呼吸
「三日」老いた薬師が言った「あと三日だけ待てばよい、そうすれば君の致命の毒が準備できる。狼は狒々を深く傷つけた……だが痛みは彼女を怒らせた。注意しろ……男よ。さらに注意深く」 彼は彼女を見詰めた。 時間は当初の見積もりよりもかなり延びていた。 彼女を見極めようとした……だがこの老女の思考は本当に理解困難だった。 遅れが自然の偶然、果実の成熟の遅れなのか、それとも彼をからかっているのかわからなかった。 おそらくからかっていた。 おそらく永遠に先延ばしするだろう……だがあまり意味がなかった。 理由がわからなかった。 彼はこれ以上金を与えないだろうし、彼女は金にまったく執着していないようだった。 本当に汚い小屋に住み、皆から自発的に孤立していた。 金貨で、おそらく、花瓶か何かを作るだろう。 ドライアックスはいらいらした溜息をついた……「三日」と言った「一日も多くない!」 「三日と言った」老女が最大限の冷静さで歯のない笑顔を浮かべながら繰り返した。 ドライアックスは背を向けて立ち去った。 「おい」老女が叫んだ「ムルク教徒を殺したと聞いた。よくやった!」 「ええ……」森の中を縫うように歩き、馬に到達しながら言った「だが罠を外すな。わからないからな」 「カカカカ……」 そこでもうよく知っている農場の方向に出発したが、必要な場合に手の届くところにいるためだけだった。 エフィージアの両親が、特に最近の出来事の後、今や彼に夢中になっていても、彼らの所にもういるつもりはなかった。 そうでないはずがなかった。 彼らの連続救世主になっていた……だが彼らの親切にあまりにも甘えすぎていた。 あまりにも多くの人が最近彼に愛着を抱き、これは間違いだった。 計画していなかった。 起こってはならないことだった。 だが物事を変えはしないだろう。 おそらく美しい思い出を残すだろう。 再建された新しい町は彼について語り、おそらく歌と踊りで彼を称えるだろう。 おそらくあの愚かな小像を置き換え、将来どんな名前でどんな形をとろうとも、悪を防ぐことにもっと注意深くなるだろう。 ムルクの崇拝のような忌まわしさが再び生まれてはならない。 再びそれを受け入れてはならない。 彼は単純に消え、痕跡を残さないだろう。 最後の旅をする美しい場所を選ぶだろう——隠された場所。 誰も彼を見つけないだろう。 外国人は多くの方向を変えた挿話だったろう。 まさにこれらの思考中、馬が持続的な速度で彼に向かってきた。 衝突を期待して剣を掴もうとした……だがすぐ後にそれが農場の馬に乗ったエトテックだと見た。 彼の即席の厩務員。 なぜそんなに急いでいるのか? 「ドライアックス!」彼から数メートルで止まりながら言った「姉が消えた!」 「どういう意味だ?」 「手紙を残して消えた!一体何があったかわからない」 「とても奇妙だ……」ドライアックスが顔を曇らせながら言った。 「探しに行こう!」エトテックが言った。 「ええ……だが翼ある巨大な生物に乗った方がいい。方向を選んで、私は反対方向に行き、もし見つからなかったら君の方向に戻る。たった一日で逃げたので、そう遠くには行けないはずだ」 「そうだ……僕は東に行く!」 こう言って別れ、ドライアックスは「調教された翼ある生物」の方向に行った。 その速度と視界で、もし何らかの道にいたなら良い可能性があっただろう。 確かにどこかに隠れていたなら物事は複雑になっただろう。 だがなぜそのようなことをしたのか? 理由もなしに立ち去ることはしなかっただろう。 おそらく誰かに脅迫されたか、誘拐され、手紙は見せかけだった。 だが農場に危険が近づいていないことは確信していた。 狼が警告しただろう。 接触を求めたが、狼は前夜から離れていた。 なぜかわからない。 接触を得ることができなかった。 これもかなり奇妙だったが、兄弟はできるだけ早く戻るだろうし、このことは絶対に確信していた。 古い放棄された畑から果物を取っている翼ある生物を見つけた。 おそらく町を捨てて逃げた人々の畑の一つ。 町は今実際にほとんど無人で、多くの家、多くの畑、多くの放棄された動物があった。 分割すべきすべての富。 馬から降り、彼に口笛を吹いた。 翼ある生物は食べるのをやめ、今や自分の主人だと考える者に近づいた。 