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真贋戦隊コクインジャー ~一番になれなくていい。一点物になれ~  作者: 智珠
第二巻 艶

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19/29

第017話 よくできた宿題

> 【鑑定 第十七号】

> 押印累計 ── 七十五。

> 依頼者 ── 宮下印刷。

> 物件 ── 半紙、一枚。

> 所見 ── 「川」の一字。三本の縦棒。

>     真ん中が長く、右が短い。三画目で筆が止まっています。

>     墨の濃さ、一本目と三本目で違います。途中で足したものであります。

>     九歳の手と推定する。

> ……判定を、開始します。


 ── 宮下の娘は、半紙を七枚しくじってから、八枚目を書いた。


 豆腐店の上がり框である。新聞紙を敷いて、その上に半紙を置いている。硯は膝の横で、水が少し多い。筆を持つ手の小指が紙に付いていた。


 一本目を引いた。上から下へ、少し右へ寄っていく。二本目を引く。二本目が長くなった。三本目で紙の端が近くなって、そこで筆が止まった。


 止まってから、また下へ動かした。動いた分だけ墨が薄い。


「これでいいや」


 娘はそう言って、半紙を持ち上げた。持ち上げて、風で乾かした。乾かす間、しくじった分は足元に重ねてあった。七枚ある。どれも「川」で、どれも違っていた。


 燈が横を通って、足を止めた。鎚を持ったまま出てきていた。朝から打っていて、掌がまだ熱い。


「宿題か」

「うん」

「難しいのか」

「三本だから簡単」


 娘は乾いた半紙を筒に丸めた。丸め終わってから、しくじった七枚をまとめて抱えた。


「それ、捨てるのか」

「捨てる」

「もったいねぇな」

「だって、これじゃないもん」


 娘は八枚目の筒だけを鞄に入れて、七枚を紙屑の籠へ置いた。それから走っていった。走り方が速くない。鞄が重いらしかった。


 佐久間が桶を持って通った。豆腐が六丁ある。白い桶で、水が減っていない。


「余ったからな。置いてくぞ」

「六丁ですね」

「余ったんだ」


 玲が桶の横についてきて、そのまま二丁取った。取って、上がり框に座って食べた。食べながら、紙屑の籠を覗いた。


「これ、全部おなじ字だね」

「同じだな」

「でも、全部ちがう」


 玲はそれだけ言って、二丁目を食べた。


 燈は紙屑の籠から一枚だけ取った。取って、膝の上で広げた。三本のうち真ん中が短くて、右が長い。上の始まりが揃っていない。


 鞄へ入れた八枚目より、この一枚の方が川に見えた。


 燈はそれを畳んで、作務衣の懐へ入れた。入れたことは誰にも言わなかった。



 織り場で機が鳴っていた。


 紬が座って、杼を右へ送っている。踏木を踏むと綜絖が上がって、経糸が分かれる。分かれたところへ杼が通る。通ったら筬を手前へ引く。引く音が乾いていた。


 行って戻って また行き戻る。


 紬が口の中で鳴らした。杼が右へ行く時に前の半分が出て、左へ戻る時に後の半分が出る。二つで一往復になる。


「同じことしてるように見える?」と紬が言った。

「見える」

「でも、一往復ずつ違うんだよ」

「分かんねぇな」

「分かんなくていいの」


 紬は端の糸を切らずに残した。残した長さが指三本ぶんある。それを筬の脇へ寄せて、次の段へ移った。


 燈は織り場を出て、柏木菓子舗の前を通った。土間で柏木が縁を打っている音がした。二度打っている。まだ離れないらしかった。


 燈は足を止めなかった。



 三日して、宮下印刷の店先に額が出た。


 硝子の箱の中である。名刺と葉書の見本が並んでいる棚の、一番目に付く場所だった。額の中に半紙が入っている。


 「川」と書いてあった。字の下に、鉛筆で薄く名前が入っている。


 三本の縦棒である。三本とも同じ長さで、同じ太さだった。上の始まりが横一線に揃っていて、下の終わりも揃っている。墨の濃さが一本目から三本目まで変わらない。


 右上に赤い丸が二重に付いていた。丸の縁が、内も外も切れていない。


「花丸だ」と宮下が言った。

「花丸ですね」

「初めてもらったんだ、この子」

「そうですか」


 宮下はインクの付いた指で硝子を拭いた。拭くと指の跡が付いて、また拭く。


 客が来て、額を覗いた。乾物屋の主人である。


「上手いなあ」

「うちの子だ」

「三本、定規で引いたみたいだ」

「そうだろう」


