 物件 ── 木綿の布、一枚。
> 目 ── 揃っております。耳 ── 直線であります。
> 節 ── ありません。
> 判定 ── 贋。
「識さん」と紬が言った。
> はい。
「照会を、お願いします」
> どうぞ。
「綾織芳を」
板の明るさが変わらない。返事が来るまでの間も、いつもと同じになる。物の鑑定を訊いた時と、何も違わなかった。
> 綾織芳 ── 代替物であります。
土間の音が止まった。七輪の炭が一度鳴って、それきり鳴らない。燈は動かなかった。動けたのは、紬だけになる。
「いつからですか」
> 本機の記録の開始時点より、そうであります。
「開始時点って」
> 本機が銘洲市に在るようになった時点であります。
紬は掌を膝へ置いた。置いてから、指を握って開いた。裂けたところが痛む筈だが、顔に出ていない。
「知ってたんですか」
> 記録がございます。
「知ってて、言わなかったんですか」
> 照会が、ございませんでした。
燈が立った。立って、識の前へ出る。丸い胴の高さは、燈の腰より少し上になる。
「おい」
> はい。
「言えよ」
> 照会のない事項を、本機から申し上げることはございません。
「なんでだ」
> 本機は、鑑定機関体であります。
燈は口を開いて、閉じた。閉じてから、後ろへ下がった。下がる時に上がり框の角へ踵が当たって、音がした。
紬は識を見ていた。見て、それから小さく頭を下げた。頭を下げたのは、識に対してになる。誰もそれを止めなかった。
「訊かなくて、すみませんでした」
> 謝る事項ではございません。
夕方に、砂が鳴った。
乾いた音である。庭の土で二度返って、それから生垣の外で消えた。冬の土は硬いので、返り方が石畳に近い。
道に灰白色が並んだ。数える前に二百を超える。生垣に沿って一列で並んで、庭には入ってこない。
燈が印籠を出した。出してから、紬の方を見た。
「紬、押すか」
「押します」
「無理すんな」
「無理してません」
「押印!」
五つの胸から朱が広がった。円、角、杼形、縦長方形、六角。五色が残る。艶は何処にも無い。
背後に紙が広がって、五つの印が並んだ。右下だけが白い。
庭に布が広がった。広がって、立った。高さが四メートル近くある。木綿で、白い。目が揃っていて、耳が真っ直ぐになっている。
> 贋作体であります。原物、綾織紬の織り初め、一枚。
> 目 ── 揃っております。
> 判定 ── 贋。
燈が走った。走って、布の真ん中へ鎚を入れた。
「ホムラヅチ!」
当たった。布が凹んで、また戻る。破れない。凹んだところの目が、当たった力の分だけ寄って、それだけになる。
玲が入った。走って、腰の高さで振る。踏み込みの時に一度、指が震えた。
「スカシバ」
跡が残った。跡の線に沿って糸が切れて、切れた両端がすぐ隣の糸へ寄る。寄ると、目が詰まる。詰まって、穴が塞がった。
「塞がります」
「玲」
「切っても、隣が詰めます」
巌が大鋸を当てた。継ぎ目を作ろうとして、歯を寝かせて引く。布は硬い。木を引くのと同じ音が出た。
「ツギテノコ」
入った。入った継ぎ目の両側が寄って、また閉じる。閉じたところに、線の跡も残らなかった。
「閉じる」
「巌さん」
「目が詰まって、跡が無くなる」
蒼が輪を投げた。輪が布の面を舐めて、戻ってきた。戻る途中で布が波打って、輪の軌道がずれた。
「ヨウヘンリン」
輪は庭の松に当たって、枝の間へ入って止まった。蒼は取りに行かない。松の枝が二本、輪の重さで下がった。
「解けないんですか」と燈が訊いた。
「解けます。織物は解けます」
「じゃあ」
「終わりの端が要ります」
蒼は布の四方を順に指した。指してから、指を下ろして、もう一度上げた。
「耳が真っ直ぐです。切り口もありません。始めた場所も、終わった場所も分かりません」
「無いってことか」
「無いんじゃなくて、見えないんです。見えないと、引く糸が決まりません」
