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第19話 公爵の勘違い

第19話 公爵の勘違い


 王都を覆っていた分散式結界の光が消えてから三日後、グランツ公爵を裁くための特別審問が王城の大評議室で開かれた。長い窓から差し込む朝日は弱く、前夜の雨を吸った赤い絨毯からは、湿った羊毛の匂いが漂っている。傍聴席には各国の使節、防衛技師、市民の代表が並び、避難中に転んだ者は包帯を巻き、魔力を奪われた治療院の職員は眠れていない顔で厚い帳面を抱えていた。壁際の小机には薄い茶と固いビスケットが用意されていたが、誰も手をつけず、銀盆の上で茶の表面だけが冷えて曇っていた。


「今回の事故は、すべてセシリアが起こしたものです。この娘が私の知らぬところで術式を書き換えたのだ。私は聖女を信じ、王都を守る機会を与えただけにすぎません」


 グランツ公爵は、事故の日と変わらない濃紺の礼装を着ていた。金糸の肩章は磨かれ、白い襟にも染み一つなく、甘い香油の匂いが遠くの席にまで届いている。あの日、魚の酢漬けの汁を浴びながら住民を避難させたアルベールや、煤だらけの作業着で回路に向かったエルザたちとは、まるで別の場所にいた者のようだった。公爵は指輪の向きを何度も直し、被告席ではなく式典の壇上に立っているつもりなのか、胸を大きく張っていた。


「セシリアが一人で術式を書き換えたと申すのだな。それを示す記録はあるのか」


「聖女の力は、常人には理解できません。彼女が自らの力を誇示しようとして暴走させたのでしょう」


「質問に答えよ。記録はあるのか」


「私は公爵です。私の証言こそ、下々の者が残した記録より重いはずです」


 裁判長を務める老侯爵は、鼻眼鏡を外して机へ置いた。その脇には妻が包んでくれたらしい卵と胡瓜のサンドイッチがあり、白い布からパンの耳が少しだけはみ出している。老侯爵は朝食を取る暇もなく審問へ入ったのだろうが、空腹を訴える様子も見せず、公爵の顔をしばらく見つめた。やがて乾いた指で記録係へ合図を送り、証人席にいるセシリアへ視線を移した。


「セシリア、術式を書き換えたのはあなたか」


「いいえ。私は渡された手順どおりに魔力を注ぎました。装置の中身を確認したいと言ったこともあります。でも、公爵様は聖女が機械へ口を出すなとおっしゃいました」


「嘘だ! お前は成功すれば王国一の聖女になれると喜んでいたではないか!」


「はい。喜びました。だから疑うことをやめました。それは私の過ちです。でも、吸収術式を組み込んだのは私ではありません」


 セシリアは被害者保護院から借りた薄茶色のワンピースを着ていた。襟元は少し大きく、手首を覆う包帯との間に細い隙間ができている。以前の彼女なら地味だと言って見向きもしなかった服だが、今は膝の上で布をつまみ、ほつれた糸を指先で丸めていた。装置に食い込まれた傷はまだ塞がっておらず、薬草と消毒液の匂いが包帯からかすかに立っていた。


「公爵様は、私におっしゃいました。術式の説明など覚えなくてよい、笑って立っていれば国民は聖女を信じる、と」


「人前へ出る者に愛想を求めて何が悪い!」


「私は技術者ではありませんでした。でも、何も知らなくてよい飾りでもありません。あの装置から手を離せなくなったとき、公爵様は私を助けようとしませんでした」


「結界の維持を優先しただけだ。国を守る者なら当然の判断であろう!」


 公爵が机を叩くと、冷めた茶の入ったカップが揺れた。茶は受け皿へこぼれ、置かれていた角砂糖を茶色く溶かしていく。公爵は汚れた袖口を見て眉を寄せたが、セシリアの包帯には目を向けなかった。その様子を見ていたエルザは、机の下で自分の作業着の膝をゆっくり握った。


「裁判長、提出したい証拠があります」


 後方の扉が開き、レイモンドが二人の衛兵に挟まれて入ってきた。紺色の囚人服には何度も洗われた跡があり、裾は彼の足に合わず、歩くたびに革靴へ引っかかっている。焦げた眉毛は少しずつ生えそろっていたが、中央塔で負った火傷は頬に赤く残っていた。朝食として出された大麦粥を半分しか食べられなかったらしく、近くへ来ると服から薄い穀物の匂いがした。


「お前が何を提出するというのだ。私の設計図を盗んだ罪人ではないか」


「盗んだのはエルザの設計図です。あなたに頼まれて、僕が持ち出しました」


「聞き捨てならんな。私が命じた証拠でもあるのか」


「あります。あなたを信用していなかったので、取引を記録していました」


 レイモンドは衛兵へ両手を見せてから、首に下げていた小さな魔導石を取り外した。透明な石の中央には青い光が封じられ、角の一部には古い欠けがある。それは彼が幼い頃、父親から入学祝いにもらった記録石だった。以前は酒場の歌や友人との無駄話ばかりを保存していたが、グランツ公爵から呼び出された夜、彼は初めて自分を守るために記録を始めていた。


