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魔剣使いの転生者 作者:うみにゃー
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第1話「神様、そして早速ピンチ!」

「いや〜すまない、すまない」
突然後ろから謝られた。
振り向くと白髪を生やしヒゲが長いおじいちゃんが居た。
「鈴木 明くんだね?」
おじいちゃんが何故俺の名前を知っているのか、突然の事で訳もわからず頷くことしか出来ない。
「この度はうちの者がすまなかった。まさか下界への視察に猫の体を使ったんだが、かなり年のとった猫だったようで車を避ける事が出来なかったようじゃ。」
いや、このおじいちゃん誰だし、ここもどこだろう
「おっとすまない自己紹介がまだだったね。」
謝ってばかりだなこのおじいちゃん。
「わしは…」
ゴクリ…まさか神様とか言うんじゃないだろうな?
「神様じゃ」
はぁ…やっぱりか…ようやく話がわかってきたぞ。要するに助けた猫はこの神様の使いの者で、下界の様子を見に来たら車に轢かれそうになり俺に助けられたって事か。
「突然で驚くかも知れんが、君はもうすでに死んでいる。」
まぁそんな事だろうとは思ったが。
「あれ?あまり驚かないようじゃの」
「まぁこういう事が起きる物語はよく読んだりしているので、あと死んだんだっていう実感が無いというか…」
「まぁそうじゃの。ちと気持ち悪いが死体見てみるかの?」
「いえ!いいです!」
自分の死体とか見ても嫌だしな。あの速度で轢かれたなら即死だったか。
「いや、即死じゃなかったぞ、死にかけている所を思い出しても心が壊れるかも知れないから記憶をちと消させて貰った。」
そうか…ん?考えている事が分かるのか?
「わかるぞい?」
こっわ!この神人の考えを盗み聞きするとか趣味悪いわ!
「まぁそんな事は置いておいて君のこれからの事なんだが…また第二の人生を送らせてあげようかと思う。趣味悪く無いもん…」
うわ、この神様根に持つタイプかも知れない。
「本当ですか?地球で二度目の人生を?」
本当は異世界が良かったけどなぁ。
「出来ない事もないが日本より少し不便じゃぞ?魔法は使えるが技術もあま「魔法!?」…わしが喋っているのに…」
魔法が使えるだと!そんな世界があるとは…行きたい!超行きたい!今行こう、すぐ行こう!
「ま、まぁ落ちつきなさい。じゃがの、日本にいた時より危険だし転生した直後に死ぬ可能性だってあるかも知れないのじゃぞ?」
そうなのか異世界…
「まぁ大丈夫じゃろう。大丈夫じゃ!」
その自信はどこから湧いて来るのやら…とりあえずは、
「神様、異世界へ転成させてください。魔法使える世界とか凄いですよ!男のロマンが詰まってます!」
日本にいても勉強して働くだけの人生になりそうだしな。
「おお!そうか!じゃあ転成させるぞ、ごおぉぉっとぱわ〜!」
掛け声クソだせぇな。
「なんじゃと!一番分かりやすくていいんじゃぞ!」
あ、心読まれて…やっぱ趣味悪いな。
「はぁ、ワシ神様なのに…まぁしょうがない。地球にいた時の記憶を引き継ぎさせておくぞ〜」
おお!それはありがたい!
「本当に困った時は「神さまぁー!」と呼び掛けてくれれば相談に乗ってやろう」
「え?いいの?そんなに暇なの?にーと?」
「ほとんどの仕事は下の者にやらせているからの、暇なんじゃよ。あとニートじゃないもん!、話し相手が欲しいんじゃよ」
まぁ、そういう事にしておこう。
さて、異世界かぁ。
転生したらまずは魔法だな!魔法撃ちたい!
「あ、そうじゃったお主転生しても赤子じゃから成長するまで魔法は使えんぞ?」
うそおーーん!
