鬼神剣客伝【改訂版】

ある東国に住んでいた天鬼紫苑はある罪により、その土地から追放された。彼はその時に許嫁である四季桜子を失っていたために途方に暮れ、成り行きに任せて旅をすることとなった。 旅をして数年、異国の地にて旅を続ける紫苑だが、ある森にて何者かに襲われる2人の少女にであうのだが……
数日前、ある国が襲撃を受け陥落。その際に魔なしの厄姫と呼ばれる王女と公爵令嬢、女騎士の3人がどうにか王城から脱出してある森に逃げ延びていた。しかしそこには先回りをしていた帝国兵が待ち伏せをしていた……
2つの運命は絡み合い、それはいつしか世界を巻き込む大きなものへと姿を変える。
これは1人の鬼が世界を旅する終わりなき物語。
これは彼が自分を認めるまでの物語。
これは彼女らが成長していく物語。
元々投稿していたものを少し変更して書いています。