「再生してください」


「待て。罪人の持ち物を証拠として採用するつもりか」


「採用するかどうかは、内容を確認してから判断する」


「私への侮辱だ!」


「公爵、あなたは先ほど、自分の証言は記録より重いと言った。ならば堂々と聞けばよい」


 記録係が魔導石を台座へ載せ、起動用の鍵を回した。青い光が評議室の壁へ広がり、グランツ公爵の執務室が映し出される。映像の中では暖炉に火が燃え、銀皿の上に鴨肉のパイと干し果物が並んでいた。公爵は葡萄酒を飲みながら、設計図を差し出すレイモンドへ金貨の袋を投げていた。


「吸収術式を中心へ加えろ。十二の塔へ力を分ける必要などない。巨大な結界が一度に空へ上がるほうが、民衆には分かりやすい」


「しかし、分散回路を外せば、王都内部から魔力を吸い上げます。設計者のエルザでなければ調整できません」


「だからこそ、あの娘には知らせるな。成功したあとで、我が公爵家の技師が作ったことにする」


「失敗した場合は?」


「聖女の力が不足していたと言えばよい。民衆は機械の話より、聖女の奇跡を信じたがるものだ」


 映像の中の公爵は鴨肉のパイを切り分け、肉汁で汚れた指を白い布巾へ擦りつけていた。評議室では誰も声を出さず、雨樋から落ちる雫の音だけが窓の外で規則正しく続いている。現在の公爵は顔を赤くし、台座に置かれた魔導石へ手を伸ばそうとした。衛兵が肩を押さえると、公爵は礼装の襟を乱しながらレイモンドをにらみつけた。


「卑怯者め! 私との会話を勝手に記録するとは!」


「あなたに教わったのです。自分が利用できるものは、何でも利用すればよいと」


「金を受け取ったお前も同罪だ!」


「はい。だから僕は罪を認めます。設計図を盗み、危険を知りながら改造へ協力しました。中央塔を動かしたくらいで、その罪が消えるとは思っていません」


「ならば黙っていろ!」


「黙っていたから、あの事故が起きました。もう黙りません」


 レイモンドは公爵から目をそらさずに答えた。かつての彼なら、強い者へ取り入り、責任を追及されれば冗談で逃げていただろう。囚人用の上着の袖口を握る手は震えていたが、言葉は途中で途切れなかった。エルザは彼を許したわけではなかったものの、設計図を盗んだ夜と同じ人間ではなくなろうとしていることだけは分かった。


「記録石の内容は、提出済みの改造図面とも一致します」


 王室監査官が立ち上がり、机の上へ三冊の分厚い帳簿を置いた。表紙には油と指の跡がこびりつき、一冊からは乾燥させた薬草が栞のようにはみ出している。監査官たちは三日間、交代で公爵家の倉庫と事務室を調べ、冷えた豆の煮込みを鍋から直接食べながら数字を照合したという。帳簿の間には、眠気覚ましにこぼした濃い茶の染みまで残っていた。


「公爵家は十八年間にわたり、王国防衛予算の一部を架空の修繕費として受け取っていました。交換したと報告された魔力管は古いまま、設置したとされる予備装置は存在せず、正常と報告された城門制御装置のうち四基は、五年以上前から動いていません」


「設備の維持には予想外の費用がかかる。多少の帳簿上の調整は必要だ」


「多少ではありません。横領額は金貨二十七万枚に及びます」


「公爵家が王国の防衛を担ってきた報酬だ!」


「その金で、領地に三つ目の別邸を建てましたね。注文書には大理石の浴室、温室、外国産の葡萄酒庫とあります」


「公爵たる者には、客人を迎える場所が必要なのだ!」


 監査官は別の書類を取り出し、事故当日の設備状況を読み上げた。治療院の予備魔導炉には必要な燃料がなく、給水塔の緊急弁は錆びつき、避難誘導用の警報器は百二十台のうち七台しか鳴らなかった。公爵家の報告書にはすべて正常と書かれ、検査担当者の署名には、すでに亡くなった技師の名前まで使われていた。それでもグランツ公爵は、自分の手袋についた茶の染みを布で拭いながら、退屈そうに鼻を鳴らした。


