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杭打ちの伝令  作者: にに部
第一章 「春失くし」
28/33

27 飢えた子供たち





「────」


 有鱈がその言葉を口にした途端、部屋のもの全ては、痙攣を始める。

 まるで強張った巨人の筋肉のように、収縮して、一点に力を集中させようとしている。

 それはただ部屋の中の二人が感じている精神的な圧の話だけではない。

 実際、地上は轟いて、砦はひどく揺れ動いているのである。


「ウッッッッ!!」


 気圧されて、ディギタリスは顔を顰めながら、喘ぎをした。


「──何で、そんないじわるなことを仰るのですか?」


『美の女神』、コンキリオウの言葉だった。

 口調はさっきの仰々しい台詞を吐く時より何倍も鎮まっているが、それが却って彼女の抱く憤怒を際立たせている。


 きっと彼女は、まだまだ感情の完全な開放までは至っていない。

 つまり、今プエスメンベリの全てを圧し折らんばかりに圧倒している魔圧は、彼女の中に潜んでいるものの極一部をちらつかせたことに過ぎないということだ。

 あれが本当の力を見せたら、この地上には何一つ生き残るものはないだろうと分かった。


「……わかりました。未だにあの()()()のことを、碧い魔女のことを忘れられないのですね」


 ふと、彼女は軽蔑と嘲笑の混雑した表情をする。


「いつまでそんなことでぐずぐずしているんですか? 人は結局いつか死にますよ。それが無惨であれ、悲痛であれ、あるいは幸福であれ、最後に到達する場所は皆同じなんです。ただそれを受け入れて、生きたものは前に進んだら全てまとまる話なのですよ。

 いったいいつまで貴方は、そんな子供のような妄想の虜になっているつもりなのですか?」


 再び、コンキリオウの仕草から平静が退けられる。


「貴方があの女を頭の中でどう呼んでいるのか、見えたんですよ?

 ──『聖女』ですって? はっ、さすがに気持ちが悪すぎますッ! 鳥肌が立ちますわァ! キャハハハッ!!」


 最初のしとやかだった姿は、もはや影も形もない。

『美の女神』は、はしたなくも腹を抱えて嗤っている。


「愛というのはただの生殖本能の縁起にすぎないですよ? それに何か崇高なものがあるかのように振る舞おうとする、貴方のような男は気持ちが悪すぎるのです!

 貴方と貴方の『聖女』って何もかも全部そうです。ただ世界をまるごと飲み込めず、逆に自分らが勝手に作り上げた善と悪の枠組みに世界を嵌め込めようといたずらなことをしているのです!

 分かっているんですか? 世界へのその無理矢理な押し付けが、他者だけでなく、自分自身さえも蝕んでいるということを。だから貴方のような聖人ぶる輩より、欲望に全てまかせて生きる人の方がずっと幸せなんですよ?

 考えてみたことはあるんですか? いや、今、私の話を聞いてはいるんですか? もしかして寝ているのですかぁ?

 もしもしぃ? その頭はちゃんと働いているんですかぁ? 中身が出張とかいってるんじゃないですかぁ?

