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葬列通りの少年―未来の自分がいる列のうしろ  作者: 妙原奇天


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8/20

第8話 家

 家の玄関は、朝の匂いの手前で止まっていた。

 靴箱の上に置いた合鍵の金属は冷たく、郵便受けからはチラシが半分だけ顔を出したまま止まっている。ポストの赤いフタに当たった陽の色は、夕方の手前のままで薄く、指で触れても温度は増えない。廊下の先、居間の扉は少しだけ開いており、その隙間から、箸が茶碗の縁に触れた「コ」という音が、鳴らされないまま空気に置き忘れられている。


 凪人は靴を脱いだ。かかとの内側に砂がひと粒入っていて、指先で押すと、ごく小さな痛みだけが今として残った。痛みは、まだ世界と繋がる場所だ。腰を落として靴を揃えようとして、やめた。習慣でやりかける所作が、ここでは“別れの手順”に近いことを、遼が教えてくれたからだ。揃えることは終わりに向かう角度を整える。終わりに整然と歩くのは、まだ怖かった。


 居間のドアを開ける。

 母は椅子に座って眠っていた。テーブルの向こう、手の甲が白い茶碗に落ちる影を作っている。味噌汁は、熱が失われる途中の温度で止まっていた。湯気の柱が途中で針金みたいに固まり、具の豆腐は角を保ったまま沈むとも浮くとも決めずにいる。箸は茶碗の縁に寄りかかり、醤油皿の表面に浮いた油の輪はゆらがない。テレビの画面にはニュースの字幕だけが出ていて、音はない。日付は——進まない。時計の針は六時から動かず、秒針だけが、震えている。


 台所で、灰色のコートの青年が立っていた。

 未来の自分。

 彼はガスコンロの前に立ち、右手で鍋の柄をそっと持ち、左手でツマミに触れている。触れているだけだ。動かしてはいない。動かそうとして、逆向きの所作に変えている。火加減の絵柄のところに指を軽く滑らせ、なにかを“閉じていく”手つき。火は弱まった。弱まって、さらに弱まり、湯気は細くなり、やがて消えた。味噌汁の表面に波紋は立たず、具の葱が箸の影の下で静かに色を褪せていく。


 「やめろ」

 凪人は言ったつもりだった。喉から出たのは、別のものだった。

 「やめて、いた」

 過去形の命令は、命令ではない。青年はツマミから指を離さず、ただ、こちらを見た。その目は、こっち側の温度を映す鏡みたいだった。怒りは映らない。焦りも映らない。映るのは、選ばなかった可能性の輪郭だけだ。


 凪人はコンロの前に回り込み、ツマミを握った。

 固かった。回らない。力を込めれば折れそうで、折ってしまったら、ここでの火は二度と点かない気がした。点ける、という動詞は今の外側にある。外側にあるものを、ここへ引き戻す力はない。

 「……ごめん」

 母の横顔へ向けて、言葉は昨日の形で出た。

 「ありがとう、と言って、いた」

 母の睫毛が、一度だけ震えた。

 目を開けかけて、閉じる。唇が少し動き、音にならない「よ」を結ぶ。

 凪人は椅子の手すりに膝をついた。膝頭の骨が木の角に当たって、痛みだけが確かになる。さっき靴に入っていた砂が、ここでもう一度疼いた。

 「ただいま」

 喉はそれを拒む。

 「ただいま、と言って、いた」

 母の睫毛は震えない。指先は茶碗の影を揺らさない。代わりに、テーブルの下で冷蔵庫が小さく唸り、すぐやんだ。音は、世界がまだ働いているふりをするための、残りの熱だ。


 青年は流しへ歩き、小さく息を吐いた。

 息は曇らない。彼は布巾を手に取り、濡れていないコップの口を拭いた。拭けば乾く。乾くはずのないものが、乾く順番を先に使ってしまうみたいに。次に、窓の鍵を“戻した”。閉じた窓を、さらに閉じる所作。カーテンの裾の乱れを真っすぐに伸ばす。玄関の靴を揃え、スリッパを揃え、郵便受けのチラシを中へ落とさず、のどにひっかかったまま見つめてやめる。