単純な縄で捕まえたこと以外に明らかな理由もなく。 野牛を綱で引くような信じられないことだったが、そうだった…… 翼を持つ生物が自分の大きさと力に気づいていないことは明らかだった。 地上での歩き方は、ほとんど巨大な七面鳥のようだった…… 瞬間がそれほど劇的でなかったなら、笑わせただろう。 馬は恐れて離れ、農場に向かって戻った。 確かにそのくちばしと爪は本当に恐ろしかった…… 望めば人を二つに裂くことができただろう。 一秒以内にオレンジの皮のように人を裂いただろう。 「七面鳥」は乗られるために身をかがめた。 ドライアックスは馬の鞍を改造し、皮の帯で巨獣の胴回りに結んでいた。 強力な翼が帯の締結を真の偉業にしたので、簡単な仕事ではなかった。 まったく新しく、非常に精密な仕事。 ほぼ一晩中働いた……そして最終的に鞍はトカゲの背中にほぼ完璧に合った。 今飛行中により安定し、より快適で安全になり、トカゲは背中に誰かがいる時に「宙返り」をしないことを学んでいた。 飛び立ち、西に向かった——まさにエトテックが取った方向の反対。 森の真ん中では何かを見るのは簡単ではなかったが、道はかなり見えた。 もしエフィージアが馬を取ったなら……おそらく道も取っただろう。 そうであることを望まねばならなかった、さもなくば森の真ん中で見えなかっただろう。 彼の前、何キロメートルも離れた所で、強大な巨人がそびえていた……誰も征服したことのない並外れた山。 頂上は空に消え、どれほど離れても誰もその終わりを見ることができなかった。 空と雲がそれを覆い、世界の目からその限界を隠していた。 確実に一万メートルを超えていた。 本当に印象的だった。 ドライアックスは何も見落とさず、可能な光や影の遊びに騙されないよう、同心円状の飛行をしながら西に向かって飛び続けた。 間もなくエトテックの方向に向かって戻るだろう、翼を持つ生物は馬よりもはるかに速く、エフィージアは一晩でそのすべての道を進むことはできなかったから。 走ったとしても……そして夜に走るのは非常に困難だった。 数分以内に彼女を見つけなければ、取った方向が間違っていることは明確だった。 道に放棄された鞍を付けた馬を見るまで飛び続けた。 農場の馬の一頭! 確実にエフィージアの馬だった! すぐに降りようとしたが、最初に少し周りを見回した。 馬から数百メートルの所に粘土の丘があった……「粘土の鎖」と呼ばれる。 六百メートルの高さを超えない丘だったが、散らばった土地の境界を示してキロメートル続いていた。 ドライアックスは着陸せずに近づき、丘の方向を見た…… 少女が最も垂直で危険な壁の一つを登ろうとしていた。 いかなる種類の縄や装備もなしに。 「エフィージア!」困難にいる彼女を見て言った。 間もなく壁を転がり落ちるだろう……そして終わりは美しくないだろう。 翼ある生物を急降下させ、時間内に間に合うことを望んだ。 だがなぜそのようなことをしていたのか? 翼ある生物は彼女の頭上に到達し、彼女は視線を上げた。 ドライアックスは彼女に縄を投げた……「縄を掴め!」と叫んだ。 彼女は頭で反対の合図をした……「いや……」と言った「お願いだから立ち去って……」 「縄を掴め!」ほとんど叱るような調子で叫んだ。 だが一体何があったのか? 誰かに脅迫されていたのか? 何を恐れていたのか? エフィージアは、最初少し躊躇していたが、説得されて最初に片手で、それから両手で縄を掴んだ。 「今ゆっくりと着陸しよう……」ドライアックスが言った「しっかり握れ!」 エフィージアは縄にぶら下がり、努力は極限だった……「できない!」と叫んだ…… 「ほんの数秒だけ!」翼ある生物を文字通り滑空させながらドライアックスが言った「ほんの数秒持ちこたえろ!」 「できない!」泣きながら彼女が叫んだ。 「滑空し続けろ……」命令を理解することを望みながらドライアックスがトカゲに言った。 ただの愚かな翼あるワニではないことを望んで。 縄を鞍に結び、エフィージアが結ばれていた同じ縄から逆さまに身を下ろし、トカゲを無人にした…… 彼女が握りを離す数秒前に彼女の近くに到達し、手首を掴んだ…… 「あ!」痛みで彼女が言った。 