 宮下は笑って、それから注文を受けた。受けている間も、時々額の方を見た。


 額の横に葉書が並んでいる。見本刷りである。燈が屈んで覗くと、そこにも「川」が刷ってあった。


「これ、刷ったんですか」

「見本にな。字がいいから」

「娘さんの字を」

「そうだ」


 葉書は五枚あった。どれも同じ字である。三本が揃っていて、墨の濃さも同じだった。刷ったものだから同じになるのは当たり前で、当たり前なのに、燈は一枚ずつ順に見た。


「学校で、展覧会に出すそうだ」と宮下が言った。

「展覧会」

「市の。夏休みに貼るらしい」


 貼られるのは、この字になる。市の子どもが見るのも、この字になる。


 燈は硝子の外から額を見ていた。見て、それから娘を探した。


 娘は豆腐店の上がり框に座っていた。膝に帳面を開いている。開いているが、書いていない。


「花丸もらったんだな」

「うん」

「よかったな」

「うん」


 娘は帳面を閉じた。閉じてから、膝の上でそれを両手で押さえた。


「あれ、わたしの字じゃない」と娘が言った。声が低い。


 燈は屈んだ。屈んで、娘の顔の高さで止まった。


「違うのか」

「三本、あんなに揃わない」

「言ったか、お父さんに」

「言った」


 娘は帳面の角を指で撫でた。角が少し丸くなっている。何度も同じところを撫でるからだった。


「何て言われた」

「いいじゃないか、上手いんだから」



 夜、識が火から立ち上がった。宮下印刷の店先である。


> 鑑定を、開始します。


 燈は硝子の箱の中を指した。額が立っている。硝子に自分の指の跡が付いた。


> 物件 ── 半紙、一枚。

> 紙、墨、いずれも当地のもの。

> 三本の縦棒、長さ・太さ・墨の濃さ、いずれも差がありません。

> 判定 ── 贋。


「贋だな」と燈が言った。


> はい。


「原物は」


> 所有者の鞄の中にあります。


 燈は娘を見た。娘は鞄を抱えていた。抱えたまま、動かなかった。


 平尾が脚立を担いで通り掛かって、それから足を止めた。額を覗いて、それきり動かなくなった。


「これ、誰が書いた」と平尾が言った。

「学校から返ってきたんです」

「そうか」


 平尾は硝子に近付いて、額の中を上から下へ見た。見終わってから、指で宙に三本引いた。


「三本は同じに書かん」

「同じに書かないんですか」

「真ん中が一番短い。右が一番長い。三本揃えると、字が止まる」


 平尾は宙の三本を消すように手を振った。それから脚立を担ぎ直した。


「揃ってる方が、読みやすいですよね」

「読みやすい」

「じゃあ」

「じゃあ、じゃねぇ」


 平尾はそれだけ言って、行ってしまった。行き方が速い。


 蒼が額の前に立った。眼鏡を上げて、それから下げた。


「三秒くれ」


 三秒より長く掛かった。掛かってから、蒼は帳面を出して、三本の長さを書き写した。


「全部、二寸七分だ」

「同じか」

「同じだ。書けるもんじゃない」


 紬が横から額を覗いた。覗いて、指で三本の間を測った。


「間も同じだね」

「間も」

「糸なら、こうは並ばないよ。詰めても、どこか一本だけ寄るの」


 紬は測った指を下ろした。下ろしてから、額の下の隅をもう一度見た。


 巌が硝子の箱に手を当てた。見る前に触っている。硝子の面を上から下へ撫でて、それから額の枠の方を指で押した。


「どうだ」と燈が訊いた。

「ん」


 巌は指を離して、袖で拭いた。拭いてから、もう一度枠の下の隅だけを押した。


 燈は娘の横に座った。座って、鉛筆を出した。


「紙、貸せ」


 娘は帳面を開いた。開いた頁に、前の字がある。乾物と書いてある。読めない字だった。


 燈はその隣に「川」と書いた。


 三本引いた。一本目が長くて、二本目が短くて、三本目が斜めになった。上の始まりが揃っていない。


 娘はそれを見た。見てから、帳面を持ち上げて、目に近付けた。


「前と、ちがう」


 燈は何も言わなかった。


 娘は乾物の字と川の字を交互に見た。見て、それから帳面を膝に戻した。


 外で砂が鳴った。乾いた音である。屋根の下で二度返って、それから消えた。


 道に灰白色が並んでいた。数える前に九十を超える。宮下印刷の硝子の前に、一列で並んだ。硝子には触れていない。


 その先に男が立っていた。革の前掛けで、作業着に汚れが一つも無い。手に持った布で、細い工具を一本ずつ拭いている。


「揃うようになりました」と型取が言った。

「揃ったな」と燈が言った。

「揃った字は、読める字であります」


 燈は答えなかった。答えずに、印籠を出した。


