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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

セカイはラブソングでできている。

作者:光 花貴
最新エピソード掲載日:2026/11/03
 心に深い傷を持つ読書好きの少年が、剣と魔法の物語の中に入ってその世界を救う。それは世界中でいまもなお語られ続ける普遍的なストーリーラインである。そして、その少年たちは概ね、「ごくふつう」という属性を背負っているものである。
 しかし、この作品の主人公、楠木 奏(くすのき かなで)は異なる。彼には過去のある事件を機にひた隠しにする技能があった。それこそが、物語が彼を必要とした『2つ目』の理由だった。

―――――――――――――――

 16歳の少年、楠木 奏は、過去のある凄惨な事件を機に、社会への憎悪と男であることの自己嫌悪に憑りつかれていた。
 その彼が現在、数少ない心の拠り所としているのは、同齢の女性作家「ハルカ」が綴るファンタジー小説の『レオン』だった。しかし、その物語はヒーラーのヒロイン・サラが、宿敵の魔王の討伐後に伏線もなく突然死する形で幕を閉じた。
 奏は自室で激昂するも、衒学的に言葉を重ねるルーチンで心を鎮めようとする。すると突如、助けを呼ぶ女の子の声と閃光に包まれて意識を消失。気がつくと奏は、『レオン』の世界の冒頭に勇者の主人公・レオンの体で転移していた。そして、目の前にはサラがいた。
 これを夢と解釈した奏は、勇者の『役』に興じた。サラの住む屋敷で、領主であるサラの父親にその使用人たちとも温かく交流した。
 しかし、夜になった屋敷で眠りにつくと、また状況が一変する。今度の奏は、自室と似た不思議な空間に本来の体で目を覚ます。そこで彼は再びサラと、そして、レオンと対面する。2人は自らを物語の精霊と名乗り、奏にある依頼をするのだった……。

※この作品は、過去に別ペンネームで掲載していた作品を大幅改稿・改題して再発表したものです。校正・校閲に限定して、Claude Opus を利用しています。
バスケットケース
1
2026/11/01 14:17 (改)
ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームズ 
1
2026/11/02 19:11 (改)
2
2026/11/03 07:13 (改)
3
2026/11/03 18:18
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