ドライアックスの握りは彼女を痛めたが、彼女を保持する他の方法はなかった。 その位置でより柔らかい握りは不可能だったろう。 ドライアックスは足で一種の曲芸のような技で身を支えていた……彼のような極限状況に慣れた者にとってさえ困難。 「すまない……」極限の努力で言った「ほんの数秒持ちこたえろ」 まさにその瞬間にトカゲが宙返りをしないことを望んだ……終わりだったろう。 代わりに動物は、まさに彼が言ったように滑空し、数秒で地上にいた。 エフィージアは地面から数センチメートルの所で離された。 地面に座り、手首をさすった。 それから彼も宙返りで身を落として地面に着き、立ち上がって少女に近づいた。 「一体何があったの?」できるだけ優しく近くで彼女に言った。 叱りたい気持ちがあったが。 「なぜそのように立ち去ったの?なぜ家族にこのような痛みを与えたいの?」 「ドライアックス!」泣きながら彼女が言った「あと何回私の命を救わなければならないの?何回?」 彼は彼女の近くにあぐらをかいて座った。 彼女を見詰めた。 エフィージアは髪が乱れ土で汚れていても美しかった。 それどころか……おそらくさらに美しかった。 彼はそれについて考えないよう努めたが、簡単ではなかった。 待った。 忍耐と優しさを示せば、おそらく話すだろう。 何かを言うだろう。 「いつも私を救ってくれる……」汚れたドレスで涙を拭きながら言った「だが今私があなたを救いたい!立ち去って!」 彼は何も言わずに彼女を見続けた。 「お願いだから立ち去って!手遅れになる前に逃げて!」 「何を言いたいの?何に遅れるって?」 彼女は息切れした……「恐ろしい怪物の夢を見た!」 彼はほとんど微笑みそうになったが我慢した…… 「エフィージア……夢のために家から逃げたと言いたいの?」彼が毎晩見る恐ろしい夢を思いながら言った。 「でも単なる夢じゃなかった!現実だった!悪いことが起こる、わかる」 「それが本当だとしても……」彼が冷静に言った……「逃げることで何を解決するの?」 「彼は私を取るでしょう!」と言った「私を取ってあなたたちを救うでしょう!あなたたち皆を!」 「彼?誰?」 「怪物!私たちを破壊するためにムルクに送られた怪物!私はあの火刑で死ぬべきだった……私を死なせるべきだった……」 彼は少し考えた。 最近受けたショックが悪夢を見させている可能性があった……だが本当の可能性もあった。 司教が死んでいなかったので本当の可能性があった。 そしてそれは初めて起こったことだった。 彼を殺すべきだったが、その衝突中は不可能だった。 以前は彼らが恐ろしい力を披露する前にすべてを殺していた。 機会を与えたことは決してなかった。 今は違い、状況は全く新しかった。 エフィージアの夢は単なる夢ではない可能性があった。 おそらく彼女の深い感受性が悪の接近を警告していた。 そして彼女、哀れな子は、愛する人たちを守るために最善を尽くしていた。 「お願い……」再び言った「私をここに置いて立ち去って。もし私が彼に身を任せれば、怪物は村と私の家族を救うでしょう。あなたは逃げて……人生を作って……」目を下げながら言った……「そして幸せになるよう努めて」 「明らかにムルク教徒を知らない」彼が言った「もし犠牲になったとしても、いかなる保証もない。怪物は目標に向かって進み、皆を殺す可能性がある」 彼女は泣いた。 それが本当だと知っていた。 彼女のは絶望的な手だった。 「そして私たちが降伏すれば……」彼女の手に触れながら再び言った「これらの狂人たちはさらに進み、それからさらに進む権限があると感じるだろう。彼らは拷問し、脅迫し、殺し、略奪し続けるだろう。彼らは成長し続け、人類は奴隷になるのか?」 間を置いた。 彼女は何も言わずに頭を下げていた——彼は彼女の手に触れ続けていた。 エフィージアは武装解除するほどの優しさだった。 美しく、優しく、謙虚。 驚くほど女性らしい…… 「さらに……私は試さなかったことを知って生きることはできないだろう。逃げて君を見捨てたことを知って生きることはできないだろう。状況がどれほど困難でも、どれほど不条理で希望がなくても……何事もないかのように存在し続けることはできず、おそらく臆病者のように逃げ続けることになる」 「それではどうするの」地面を見続け、かすかな声で彼女が言った。 