「さて、最後に本当に申し訳なかった。」
「大丈夫です。異世界へ転生させてくれるなんて夢でしたから。」
「そういってくれるとはありがたいのぉ、まぁ、なんじゃ…頑張るんじゃぞ」
そう神様が言うと、足元に光が溢れてきた。
「はい神様!行ってきます!」
「気を付けてな〜」
なんだかんだでいい人だったなぁ〜。
そうして俺は転生された。


ガタガタ…ガタガタ…
うーん?何だか騒がしいなぁ。
ハッ!そうだった俺は転生されて…
「魔物だ!全速力で逃げろ!」
フォー!来ました来ました魔物ちゃん!
さて…第一魔物は何かな?
「シャドウウルフだ!追いつかれる!」
シャドウウルフ?影の狼って事かな?
すると俺を抱っこしていた母親らしき人物が
「大丈夫よ、トーチ、お父さんや護衛の人たちが守ってくれるからね。」
何だか心から安心できるような声だった。
トーチって俺の名前の事か?トーチ…明…うーん?まぁ無難でいいんじゃないか?
すると御者台に乗っている人が、
「このままでは追いつかれます!私が足止めをしますから逃げてください!」
あまりいい策とは思わなかった。荷台の荷物を落とせば軽くなってスピードが上がるのでは?と思ったが貴重品なのだろう。
「ダメです!死んでしまっては元も子もないでしょう!」
「しかし一刻を争う事態です!奥様だけでもお逃げください!」
母と御者は言い争う。
このままでは埒があかないと、思った瞬間
ドォォン…
馬車に凄い衝撃が起きた。
御者と共に馬車から投げ出された。
運が良かったのか荷台に乗っていた荷物が軽く下敷きになり、母が抱き寄せてくれていたお陰か俺は無傷だった。
しかし、下敷きになった母は無傷とは言えず頭と足から血を流していた。
「奥様大丈夫ですか!」
御者が叫ぶ、どうやら御者は運良く草の上に落ちて擦り傷程度で済んだらしい。
「一体何が起きたんですか!」
どうやら馬が狙われて馬が怯え操作が出来なくなり大きな石に乗り上げてしまったらしい。
「大丈夫か!」「よくも!」
その後、後ろから来た馬車から降りて来た護衛らしき2人がシャドウウルフに向かって行った。
しかし、無勢に多勢シャドウウルフは連携を取り護衛の2人を簡単に噛み殺してまった。
シャドウウルフは俺たちにターゲットを向けると一匹が突っ込んで来た。
あぁ…死ぬ。
誰もがそう思っただろう。シャドウウルフは御者ではなく母を狙ったのだ、御者には母が噛み付かれている光景を幻視した。覚悟を決め俺を抱きしめる手を強めた母に、シャドウウルフが噛み付いてくる事は無かった。
「あなた!」
「すまない、怖い思いをさせてしまった…もう少し遅ければ手遅れになるところだった。」
現れたのは、騎士でもある父だった。父はシャドウウルフを剣で真っ二つにしてしまったのだ。
さっきの護衛は傷1つ与えられなかったシャドウウルフが次々と父に襲いかかる。
それにしても父の剣が少し青く光っているし体も青い光が覆っている…あれはなんだ?
「トーチ、お父さんが必ず助けてくれるわよ、精霊の力を借りたお父さんはすごいんだから!」
シャドウウルフに襲われそうになった恐怖が抜けて来たのか微笑みながら俺に言う。
精霊?神様からは魔法の事しか言われてないな…あの神様の事だからわざと隠した可能性があるぞ。本人が居たらワシ関係なくね?と言いそうだが…
「嘘だろ。なぜお前がここに…」
父の目の前には三メートルまで行きそうな巨大な熊がいた、何やら黒いオーラを纏っている。シャドウウルフは黒い毛なのでシャドウウルフと言うのか分からないがこの熊は黒いものが外にあるような気がする。
あれ?この感じピンチじゃね?早速ピンチ!お父さん!頑張れ!
1話がやっと始まりました!
魔剣が出るのは先みたいです。これじゃあタイトル詐欺になっちゃいますねすいません。
誤字や脱字などありましたら修正いたします。
この表現間違えてるよ!もっとこうした方がいいんじゃない?とかアドバイス頂けたらと思います。
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