「押印!」


 五つの胸から朱が広がった。円、角、杼形、縦長方形、六角。五色が残る。艶は何処にも無い。


 背後に紙が広がって、五つの印が並んだ。右下だけが白い。


 型取が掌を開いた。掌に筆が乗っている。掌に乗る大きさで、軸が黒く、穂が白い。


 筆が地面へ落ちて、落ちた場所から膨らんだ。四メートル近くまで立つ。軸に節が三つあって、そこで曲がる。穂の毛が一本ずつ動いた。


> 贋作体であります。原物、宮下印刷の店先の半紙。

> 三本の縦棒、寸法に差がありません。

> 判定 ── 贋。


 筆が穂を下ろした。石畳に付いて、そこで一度止まった。


 引いた。


 黒い線が道を横切って、屋根の柱まで届いた。線が厚い。墨が石の上に立って、壁になった。高さが燈の胸ほどある。


 二本目を引いた。一本目と同じ長さで、同じ厚みだった。


 三本目を引く。同じだった。


 三本の壁が並んだ。間隔も揃っている。


 墨が乾いていない。壁の面が動いて、下へ垂れた。垂れた分が石畳に溜まって、足が取られる。玲が滑って膝を突いた。突いた場所から、桜色が黒く染まる。


「囲まれた」と蒼が言った。

「囲まれてねぇ」と燈が言った。


 燈は一本目の壁へ向かって歩いた。歩いて、そのまま中へ入った。


 墨が目に入った。目が開かない。開かないまま前へ出る。膝が壁の底を掻いて、そこで止まった。止まったが、退がらなかった。


「真ん中!」


 燈が壁の中から叫んだ。


「真ん中が一番短いんだ! 揃ってたら、寄りかかれねぇ!」


 巌が動いた。真ん中の壁の足元へ回って、大鋸を当てた。


「ツギテノコ!」


 歯が墨の底に入った。切ってはいない。切らずに、継ぎ目を作った。


 紬が鞭を投げて、真ん中の壁の上の縁に巻いた。巻いてから引く。壁が傾いた。


 蒼が三歩待って、三歩目で輪を投げた。輪は継ぎ目の位置に当たって、そこで止まった。


 玲がスカシバを振った。壁の腹に線が入って、線から上が浮いた。


 真ん中の壁が、内側へ落ちた。


 落ちた場所に、燈がいた。


 墨が肩から掛かった。掛かっても位置は変えない。そのまま、槌を腰の高さから振った。


「ホムラヅチ!」


 壁の足元が抜けた。


 残った二本が、間を失った。二本のまま道に立って、それから形が崩れた。


 字が止まった。三本のうち二本では、何の字にもならない。


 贋作体は形を失っていく。軸が縮んで、穂が縮んで、道に一つだけ残った。


 半紙だった。


 白い半紙である。額に入っていたものと同じ形をしている。三本の縦棒が同じ長さで並んでいる。


 誰も何も言わなかった。


 灰白色が動いた。最後の一体が膝を突いた時、道にいた全部が一斉に口を開く。顔が平らで、口は無い。それでも声だけが揃った。


「……ありがとうございました」


 消えた。道に足跡が一つも無い。


 巌が半紙を拾って、額へ戻した。戻してから、枠の傾きを直した。



 燈は墨を落とさずに、娘の前へ行った。


 娘は鞄を抱えている。抱えたまま座っていた。


「出せよ」


 娘は鞄を開けた。開けて、筒を出した。丸めた半紙である。皺が寄っていて、端が折れていた。


 燈はそれを広げた。広げて、地面に置いた。


 「川」と書いてある。真ん中が長くて、右が短い。三画目の途中で墨が薄くなっている。


「これだろ」

「うん」

「持ってけ」


 娘は手を出さなかった。出さずに、鞄の口を閉めた。


「いらない」

「いらねぇって」

「だって、あっちのが上手いもん」


 燈は半紙を見た。見て、それから娘を見た。


「もう書かねぇのか」

「書かない」

「なんで」

「これでいいから」


 娘は硝子の箱の方を指した。額が立っている。三本が揃っている。


 燈は何も言わなかった。言う言葉を探して、探して、見つからなかった。刀は打ち直せる。桶は締め直せる。木型は焼けて戻らなかった。


 これは、目の前にある。皺が寄って、端が折れて、それでも読める。


 目の前にあって、受け取られない。


 巌が後ろに立っていた。立って、地面の半紙を見ている。


「巌さん」

「ん」

「これ、直せるか」

「直すもんじゃない」


 巌はそれだけ言って、額の方を一度見た。見てから、燈の肩を掌で押した。押した力が弱い。


 紬が横に来た。屈んで、地面の半紙を拾った。埃を払って、皺を伸ばした。


「わたしが貰っていい?」

「いいよ」

「ありがとう」