紬が前へ出た。出て、自分の鞭の先を見た。房になっている。昨日、素手で千切った端で、毛が外へ出ている。
紬はその房から糸を三本抜いた。抜いて、指へ巻く。巻いた指の腹に、まだ傷が残っている。
「何する気だ」
「織ります」
「今か」
「今です」
紬は布へ寄った。寄って、贋作体の面へ手を入れた。布は冷たい。目の間へ指を入れると、内側は乾いていた。
目の間へ指を差し込んで、糸を一本通す。通してから、次の目を飛ばした。飛ばして、その次へ通す。指が入らないところは、鉤の先で目を起こしてから通した。
「飛ばしたぞ」
「飛ばしました」
「間違えたのか」
「わざとです」
紬は三本目を斜めに通した。通してから、二本目の上へ重ねて、引いた。引くと、そこだけ盛り上がる。
節になった。七つの時に作ったのと同じ形の節になる。
布が動いた。盛り上がったところを、両側の目が詰めようとする。
詰まらない。糸の太さが違うので、寄っても隙間が残る。残った隙間が、少しずつ広がった。
「綻びました」と蒼が言った。
「解けるか」
「解けます。端が出来ました」
贋作体が身をよじった。よじった分だけ、綻びが広がる。
紬は下がらない。手を入れたまま、もう一本通して、また飛ばした。
二つ目の節が出来た。布が波打つ。波打って、綻びが二つ繋がった。
繋がったところから、糸が一本、外へ出た。出た糸の先が、風で少し揺れている。
蒼が松の枝から輪を取った。取って、指で二度回す。回してから、握り直した。
「陶山蒼、行きます」
投げた。輪が低く走って、出ている糸の端へ入った。入って、そこで回りはじめた。
「窯変輪、糸取り」
輪が回った。回る度に糸が巻き取られて、布から抜けていく。
抜けた分だけ、隣の目が崩れる。崩れた目からまた糸が出て、それも巻かれた。糸は一本のまま繋がっていて、途中で切れない。
布が細くなる。上から順に糸に戻って、糸から粉になった。
崩れた場所に、布が一枚残った。目が揃っていない。耳が波打っている。節が三箇所ある。
灰白色が動いた。最後の一体が膝を突いた時、生垣の外にいた全部が一斉に口を開いた。声だけが揃った。
「……ありがとうございました」
消えた。土に足跡が一つも無い。
*
紬は布を拾って、埃を払った。払ってから、畳んで、袂へ入れた。
燈が横に立った。立って、暫く黙っていた。
「戻すか」
「何をですか」
「お母さんを」
紬は袂を押さえた。押さえたまま、生垣の方を見る。倒れた三間ぶんは、まだそのままになっている。
「戻す方法があるんですか」
「知らねぇ」
「私も知りません」
紬はそこで一度切った。切って、袂の上の手を握り直した。
「戻したら、下手だって言われます」
「言われるな」
「忘れられます。約束も」
「そうか」
「今の方が、楽です」
燈は何も言わなかった。言わずに、生垣の倒れた側へ目を移した。
「楽なんです。ずっと楽になりました」
紬は袂の上から布を押さえた。押さえる手が止まらない。押さえて、離して、また押さえた。
「それが、いやなんです」
言ってから、袂の手を離した。離して、両手を膝の横へ下ろした。
誰も取り返そうと言わない。蒼も、巌も、玲も言わなかった。
紬もそれ以上言わない。
*
夜になって、庭の土が鳴った。生垣の根の下で、同じ間隔の音が続いた。
「── 量産」
低い声である。庭には誰もいなかった。
地面から何かが生える音がした。同じ間隔で、同じ数だけ、続けて鳴る。
> 銘量 ── 火村燈 六百六十一。陶山蒼 七百二。綾織紬 五百五十。
> 楠木巌 七百六十六。硝子井玲 六百四十四。
> 六つ、減っております。
「五百五十だな」と燈が言った。
「五百五十です」
「今日は下がってろ」
「下がりません」
> 連結を確認。
「火入れッ!」
炉の底が鳴った。赤が上がって、継ぎ目を通って渡っていく。
> 真、通りました。
