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五感 ~空理空論とまでは言えない物語~

作者:哲太

「あなたの見たい夢を見せてあげるわ」

ある日見た夢の中、
衛のもとに訪れた一人の妖精の少女が言った言葉だった。

まだ十四歳だった衛は、
最初その言葉の意味が分からなかったが、
生まれがらに身体的ハンデを背負っていた自分のこと、
そして現実世界で味わっている苦しさを思い返していくうちに
徐々に彼女の言葉に惹かれていくようになる。

何故自分だけこんな苦境に立たされなくてはならないのか、と。

遂に衛は
その話を受ける決意をしたものの、
もちろんそれが「無償」なはずはなかったのであった。

自分の存在を恥だと言う両親、
優しい行動が返って身に沁みえる従妹の看護婦、
自分と同じく、いつも1人でいる入院患者の女の子。

周りの周囲を取り囲んでいた彼等は、
何故か衛が願う夢にの中に巻き込まれていく。

徐々に明らかになっていく妖精が衛の元に現れた謎とは、
そして夢を叶えるごとに体も蝕まわれていく衛に待ち受ける結末は……。

夢と現実、
その狭間に生きる男の子の物語。

プロローグ
2016/06/26 16:28
第一章 四つの願い 終
2016/06/27 18:09
エピローグ
2016/07/05 19:37
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