 紬は半紙を四つに折らずに、そのまま前掛けの内側へ入れた。折らないので、はみ出した。はみ出したところを手で押さえて、そのまま立った。


 娘の袖から糸が出ている。紬は指で拾って、二度巻いて、引いて、切らなかった。


「切らないの」

「切ると、また出るから」

「ふうん」


 娘は袖を見た。見て、それから走っていった。


 走っていった先の道の向こうで、男の声がした。


「── 量産」


 灰白色が地面から生えた。石畳の目地から、水路の水面から、宮下印刷の屋根の上から。同じ顔で、同じ背丈で、同じ間隔で。一つが別の一つの肩に乗って、その上にまた乗る。


 水路が持ち上がって黒い炉が立った。向かいの岸で長い窯が伸びる。裏の林から櫓が起き上がって、織り場の屋根から機が出た。砂の山から硝子を切る台が立つ。


 五つが並んだ。素焼のままである。


「巌さん」

「ん」


 巌の櫓が動いた。四箇所を継いで、一分ずつ緩める。


> 連結を確認。


「火入れッ!」


 炉の底が鳴った。赤が上がって、継ぎ目を通って渡っていく。


> 真、通りました。


「組み継ぎ、合体!」


 継手が噛んだ。木を組む時と同じ音が、四十メートルの高さで鳴る。


 塊が腕を横に振った。腕がアーケードの屋根を掠って、硝子が一枚落ちた。落ちた先が宮下印刷の前で、店の硝子戸が下から割れた。


 割れた音が高い。宮下が中から出てきて、硝子の破片を見た。それから店の中へ戻って、額を抱えて出てきた。


 額は割れていない。


「宮下さん、下がってろ」と戸島が言った。

「下がる」


 二人は路地へ入った。宮下は額を胸に抱えたままだった。


「刻印!」


 右の拳が前へ出た。左の掌が、その甲を上から押す。


「銘刻斬ッ!」


 声が五つ揃った。


 拳が塊の胴へ入った。入ったところで止まって、そこに朱が走る。線が字の形になっていって、銘が刻まれていた。


 塊は崩れた。落ちた先が水路である。水が両側へ逃げた。


 路地では、宮下がまだ額を抱えていた。



 夜が明けた。


 宮下印刷の硝子戸に板が打ってある。戸島が打った。板の継ぎ目が三箇所あって、三箇所とも段が付いていない。


 額は硝子の箱の中に戻っていた。一番目に付く場所である。


 燈は火村鍛冶の土間にいた。新聞紙を敷いて、その上に半紙を置いている。硯を借りてきた。水が少し多い。


 一本目を引いた。長かった。二本目を引く。短かった。三本目で墨が切れて、そこで足した。足した分だけ薄い。


 七枚しくじった。八枚目も駄目だった。


> 銘量 ── 火村燈 七百九十一。陶山蒼 八百三十二。綾織紬 六百八十。

> 楠木巌 八百九十六。硝子井玲 七百七十四。

> 六つ、減っております。


「識、これ、判読出来るか」


> 判読 ── 不能。


 燈は八枚目を壁に貼った。火床の横である。煤が付く場所だった。煤が付けば、そのうち読めなくなる。


 読めなくなっても、貼った場所は覚えている。


 貼ってから、しくじった七枚を丸めずに重ねて、土間の隅へ置いた。


 玲が入ってきて、それを見た。


「ぜんぶ川?」

「川だ」

「ぜんぶちがうね」

「同じにならねぇんだよ」

「うん。だから川だ」


 玲はそれだけ言って、豆腐を取りに行った。


 燈は壁の一枚を見上げた。三本が揃っていない。上の始まりも揃っていない。


 揃っていないので、そのままにした。


 それから懐に手を入れて、畳んだ一枚を出した。娘が捨てた七枚のうちの一枚である。


 壁に並べて貼った。自分の八枚目の隣になる。


 二枚とも下手だった。下手さが、違っていた。


> 【鑑定 第十七号】

> 押印累計 ── 七十五。

> 物件 ── 半紙、一枚。

> 追記 ── 本日、押印五。搭乗五、刻印一。銘量の減少を確認。

> 所見 ── 代替物(半紙、一枚)、学校より返却。花丸の記載あり。

>     三本の縦棒、いずれも二寸七分。差、ありません。

>     依頼者、当該物を額装。店頭に展示を継続。

>     贋作体一体、消失。原物(半紙、一枚)── 回収。

>     所有者、受け取りを拒否。

>     原物は綾織紬が保管。所有者の了解あり。

>     所有者、以後の製作予定 ── ありません。

>     市の被害 ── 硝子屋根、一枚。硝子戸、一枚。

>     所有者の申し立て ── だって、あっちのが上手いもん。

> 本件、真贋判定 ── 〈贋〉。

> ただし、

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