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クリッカーの転職物語  作者: タヌキ汁
第七章 感情が薄れし者はこの世の真実を知る
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まったり2 ぎゅうぎゅう編


 なんだかんだとヒノエが根気強く説得してくれたおかげで、一応はシオウが無害な人族であると言うことで落ち着いた。

 皆完全に納得はしていないし、飽きもせず煩わしい視線を向けてくる人達はいるが、意味もなく刃を向けてくる者はいないので、平和? な状態になった。


 そして今は何をやっているのかと言うと、


「・・・つづき、つづきみたい」

「・・・・・・・・・・ぅ」


 別室にてクリッカー画面を開き、過去のスライム物語をシェミ達と見ていた。

 能力の開示をしたのか? と思うだろうが、そりゃあ勿論した。

 なんていったってシェミが「シオウってえらばれしもの? なんだよね? なにか面白い力もらったの?」と問いかけてきたのだから、話さないなんて選択をするわけもない。

 ただクーお姉さんに強く言われて、開示した情報はクリッカーで遊べることと、お話が聞けること、そして柔らかハンドの存在だけだ。

 それぞれの能力に関して詳しく説明はしていない。


 まぁそれはさておき、今は


「むぎゅ」

「ポヤよ! さっさと続きを! 続きを見せるのじゃ! 今まさにいじめっ子ゴブリン軍団と戦っておるのじゃぞっ!」


 さっさと続きをかけることにする。

 ノアちゃんのテンションが高すぎるし、クリッカー画面がそこまで大きいわけじゃないし、僕の手の届く範囲までしか離れることができないから、皆で詰めながら見るしかないのだ。


「うぎゅ」

「やっと激闘の始まり。はやくはやく」


 というか、皆詰め寄り過ぎてとっても邪魔だ。

 隣にいるシェミちゃんはいいけど、のしかかってくるノアちゃんと、下から無理やり覗き込んでくるトウカの二人がとっても邪魔だ。

 これを見るのは僕とシェミちゃんだけでいいのに・・・・と思いつつも、二人を引き剥がすことなどしない。

 だって、シェミちゃんが「可愛そうだよ」と言うからだ。

 だから仕方ない。

 だから仕方なく二人の暴挙を見逃しているのだ。


「シオウ。つづきはやく」

「・・・・・・・・・・ぅぃ」


 この中で僕しか操作できないので、僕はシェミちゃんの望むがままにクリッカーを操作する。

 言っておくけどシェミちゃん自身が怖いからとかじゃない。

 大好きなシェミちゃんを怖がるとかないからな!・・・ただ、なんか、逆らいたくないだけだ。

 お手手も未だに繋いでくれているし・・・。




 ちなみにシオウ達以外にも人はいます。

 ノアの母親であるヒノエやシェミの母親であるミラ。

 そしてトウカの両親も同じ部屋にいます。

 勿論彼等のお世話する者達も、護衛の者達も待機中です。

 一応シオウは無害な人族認定されているが、トウカ側の人達はまだ納得していないのです。

 故に多くの獣人達は警戒していると言う感じです。

 はっきりいってシオウが少しでもトウカ達に何かよからぬことをした瞬間襲い掛かる気満々でしょう。




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