「結果として王都は救われたではないか。私が新しい結界の実験を認めたからこそ、分散式結界も完成したのだ」


「あなたの装置が王都を破壊しかけたのです」


「設計図さえ本物なら成功していた! 私には国を守る意思があった!」


「設計図は本物でした」


 エルザが立ち上がると、椅子の脚が石床を擦った。彼女は事故の日に着ていた灰色の作業着を洗い、破れた肘へ紺色の布を縫いつけて着ていた。縫い目は不ぞろいで、ノーラには「技術者なのに針仕事はひどい」と笑われたが、新しい服を買う時間がなかった。今朝も急いで出てきたため、ポケットには食べ損ねたチーズと、工房の机から紛れ込んだ小さなねじが入っていた。


「本物の設計図から、安全装置と分散回路を外したのはあなたです。見栄えが悪い、成果が十二か所へ分かれれば公爵家の功績が目立たない、そう言って改造させました」


「国民に希望を与えるには、分かりやすい象徴が必要なのだ。十二本の塔など、誰の功績か分からなくなるではないか」


「それでよいのです。国を守る仕事は、本来、誰か一人の功績にするものではありません」


「理想論だ。民衆は英雄を求める。そして国家には、英雄を導く者が必要なのだ!」


 公爵の声を聞きながら、エルザは切り刻まれた純白のドレスを思い出した。マリアは高価な布の価値を知らず、気に入らないというだけで鋏を入れた。グランツ公爵も同じだった。二人とも、自分が価値を理解できないものは、誰かが時間をかけて作ったものでも、自由に切り分け、名前を奪い、思いどおりに使ってよいと考えていた。


「昔、私の純白のドレスを切り刻んだ人がいました。その人は、ドレスを作るために誰が布を織り、誰が糸を染め、誰が夜遅くまで刺繍したのかを考えませんでした」


「何の話をしている。女の服など、この審問とは関係ない」


「関係があります。貴方は設計図を、あのドレスと同じように扱いました。線を消し、名前を書き換え、自分には分からない部分を不要だと決めたのです」


「国を守るために必要な変更だった!」


「違います」


 エルザは公爵を正面から見た。彼の金糸の礼装も、磨かれた指輪も、甘い香油も、今はこの部屋の誰にも威厳を感じさせていなかった。窓際では、避難の日に孫とはぐれた老婆が、持参した焼き芋を布から出して半分に割り、隣の席の治療師へ渡している。王都を支えているのは、名前の残らない仕事を引き受ける人々だと、エルザにははっきり分かった。


「貴方が欲しかったのは、国を守る技術ではありません」


「では何だというのだ」


「国を守ったと称賛される立場です」


「同じことだ!」


「同じではありません。国を守りたい人は、危険を指摘されたら耳を傾けます。失敗したら住民を逃がし、自分の名前より命を優先します。貴方はセシリアを装置へ置き去りにし、住民より自分の功績を守ろうとしました」


 グランツ公爵は口を開いたが、すぐには言葉が出なかった。やがて彼は傍聴席を見回し、自分を擁護する貴族を探した。しかし、公爵家から利益を得ていた者たちは視線を落とし、ある者は手袋の毛玉をむしり、ある者は空になった茶のカップをいつまでも口へ運んでいた。誰も立ち上がらないと分かると、公爵は椅子を蹴って立ち上がった。


「貴様らは私がいなければ、何もできなかったではないか! 長年、私の家が国境を守り、騎士団を支え、設備を維持してきたのだ! たった一度の事故と、帳簿の数字だけで、その功績を消すつもりか!」


「動かない設備を正常と偽ることは、維持とは言いません」


「金の使い道が多少違っただけだ!」


「その多少のために、治療院の患者が危険にさらされました」


「死者は出なかった!」


「十二人が命をかけて止めたからです。貴方が正しかったからではありません」


 裁判長は長い沈黙のあと、判決文を開いた。紙を持つ手には年齢による細かな震えがあったが、声は評議室の奥まで届いた。グランツ公爵家による防衛予算の横領、国家設備の虚偽報告、危険な魔導装置の不正製造、設計図の窃盗教唆、王都を危険にさらした行為は、すべて証拠によって認められた。窓の外では雨が上がり、濡れた庭木から鳥が一羽飛び立った。


「グランツ公爵の爵位を剥奪し、すべての領地と財産を王国へ没収する。被告は国家反逆罪により収監し、今後、刑事法廷において個別の刑罰を定めるものとする」


「待て! 私は公爵だぞ!」


「今、この時刻をもって公爵ではない」


「私の領地には何万人もの領民がいる。私を失えば困るのは彼らだ!」


「領地は王室の管理下へ移し、横領された財産は防衛設備と被害者の補償へ充てる。領民から家や畑を奪うことはない」


「私の屋敷はどうなる!」


「それを最初に尋ねることが、最後まで罪を理解できなかった証拠だ」


 衛兵がグランツの肩章と剣を取り外した。金の鎖が床へ落ち、乾いた音を立てると、彼はそれを拾おうとして腕をつかまれた。傍聴席へ向かって何度も自分は国を守ろうとしたのだと叫び続けたが、返事をする者はいなかった。扉が閉じたあとも廊下から声が聞こえ、やがて重い靴音とともに遠ざかっていった。


