表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/7

???

今日から毎日1話投稿目指します!!

???


「本日はお集まり頂きありがとうございます。緊急ですが第151回定例特別会議英雄会議(ユオン様を崇拝する会)を開催いたします」


 キッチリとメイド服を着こなした整えられたシルバーブルーの髪がよく似合う綺麗な女性がこの怪しげな名前の会を開催宣言した。


「ちょっと、ルルそんな挨拶はどうだっていいの。私は1分1秒コンマ1秒たりとも無駄には出来ないの。今すぐにでもご主人様を探しにいかなくてはいけないわ」

 

 シミひとつない真っ白な肌に、闇の中でもわかる銀髪の髪、背が小さく何処か幼稚な印象を持つ修道服を着た少女がメイド服を着た女性 ルルを攻め立てた。


「ルシアうるさい。ねえねえ〜、マスターはまだ見つからないの??」


 気だるげで眠気まなこをこする彼女は体に合わない大きめなサイズのヨレヨレの白衣が彼女の制服。淡い緑色の髪の毛はボサボサで何処かだらしないイメージの彼女だがその瞳の奥の眼光はとても鋭い。


「なんですって!? 大体、メリア貴方はいつもだらしなさすぎるんじゃない??」

「だって〜、仕事から帰ってきてすぐだし、実験もあったから仕方ないじゃん。ルシアの方こそ最近太ったんじゃない?? だらしな〜」

「はぁぁ?? 喧嘩売ってるの?? そうですか、いいですよ買ってあげましょう!! 表へ出なさいっ!!」


 ルシアとメリアは基本仲が悪い。この争いも日常茶飯事だが、今にもつかみ合いの喧嘩を始めそうだ。その状況を見兼ねルルが咳払いをする。すると一瞬で2人は借りてきた猫のように大人しくなった。


「それでは目の前の資料を見てください。今揃っている情報を纏めたものです。まず一昨日の夜ユオン様が業務終了後に忽然と姿を消しました。部屋を調べたところ異常な点は見つからずまた荒らされた形跡もありませんでした。ただ一点だけ、ユオン様専用の多数の魔道具がなくなっていました」


 ルルが事件の纏めた資料を各自黙って目を通す。


「それってボスが攫われたってこと?? 強盗??」


 長い黒髪に整えられた爪、そして頭の上には獣耳が特徴的な女の子がみんなを代表して疑問を口にする。


「夜叉丸さん、強盗の可能性は低いと見られます。なにせなくなった魔道具は文字通りユオン様専用なのでその価値はユオン様にしか引き出せません。他に金品、宝石類、武具、魔導書、価値あるものは全て無事なところを見ると強盗に見せかけた計画的な拉致の犯行の可能性、またはユオン様の単なる家出の可能性が高いですね」


 ルルがみんな認めたくない事実をはっきりと口にした。


「……師匠に限って家出はないんじゃない??」


 全てを照らす輝くような金髪にこの中では一番整った顔立ちをした少年(?)が自信を持ちきれない様子でそう発言した。


「レオン君のいう通りユオン様が私たちを置いて出ていくという可能性は低いと思います。なにせ私達を救ってくれた英雄ですからね」

「そ、そうだよね?? よかった」


 レオンはルルにそう言われてほっと胸を撫で下ろし安心した。


「もし本当に家出なら……世界中探しまわって、必ず見つけ出して見せます」


 しかしルルのこの小さな嘆きには気づかなかった。


 ここにいる者は皆、5年前にユオンに救われた者。つまり『勇者の剣(最初の5席)』と呼ばれる者達。


 『冥土の処刑人(メイド・ルル)』、『血濡れの修道女(シスター・ルシア)』、『猟奇的な科学者マッドサイエンティスト・メリア』、『夜の暗殺者(夜叉丸)』、『剣聖(レオン)


 可愛い見た目に反して彼らは狂気的な一面も併せ持つ。


「では、引き続きユオン様拉致事件の線で捜査していきたいと思います。分かり次第その都度連絡を行います。ユオン様がお戻りになられるまでここのギルドマスターの職務は簡易的にこのユオン様のメイド ルルが受け持ちます。反対の方は挙手してください」


 手を挙げる者は誰もいない。


「反対の意見はないみたいなのでこれにて第151回定例特別会議英雄会議(ユオン様を崇拝する会)を閉会いたします」


 各々、この場所から退室していく。しかしただ1人ルルだけは残っていた。


 ルルはネックレスを外し魔力を流すと空中に映像が映し出された。


 それは仮面をつけて顔を変えたユリウスとなったユオンの姿。

 

「フフッ 何処にいようと必ず駆けつけます」


 ()()()()()()()()()()()

面白いと思ったらいいね、高評価、コメントしてくださると嬉しいです!!


また誤字脱字、おかしな文章がありましたら教えてくださると幸いです!!


皆さんの反応が物語を書くための気力になります!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