 ──聞いてるなら返事ぐらいはしなさいよ、この勃起不全唐変木ッッ!!!」


「────」


 その怒声とともに、部屋中のありとあらゆるところに衝撃が来た。

 窓は内側から壊され、天井と壁のところも大きな破れ目が何個もできてしまう。


「…………ッ!」


 その破れ目の一つを通じて、有鱈はやっと見定めることができた。

 地平に近いところで、赤い色が、炎が近づいている。

 それは有鱈がやってきた北東の森からだ。

 何時間もあれば、ここの防壁の周辺の畑まで届きそうだ。


 だが──有鱈を驚かしたのは、火災のことではない。

 その赤い色を背負って、不穏な陰りがちらちら見えてきたからである。

 その輪郭は、この距離では定かではないが、今有鱈の身を絞っている触手の異常さととても似ている気がする。


 有鱈は、知らない内にヴィルビのボロ屋の方角へ視線を向けていた。


「────くすっ」


 その動作をコンキリオウが逃せるわけもない。

 艶めかしい余裕を取り戻した彼女は、焦っているように見える有鱈の顔色を凝視している。

 そして、言う。


「あら、どうしましたか? あの方向に何か大事なものでもあるのでしょうか?」


 いかにもわざとらしい言い草。


 もし、先ほどコンキリオウが有鱈の頭に触れた時に、その中が隈無く観察されたのなら、有鱈が何を恐れているのかも彼女は知悉しているはずだ。

 だが、敢えて知らないふりをして振る舞う。彼女は、遊びがしたいのである。


「有鱈さん。私の可愛い()()()()の姿が見えますか?」


 女神はしなやかな身動きで彼方の方を指さした。

 触手に縛られた二人は、その先を目で追った。


 ────いつの間にか、プエスメンベリは異界になっている。


 今宵は曇りもなく、空からの紺色が良く溢れ落ちている。


 それを受けているプエスメンベリの古の石垣は、それ自体で巨大な方舟のように見えた。


「────」


 街を囲む防壁の上に、獣のような陰がおびただしく見えている。

 きれいな冬の空気だからこそ、悪魔たちの手招きがとても鮮やかに見えている。

 その不穏な群れは、人間の領域を侵犯したくて我慢ならないようだ。

 しきりに軒並みと民家の屋根に目を光らせて、尖った歯列を真っ赤な舌先で舐めて湿らして、それでもどうにか最後の一歩を踏まずに待っている。


 まるで、突撃命令を待っている切り込みの兵士たちのようだ。


「あの子たちは、私のしもべのヒトが集めてくれたものです」


 女神は、にっこりと笑っている。


「思っていたより、やや多いですね。

 つまらないけど、勤勉な男ですから、あのヒトは……ふふっ」


「──イントレド・バイネローホか」


「あら、良くもご存じで。お知り合いでしたか?」


「……つまりあの領主とやらはテメェの手下の、泥浴び怪物の類で、テメェの指示に従って、領民を使って新しい怪物を作っていたわけか」


「……う、そ」


 それを聞いて、ディギタリスはとても弱い声で呟いた。

 彼女は、有鱈の背中を狙った当初の勢いを完全に喪失しているようだ。

 その報せが彼女に与えた衝撃は、女神の誕生を目撃した時のそれよりも凄まじいものだったらしい。


 ──至って滑稽な娘だ。

 騎士団所属の領主が悪の側だというのがそんなに信じがたいのか。

 帝国騎士団は正義の味方だから?

 その団体に属した者がまさかそういうおぞましい罪を犯すわけがないと?


 目の前の脅威が無かったら、有鱈はきっとその小娘のことを嘲っていただろう。

 だが、今はそんな暇はない。


「ふふっ。あの子たちの起源のことは些細なことです。重要なのは、彼らはとてもかつえているということ……。あの忌々しい唸りが聞こえますか?」


 女神は、耳を済ませる動作をしてみせた。


「人間を殺して喰らいたくて、どうしようもないくらい興奮しているんですよ? 今は私が抑制をかけているから我慢しているのですが。

 ……私が指を一度振るだけで起こり得ることが何なのか、理解しましたか? お恥ずかしい話ですが、私が甘やかしたせいで、あの子供たちは、遠慮というものを知らず、とてもとても残酷なのですよ。彼らの行く道の上には、命を保てるものなど、きっと何一つ残らないでしょう。うふっ、ふふふふっ……」


 彼女の口角は上がりすぎて、そのしなやかさには全く似合わない下賤な三日月型になってしまう。


「────さて、もし私があの子たちを南の畑の、あのぼろぼろの民家の方へ行かせたら、貴方は困りますか?」


「────ッッ!!! ッ、ウアッ、ウッ!!」


 そんな音を出しながら、有鱈は目を血走りながら、何回も何回も力強く身じろぎをした。

 だが、相変わらず、触手の束縛から逃れるには力不足である。


「────ゥガァッ」


 突然、彼の喉元から鉄の棒が生えてきて、彼はそれを食いしばって、首の動きを使ってどうにか触手の方へ攻撃をかまそうとした。

 が、手足が自由のときよりずっとずっと勢いが足りなく、道化のような奇怪な動作になるだけである。


「ふふふっ」


 コンキリオウが軽く顎をしゃくると、もう一つの、比較的細い触手が天井から生えてきて、有鱈の口のそれを容易く奪った。

 その異様の手は、奪ったものを主の女神に渡す。


「貴方の才能は素晴らしく、面白いですが……」


 女神は、その杭を虚空に何度か軽く振る。


「私のような超越した存在には、ただただ可愛らしいおどけに過ぎないですよ。もちろん私のモノになってくれると、その能力もまた、私はさらに進化させるのですが……」


 彼女は、有鱈の唾液まみれのその鋼の杭の先の方を、ペロリと舐める。

 そして、床にそれをポイと捨てる。

 騒がしい音を立てながら、その道具は部屋のどこかに消えてしまった。


「で? どう思いますか?」


 いよいよ、有鱈が何らかの答えを出さなきゃ駄目なときである。


「待て!! テメェは、俺にだけ用があるんじゃなかったのかよ!」


「さて? 別にそうでもないですよぉ?」


 何も知らない子供のように、女神は人差指を顎に当て、考えるようなふりをする。


「申し上げた通り、私と貴方がここで再会したのはただの偶然です。それはとても嬉しいのですが、私の本来の目的は、この街の全員とだっこをして、私色に染めること──貴方風に表現すると、『泥伝(どろづて)』がしたかっただけですから」


「ッ、ウグッッ」


 悔しげに、焦りながら、有鱈は一秒ごとに何度も違う方向へ眼球を転がせていた。

 打開策を考えてみるが、こんな状態じゃ何もできないのは歴然だ。


 ──どうしたら良いのか、この状況で、俺は。

 考えろ。何か掴める手がかりはねぇのか?

