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第六日文書:復旧指示
補給計画(抄)および復旧指示 写し 受領:第六日 十刻四十分 (文書課注記。定刻より遅延せるは、長雨により南街道の一部が崩落し、伝令の迂回に半日を要したるによる) 宛:監察官 エリアス・ヴェント殿 発:前線司令部 文書課
一、補給計画(抄・第八年第廿二旬分)
矢、正で三万、予備で六千。 糧秣、正で十二日分、予備で三日分。 薬品および包帯類、正で八百箱、予備で二百箱。 輜重保管分の充足、九割五分。残る五分は回覧の途上に付、順次補塡する。
二、南街道崩落に係る復旧指示(第五騎士団長発・全部隊宛の写し)
「崩落区間は二百歩。荷駄は東の旧道へ迂回させる。旧道の橋は重量に制限があるため、荷を半分に割り、往復の回数で補うこと。工兵一個小隊の派遣を第三騎士団に要請済み。復旧の見込みは明朝。
各部隊は受領予定の変更に備えよ。ただし遅配は本日限りとする。
なお、中継所の定例巡察(第二日、第七日、第十二日)は予定の通り行う。崩落の影響は巡察経路に及ばない。
輸送の空白は半日で埋める。兵を待たせるな。――ギース」
以上