 続いて、セシリアとレイモンドの処遇が告げられた。セシリアは装置の構造を知らされず、身体へ重大な被害を受けたことから、事故の被害者として王室保護院で治療を受けることになった。ただし、聖女の名を利用して虚偽の宣伝へ加わった事実については、回復後に公の場で説明するよう求められた。セシリアは包帯を巻いた手を膝へ置き、何度も息を整えてから顔を上げた。


「私は、何も知らなかったから悪くないとは言いません。知らないままで舞台に立つことを選びました。治療が終わったら、魔導具の基礎から学びたいです」


「もう聖女として人前へ出る必要はないのですよ」


「はい。次に人前へ立つときは、自分が何を動かしているのか説明できるようになりたいです」


「では、まず傷を治しなさい。勉強は朝食を食べてからです」


「エルザは、いつも食事を抜いているではありませんか」


「それを言うのはノーラだけで足りています」


 セシリアの口元がわずかに動き、膝の上でつまんでいたほつれた糸から指が離れた。保護院の職員が温かい牛乳の入ったカップを渡すと、彼女は両手で包むように持った。蜂蜜が少し入っているらしく、湯気には甘い匂いが混じっている。以前なら銀器の模様やカップの産地を気にした彼女が、今日は温かさを確かめるように、ゆっくり一口飲んだ。


 レイモンドには、設計図の窃盗と危険な改造への協力に対する刑罰が科された。二年間の拘禁に加え、公爵から受け取った金銭の全額返還、被害設備の復旧作業への無償従事が命じられた。ただし、事故を止めるため中央塔へ入り、取引記録を提出して捜査へ協力したことも考慮された。刑期を終えたあとは、王立技術院の監督下で技術者としてやり直す機会が与えられることになった。


「ずいぶん甘い判決だと思う者もいるでしょう」


「僕自身が、そう思います」


「ならば、その機会を無駄にしてはいけません」


「はい。壊れた設備を直します。僕が壊す手伝いをしたものを、全部です」


「二年では終わらないかもしれませんよ」


「それなら、終わるまで続けます。それと、中央塔の見張り番へ鍋の取っ手を返したいのですが」


「新しい鍋を一つ買って返しなさい。あの鍋は底まで焦げていました」


「僕の残りの財産で買えるでしょうか」


「鉄鍋一つなら買えます。ただし高級店へ行かず、市場で値段を比べてください」


 審問が終わると、評議室にいた人々は少しずつ席を立った。老侯爵はようやく布包みを開き、乾き始めたサンドイッチを一つ口へ運んだ。監査官たちは帳簿を抱えたまま、昼には温かい煮込みを食べようと相談している。誰かが残した冷たい茶へ窓から光が差し、茶色く溶けた角砂糖がカップの底でゆっくり崩れていた。


「エルザ、帰りに何か食べましょう」


 ノーラは評議室の外で待っていた。今日は作業着ではなく、淡い緑色のブラウスと焦げ茶色のスカートを着ていたが、指には東門塔で負った火傷の包帯が巻かれている。彼女が紙袋を開くと、中には丸いリンゴが十二個入っていた。あの日の約束を本気で守り、市場で一番赤いものを選んできたらしい。


「十二個も買ったのですか」


「十二等分では薄すぎると言ったでしょう。一人一個よ」


「レイモンドの分も?」


「もちろん。刑罰を受けることと、リンゴを食べてはいけないことは別だから」


「セシリアの分は?」


「甘いのを選んだわ。治療が終わったら持っていきましょう」


 エルザは袋から一つ取り出し、赤い皮に鼻を近づけた。爽やかな甘い香りが、評議室に残っていた香油や湿った絨毯の匂いを少しずつ遠ざけていく。グランツは最後まで、国を守るとは何かを理解しなかった。しかし、彼が壊そうとした技術も人々の暮らしも、十二人と、それを支えた多くの手によって残されていた。


「昼食は何にします?」


「豆のスープ以外がいいわ。事故の日から、みんな豆ばかり食べさせるんだもの」


「では、魚の揚げ物にしましょう。工房街塔の食堂が、菜種油を使ったお礼にごちそうしてくれるそうです」


「魚とリンゴは合うかしら」


「別々に食べれば問題ありません」


 二人はそんな話をしながら、長い廊下を歩き始めた。窓の外では、修理された噴水の水が午後の日差しを受けて光り、庭師たちが雨で倒れた花を一本ずつ起こしている。切られたドレスを元に戻すことはできず、盗まれた時間も消えない。それでもエルザは、自分が価値を知るものを、これからは一人で抱えず、信じられる人々へ手渡していこうと決めていた。



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