 どうにか、あの勝ち誇った女に一発食わせる、何かは……!


「あら、何も仰らないのですね。別にどうでも良かったんだ。そしたら……」


「ま、待て────」


「────やです、ふふっ」


 蝶の羽が微風を撫でるような優雅な動きで、美の女神は腕を空中で振った。


「『待ちくたびれたわ』と、既にお伝えしたはずですよ?」





❖   ❖   ❖





「おいおい、どうなってやがるんだよ、これは……?!」


 不安でどうにかなりそうだったトリセインは、誰に向けてでもなく、そんな言葉を声高に叫んだ。もちろんそれに答えるものはいない。


「────」


 小屋の外は騒がしくも不穏な音がきしきしと上がり、ここまで伝わる。


 周りの林から、何かが動いている。周りの空いた畑の見えない陰の下から、何かが確かに蠢いている。


 その正体が何なのか、名状はできない。

 しかし、少なくとも盗賊や野獣の群れでないのは確かだ。


 小屋からの灯りをうっすらと反射しているその『何か』の姿には──

 あり得ないほど尖っている牙や、

 大きすぎるムカデみたいな虫の夥しい脚や、

 腹の一隅に大きな口を持っている四つばいの人間擬きや、

 ひょんな機械に重たい肉片が付けられたような鉄さびの巨体や、

 その他数々の異様な姿形が見えたり消えたりしている。


 それだけでその『何か』が、この世のものではない、ひどく恐るべきものであることが分かった。


「これでは、逃げることも出来ないじゃないか!」


 小屋の中の四人の騎士はさきほど、森からの火事が思っていたより早く近づけるのを見て、ここから逃げるべきか否かを議論していた最中だった。

 なのに、いきなり小屋の四方が得体の知れない恐ろしい陰たちに包囲されてしまったのだ。


「どうしよ、どんどん増えてきてるじゃん……」


 茶髪ピアスのベーグィは呆然としていた。

 この状況の実感が沸かないらしく、恐怖よりもぼんやりとした非現実感が勝っているようだった。


「くっそ、こんな任務、出るんじゃなかった」


 一方、灰金髪のウムペースティーは椅子に腰掛けたまま、頭を抱えて床の方を見つめていた。


「無理矢理連れてこられたんだよ。何で俺がこんな目に合わなきゃいけないんだ? いっそ騎士なんかにならなかったら良かった」


「…………」


 そしてカーテンを引いた窓辺近くの寝床の上では、ヴィルビとグンデルが強く抱き合っていた。その母子はこっぴどく怖気づいているようである。


「…………有鱈、有鱈……」


 ヴィルビはまるでそれがまるで救済者の名前でもあるように、ずっとその響きだけを呟いている。彼女は男騎士たちよりは落ち着いているが、絶望していることには違いがない。


「…………」


 しかし、残りのもう一人の騎士は。

 彼女、桃色の髪のエメーソリナだけは、ただ窓の外を冷静に眺めているだけだ。

 何も言わず、慌てず、恐れず、怪物の包囲網の向こうの、北の砦の方角を見続けている。


「おい姉妹! いい加減そこもカーテン引けよ!」


 トリセインは我慢できなくて、エメーソリナの佇む方の窓の窓掛けを引くことを要求したが、一向に受け容れられない。その言葉が聞こえたのかさえ疑わしくて、彼女はただぼうっとしているだけだ。


「どうなってんだあれは!? 頭おかしくなったのか?」


 中年騎士の質問は、彼女と一番親しい仲のベーグィに向かったものだったが、彼にもそれに答える言葉はあまりなかった。

 夕焼け頃、二人きりになった時、既にベーグィは彼女に何があったのかを聞いている。

 だが、返されたのはベーグィが今まで知っていたエメーソリナとは別人のような、どこか儚げで、自分の領域に踏み入ることを許さない人の、中身のはっきりしない空言だったのだ。


