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NO,4 目にもの見してやる!

すみません、不定期で……。

「ハハッ、のんちゃん嘘つくなら、もうちょいましな嘘つけよな。たく。」

「アハハッ、そちらこそお嬢様口調が似合わな……プッ。相変わらずホワイトちゃんは。」


 そうなのだ。コイツはボクの知り合いで、と言うか一週間ぐらい前に、まぁ出会ったばかりだが、あるカフェで料理の研究をしていたら、何かのんちゃんが来て、料理の話で盛り上がり、年の差があるにも関わらず、意気投合したのさ。


 ……あ、一人話についていけなくて、固まってる奴が。


「兄ちゃん実はコイツ、ボクの親友なんだ。今日は、ある件でボクが呼び出したんだ。」


 そう、そしてのんちゃんは唯一の料理仲間であり、親友でもある。フフン、コイツなかなか楽しい奴なのだよ!

 ……上から目線なのは、気にしないでおくれ。


「へ? でも歳が20歳も離れ

「「年の差は関係無いのだよ!!」」

 遮らないで下さいよ…。」


 あと、日にちもな!

 あ、兄ちゃんが……顔文字で表すとショボーンって顔になってる。

 あの、爽やかさと少しの色気を纏っている兄ちゃんがショボーン……だとっ!


 ああ、これがギャップ萌えってやつなのか……。


 ああ、これは確かに萌える……。


 って、ボクは何でいつも話が脱線したり、遅くなるのかな?

 うん、そんなこと言っている暇があったら、本題に入ろうよ、ボク。


「そうだのんちゃん、昨日電話で言ってたこと、本当なんだろうなぁ。」

「ああ、この僕を料理で認めさせられたら、どうにかしてでもホワイトちゃんを今度僕がプロデュースするレストランのオーナーにするって話だよね。

 もちろん、男に二言はないよ!」

「え! 何ですか、その話!」

「あ、ああちょっといや、物凄い口喧嘩でな……。それよりのんちゃん、今から料理作るけど、旨すぎて腰抜かすなよ!」

「できるものなら、やってひよ! あ、噛んだ。」

「うっわのんちゃんダサッ、真剣にウケる。プハッ。」




 その頃、兄ちゃんが話の内容に驚愕しながらも、この二人コンビ組めるなって思っていたなんてボクは知らない。




*****************




 今ボクは、厨房へ髪をとかしながら向かっておりまする。

 それにしても、何作ろうかなぁ?

 待たせてるから、時間がかかるのは駄目だし、かといって相手は舌の肥えた有名料理評論家だから、簡単なものでも駄目だろう。


 ボクは髪をとかし終える。元々黒髪のストレートだし丁寧にとけば、簡単に元に戻るのだ。そして、とかすと長くなる前髪を緩くちょんまげにし、上にピンでとめ、下は後ろに緩くしばり流す。お気に入りエプロンは、黒くて無地のやつ。今日もこれを着るのさ!

 これが、ボクの料理する時の格好である。お菓子作りの時は、黒ブチの眼鏡を掛けるが。

 やっぱこの格好、落ち着く。

 ……何か、120cm以下の六歳児の言うセリフじゃないよな。うん、絶対。



 厨房に入ったら、先客が居た。




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