「立ち向かおう」彼女の手を握りながら言った「一緒に」 彼女は彼の目を見詰めるために視線を上げた。 ドライアックスの視線は決意と悲しみの混合だった。 いつも少し悲しい視線をしていた。 彼の中に孤独と痛みがあった…… 彼を決して離さない何か。 代わりにエフィージアは涙でいっぱいの潤んだ目をしていた。 「好きだって言って」ドライアックスを驚かせ、言葉を失わせて言った。 本当に不意を突いて。 今、その言葉に何の関係があったのか? 話していたこととは関係なく、全く場違いに見えたが、しかし…… 「好きだって言って」エフィージアが極めて優しく再び言った。 彼女は彼の手をより強く握った。 「エフィージア……私は……」彼が初めて何かに阻まれて言おうとした。 何かが彼の言葉を阻み、十二歳の少年であるかのように視線を下げさせた。 何も恐れない彼が…… 最も困難な戦いに立ち向かっているかのように視線を下げた。 愚かで弱いと感じた。 「お願い……」彼女が言った「本当に好きなんでしょう?時々私を見るのを知っている……そしてどのように見るかを知っている……死ぬ前に美しい何かを言って。すべての時間が無駄になり、何の役にも立たなくなる前に……生きている時に言えたはずのことを永遠の沈黙が覆う前に。お願い……この瞬間を無駄にしないで!私はあなたのことが好き!あなたも言って……」 人生最大の努力で視線を上げ、その美しい少女の優しさと絶望に侵された。 彼女はただ愛されたかった。 彼は以前の人生を思い出した、まだ人間だと感じていた時。 すべてが可能で人生が甘く、色とりどりで、詩に満ちていた時。 水たまりの中の虹を見るために立ち止まった時。 恐ろしい出来事によって断ち切られた、あまりにも短く続いたその人生。 怪物、連続殺人者になり始める前。 魂も愛もない男。 心のない。 前に…… まだ微笑み、遊んでいた時。 初めて恋に落ちた、あまりにも短く続いたその愛。 両親に紹介することさえできなかったその少女に恋に落ちた時。 いつ…… 生きたい気持ちが強かった時。 再びそのように感じたことは決してなかった……だがエフィージアの前で涙が落ちた。 彼の中で何かが変わった。 音……響き…… 何かの残響。 音楽のような香り。 何かが二十年以上彼が内に持っていたその恐ろしい沈黙を破壊した。 一瞬。 ただ一瞬…… 沈黙を破るのに一つの言葉で十分だった——『好きだって言って……』 「君のことが好きだ……」彼女の髪に触れたいと思いながら、しかしそれ以上は敢えてしないで言った。 エフィージアは、勇気の瞬間に、彼を抱きしめて口づけた。 彼は彼女の柔らかい唇を感じた……彼女の香りを…… 彼女を抱きしめた。 髪を愛撫した。 口づけは彼の人生で最も甘いものだった。 息もできない混沌とした灰色の人生での新鮮な空気の突風。 暴力だけに集中した。 復讐に。 その口づけは息をさせるために胸を開いたようだった。 肋骨のその恐ろしい締め付けを緩めた。 口づけは彼に言った……『息をして……今息をして……』 初めてもうそれほど孤独で呪われていると感じず……そして、愚かにも、泣いた。 もう世界で最も恐ろしい人だと感じなかった。 涙が彼の顔を濡らし、エフィージアは口づけをやめることなく手でそれらを拭いた。 彼女は彼の涙に驚かなかった。 彼が苦しんでいることを知っており、決してそれについて話さなかった。 大きな痛みを内に持っていることを知っていた……あまりにも長く心の中に残り、決して明かされなかった痛み。 決して手放されなかった。 恐ろしい酸のように、年月が彼を消耗させた痛み。 一滴ずつ。 日ごとに。 口づけは数秒続き、口づけをやめた時エフィージアはまだ彼を愛撫し続け、止まることなく、極めて優しく彼の涙を拭いていた。 「私がいる」低い声で言った「今私がいる」『もう一人じゃない……もう私たちは一人じゃない……』と言うように。 その衝突がどのように行こうとも。 どんな怪物が来ようとも。 死んだとしても。 希望がなくても。 彼らにとって明日が存在しなくても。 明日なしでも…… ムルクに屈服しないだろう。 決して。 最後まで戦うだろう……そして一緒に。