 エメーソリナの唇は、微かに震えていた。


「…………かあさん、うちの王子様と、もう会っちゃったの?」


 彼女は、呟いた。





❖   ❖   ❖





 美の女神が腕をおろした途端、城壁の上を占めていた陰が一気に動き出した。

 その巨躯からは想像もできなかった敏捷さである。


 早すぎる蠢きが向かっているのは、誰から見ても明らかだ。

 コンキリオウは彼らに、正確にヴィルビの小屋を狙えと指示したのだ。


「ま──待て、待てよォ!」


「だからやですって。今の私は機嫌を損ねています。もう貴方なんか知らないです。

 あーあ、有鱈さんいじわるでつまらないことだけ言いますから。そうじゃなかったら、もっと楽しくて、とろけるほど甘い遊びも出来たのに。

 そして──もう誰も死なせなくても良かったのに」


「待てっつってんだろ!!」


 やがて、有鱈の抗う勢いは折られてしまった。

 彼の声の中で、屈服の前触れが聞こえてきたのである。


 この男にそれほどの反応をさせる力が、あの小屋の女にはあったのだ。

 それほど彼を切羽詰まらせる力が、あの痩せ返った病床の女には、あったのだ。

 ディギタリスは、それが確かに理解できた。


「──頼む、頼む! まだこの街に生き残っている奴らが、いや、あの南の道端の小屋で、ある家族が俺を待ってるんだよ! お前も記憶の中で感じたんだろ!

 あの人だけは、もうダメなんだよ! 頼むから、もう許してくれ。頼むから、彼女とその家族だけは、見逃してくれよ……!!!」


 彼は開けられた口の中から唾を飛ばし、その口元によだれを流す。

 けど、彼にはそんな醜態などどうでもいい。


 その焦った様子を見て、女神の方は更に余裕を増していた。


「あら……お困りのようですね。でも私、やっぱり気分が悪くて……食事を期待してあそこまで行った子供たちを呼び戻すことなど、気怠すぎてとてもとても……」


「ウッ……」


「でも、そうですね。もし貴方が、私と『盟約』を交わしてくれれば、私の気分も少しは良くなるかも知れませんよ……。

 ──『永遠の盟約』ですよ。それを交わした後は、貴方は私の常しえの恋人となり、私だけを見て、私だけを愛して、私だけに尽くすのです。そして、二人で新た代を拓くのです。

 ふふっ、どうでしょうか?」


「そ、れは……」


「出来ないのですか? それは残念ですね」


「────」


 もう有鱈の頭の中では、結論が出ていた。

 この状況下で彼女に抗うすべは、自分には何もないと。


 それでも、未だに未練がましく、彼は部屋の隅々まで視線をやって、何か使えるものは無いのかを自問している。

 その一方で、頭のどこかでは、彼女の提案を苦しげにも考慮して、それを承諾した場合の未来を推し量っている。


「…………う、っ」


 ──あれが、あの提案が、狂っていることなど知っている。

 でも状況は詰まっているし、姉貴に危害を及ぼすなど論外だ。

 そして、あの狂女に言われたのは事実だ。既に自分は、狂った外道のたぐいだ。

 だったら、ここで目の前の狂女の手を取るとしても、変わることが果たしてどれほどあるのだろうか?


 …………変わること?

 あるに決まってるじゃねぇか。

 あの女は、世界をおぞましい彩りで塗りつぶす思惑だ。

 この腐った地上にだって、まだ美しいものが残っている。それら全て、俺が大事に思っている、まだ生き残っているものは、あの泥で汚されるのだ。

 そして彼女の手を取ると、それを俺は助けることになり、永遠に彼女のしもべになるのだ。

 それで本当に良いのか、俺は?


 ────そんなわけ、ねぇだろうが。


「……………………う、っっ!」


 有鱈はなかなか答えを出せず。

 そんな呻吟を漏らしているのみだ。


 だが、それを見つめる女神の表情はとても嬉しそうに見える。


「う、ふふふふふ……」


 まるで、甘味の果実の端っこだけを少し齧って、鼻先から脳髄まで辿り着けるかおりに恍惚しているような。


「ああ、ああっ……その葛藤するお姿、愛らしすぎ……」


 彼女は、目を以前よりもっと紅でぎらつかせながら、そんなことを言いこぼす。

 いつの間にか、有鱈のすぐ前まで近づいている。


「やはり貴方は────可愛くて、甘い」


 彼女は再び有鱈の頬に手を当て、今度は彼の唇に接近した。





 だが、


「────なにを、やっている?」


 新しい声が聞こえた。

 ディギタリスは誰かがこの部屋に現れたことを知った。


 それは、有鱈とディギタリスが縛られているところよりずっと後ろ。

 この部屋の扉だと思われる部分からだった。


 声に混じった感情は──当惑、衝撃、焦燥、そして、怒り。


 少女騎士は、縛られたまま、どうにかそっちを振り向いて、目をやった。

 そして、それが誰なのかを確かめる。


「何をやっているのかを、聞いている」


 上位騎士の法衣を着ていて、血まみれになっていて、表情には深い感情が歴然で、左右に分けられた濃紺の長髪で、鋭い印象を与える線の顔つき。


 プエスメンベリ領主、帝国騎士団所属の執行吏、イントレド・バイネローホだった。





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