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リアとリンは朝食の後、リンの部屋へ戻った。リンは寝台に座り、リアはリンの膝に座った。リンはリアを後ろから包むように抱きしめた。リンはリアの耳元に唇を寄せてささやいた。
「リアは私の夢で三人で過ごすことはどう思いましたか?」
リアはリンの息を耳に感じながら答えた。
「やっぱりリンと二人だけの方が落ち着きますね。三人でも悪くはないですが、僕は二人だけの方が夫婦という感じがします」
リンはリアの首筋に唇を当てた。
「私もです、リア」
「同じで良かったです」
リアは安堵したように笑んだ。
「夢では僕は積極的でしたが、僕はリンに愛情を示してもらって、それに甘える方が性に合っているみたいです」
「私も自分のペースでリアを愛でる方が、落ち着くようです。それが私たちの相性なのでしょう。私はその時間を大切にします」
「僕たち三人は『二組の夫婦』で良いのですね。きっと、それだと寂しさから離れられないのだと思いますが、僕の寂しさは愛情です。リンに向ける愛情も愛おしむ方が僕らしいです」
リンはリアの首筋から頬へ唇を添わせ、それからリアの口に唇を付けた。ゆっくりと無言で語らう。リアは火照り、リンは夢から自分のテンポを取り戻した。リンが離れると、リアは言った。
「リンは僕の夫です。七月から新しい生活が始まっても、僕は妻でいさせて下さい」
リンはささやいた。
「ええ、お師匠。時間が制約されても、夫婦であることは変わりません。しばらく愛を交わす時間が制限されますので、今日から六月の間は目いっぱい愛でていいですか?」
リンの無邪気な問いに、リアはこくりと頷いた。リアとリンは夫婦の営みを交わした。




