NO,4 目にもの見してやる!
すみません、不定期で……。
「ハハッ、のんちゃん嘘つくなら、もうちょいましな嘘つけよな。たく。」
「アハハッ、そちらこそお嬢様口調が似合わな……プッ。相変わらずホワイトちゃんは。」
そうなのだ。コイツはボクの知り合いで、と言うか一週間ぐらい前に、まぁ出会ったばかりだが、あるカフェで料理の研究をしていたら、何かのんちゃんが来て、料理の話で盛り上がり、年の差があるにも関わらず、意気投合したのさ。
……あ、一人話についていけなくて、固まってる奴が。
「兄ちゃん実はコイツ、ボクの親友なんだ。今日は、ある件でボクが呼び出したんだ。」
そう、そしてのんちゃんは唯一の料理仲間であり、親友でもある。フフン、コイツなかなか楽しい奴なのだよ!
……上から目線なのは、気にしないでおくれ。
「へ? でも歳が20歳も離れ
「「年の差は関係無いのだよ!!」」
遮らないで下さいよ…。」
あと、日にちもな!
あ、兄ちゃんが……顔文字で表すとショボーンって顔になってる。
あの、爽やかさと少しの色気を纏っている兄ちゃんがショボーン……だとっ!
ああ、これがギャップ萌えってやつなのか……。
ああ、これは確かに萌える……。
って、ボクは何でいつも話が脱線したり、遅くなるのかな?
うん、そんなこと言っている暇があったら、本題に入ろうよ、ボク。
「そうだのんちゃん、昨日電話で言ってたこと、本当なんだろうなぁ。」
「ああ、この僕を料理で認めさせられたら、どうにかしてでもホワイトちゃんを今度僕がプロデュースするレストランのオーナーにするって話だよね。
もちろん、男に二言はないよ!」
「え! 何ですか、その話!」
「あ、ああちょっといや、物凄い口喧嘩でな……。それよりのんちゃん、今から料理作るけど、旨すぎて腰抜かすなよ!」
「できるものなら、やってひよ! あ、噛んだ。」
「うっわのんちゃんダサッ、真剣にウケる。プハッ。」
その頃、兄ちゃんが話の内容に驚愕しながらも、この二人コンビ組めるなって思っていたなんてボクは知らない。
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今ボクは、厨房へ髪をとかしながら向かっておりまする。
それにしても、何作ろうかなぁ?
待たせてるから、時間がかかるのは駄目だし、かといって相手は舌の肥えた有名料理評論家だから、簡単なものでも駄目だろう。
ボクは髪をとかし終える。元々黒髪のストレートだし丁寧にとけば、簡単に元に戻るのだ。そして、とかすと長くなる前髪を緩くちょんまげにし、上にピンでとめ、下は後ろに緩くしばり流す。お気に入りエプロンは、黒くて無地のやつ。今日もこれを着るのさ!
これが、ボクの料理する時の格好である。お菓子作りの時は、黒ブチの眼鏡を掛けるが。
やっぱこの格好、落ち着く。
……何か、120cm以下の六歳児の言うセリフじゃないよな。うん、絶対。
厨房に入ったら、先客が居た。