「組み継ぎ、合体!」
継手が噛んだ。木を組む時と同じ音が、四十メートルの高さで鳴る。
芳が縁側へ出た。出て、庭の松の枝越しに上を見た。
見えるのは脚だけになる。枝の間から、山吹の線が動くのが見えた。
芳はその線を目で追った。追って、途中で見失って、それから両手を合わせた。
塊が腕を振った。振った先が綾織の生垣を掠って、根元から三間ぶんが倒れた。倒れて、土が上を向いた。
「刻印!」
右の拳が前へ出た。左の掌が、その甲を上から押す。
「銘刻斬ッ!」
声が五つ揃った。
拳が塊の胴へ入った。入ったところで止まって、そこに朱が走る。線が字の形になっていって、銘が刻まれていた。
崩れた。落ちた欠片が土に当たって、そこで白い繊維の粉になった。
粉が庭の隅へ流れて、倒れた生垣の根で止まった。止まった粉は、朝までに土へ沈んだ。
*
紬が家へ帰ったのは、その夜になる。戸の前で止まった。掌を戸に当てて、そのまま暫く立っていた。
戸は薄い。中の音が聞こえる。鍋の蓋が二度鳴って、それから水を切る音がした。夕飯の支度をしている音になる。今日も紬の帰りに合わせてある。
紬は戸を開けた。開ける時、指の裂けたところが引っ掛かった。
「ただいま」
「おかえり。手、痛くない?」
「痛くないです」
「見せて」
紬は手を出した。芳は手袋を取って、裂けたところを見た。見てから、糸を持ってきて、その場で繕った。繕う前に、手の裂けたところへ膏薬を貼っている。貼る位置がちょうど合っていた。
繕いが上手い。縫い目が細かくて、真っ直ぐに揃っている。
紬は繕われる手を見ていた。針の運びが速い。速いのに、糸が絡まない。母の手はいつもこうだったと、紬は思い出そうとした。思い出せなかった。
「お母さん」
「なあに」
「経通し、もう一回お願いします」
「今から?」
「今から」
芳は鉤を取った。取って、紬の隣へ座った。
「二十七本目を、交差させてください」
「交差?」
「わざと。一本だけ」
「どうして?」
「いいから」
芳は二十六本まで真っ直ぐ通して、二十七本目を交差させた。
言われたとおりに、正確に、一本だけ交差させた。交差の仕方が丁寧だった。ほかの二十六本と同じ丁寧さで、一本だけ違う向きに入っている。
紬はそれを見た。見て、鉤の先で一度だけ触った。
「ありがとう」
「これでいいの?」
「いいです」
「戻しておく?」
「そのままで」
芳は鉤を置いて、台所へ立った。
紬は交差した一本を指で押さえた。押さえて、それから離した。離してから、もう一度押さえた。
その晩、二人で飯を食った。汁は塩気が薄かった。紬は塩を足さずに全部飲んだ。飲んでから、おかわりを頼んだ。頼まれた芳は、二杯目の方を少し濃くした。
> 【鑑定 第四十号】
> 押印累計 ── 百八十五。
> 物件 ── 木綿の布、一枚。
> 追記 ── 本日、押印五。搭乗五、刻印一。銘量の減少を確認。
> 所見 ── 代替物(木綿の布、一枚)、消失。
> 当該代替物の目 ── 揃っておりました。節 ── ありませんでした。
> 贋作体一体、消失。綻びの発生による。
> 綻びの起点 ── 依頼者の手による織り込みであります。
> 当該織り込み ── 目、二箇所を飛ばしております。節、二。
> 止めたのは陶山蒼であります。
> 依頼者は本件において、一体も倒しておりません。
> 原物(木綿の布、一枚)── 返却済み。目、揃っておりません。
> 耳 ── 波打っております。節 ── 三。
> 照会 ── 一件。綾織芳。
> 回答 ── 代替物であります。
> 当該事項は、本機の記録の開始時点より存在いたします。
> これまでに照会は、ありませんでした。
> 依頼者の申し出 ── 記載しないこと。
> 本機は、記載いたしました。
> 市の被害 ── 綾織方の生垣、三間。
> 本件、真贋判定 ── 〈贋〉。
> ただし、