 家の中のものを、別れの順序で片づけていく。

 「やめろ」

 凪人は言い、今度こそ喉の壁が薄くなった。

 「やめろ」

 声は今に触れた。自分でも驚いた。青年の手が止まる。布巾の端が、彼の手の中で折られたまま固まる。

 「奪うな」——彼の口は動いたように見えた。声は出ない。でも、意味は読める。

 「奪わせるな」——次の言葉は、さっき遼がした顔と同じだった。


 凪人は立ち上がり、青年の手首を掴んだ。

 温度は自分と同じだ。

 左手首の骨の細さも、皮膚の固さも、同じだ。未来の自分の手を掴むのは、鏡に腕を伸ばして、ガラスの向こうを握る感覚に似ている。触れているのに、少し遅れて触れている。遅れているのに、確かに今だ。

 掴んだ瞬間、居間の壁の時計が、一秒だけ進んだ。

 カチ、と響いた。母の睫毛がもう一度震える。

 けれど、目は開かない。

 母の指先が、茶碗の縁から半分離れかけて、戻る。動き出しそうで、動かない。

 凪人は青年の手を強く握った。握りながら、目の前の光景が「稽古」だと気づいてしまう。彼はここで、別れ方の練習をしている。練習を正確にやる者は、本番でも正確にやる。正確にやることが救いではないと知っていても、手順は正確だ。


 「練習を、やめて、いた」

 凪人は呼吸を荒くし、言葉を押し出した。

 青年の瞼が、わずかに震えた。

 「練習して、いたから、生き延びた」——彼の口がそう動いた気がする。

 「だから、やめない」

 「やめて、いた」

 過去形は、祈りの形に似ている。

 青年は布巾を畳み、置いた。手首をほどく。凪人の指は空を掴む。掴んでしまった空を、どうしていいかわからない。そこに生地はない。指の腹に、ただ滑る温度だけが残る。


 台所の隅に、母のエプロンが吊り下がっている。

 布に刻まれた折り目は、肩の形を覚えている。油は染み、洗剤の匂いは薄れ、洗濯バサミの跡が目立つ。凪人はそれを取って頬に当てた。布は、匂いを返してこない。匂いはいつも空と繋がっていて、空が止まっていると、出入口をなくす。

 冷蔵庫の扉に、磁石でメモが一枚。

 ——牛乳。

 ——ニラ。

 ——なぎとの校納金。

 「……」

 凪人は目を閉じた。校納金の封筒は、冷蔵庫の上のカゴに刺さっている。差し込み口から、薄い紙が覗く。自分の名前は、母の字で書かれており、曲がった曲線が、目尻の笑い方に似ている。触れたら軽くなる気がした。軽くなったら、風が吹いて、どこかへ行ってしまいそうだ。


 青年は、母の肩にブランケットをかけた。

 肩の手前でブランケットを広げ、空気を入れてふんわりと落とす、いつかのやり方。寝入りばなに毛布をかけてもらう子どもは、ありがとうを言いそびれて眠る。眠ったあとで毛布をかけてもらった子どもは、翌朝ありがとうを言う。その翌朝は、ここにはない。

 ブランケットの端を整え、膝の上に置かれた手に触れないように置き直す。冷えた茶碗の向きを少し変え、箸をそっと外し、醤油皿をテーブルの端から指二本ぶん離して置く。窓を閉め、カーテンを引き、玄関の靴を揃え——今朝やったことを、終わりの順番に並べ替える。

 凪人は立ち上がり、堪えきれずにコンロのツマミを回した。

 回らない。

 力を込めて、爪が白くなる。爪の根元が痛んで、痛みに助けられていることに気づく。痛みは今だ。今がある。

 「点けて、いた」

 声が出た。

 青年は首を振った。

 点けないことが、ここでの正解だと言うように。点けてしまえば、別れ方の順番が崩れる。崩れた別れは、不意打ちになる。不意打ちは、遅い悲鳴になる。遅い悲鳴は、葬列の足並みを崩し、本当に誰かが躓く。

 「……なら、せめて」

 凪人は鍋の蓋を開けた。

 中の味噌汁は鏡みたいだった。顔は映らないのに、こちらの気配が湯気のない表面に吸い込まれていく。匙を入れる。

 動かない。

 匙の先が固い水面に当たって、手に振動が返る。

 「ありがとう」

 凪人は言った。

 「ありがとう、と言って、いた」

 母の睫毛は、動かなかった。

 しかし、テーブルの下で、椅子の足がほんのわずか軋んだ。耳を澄ませていなければ聞き逃すような重心の移動。眠っている人が、夢の中で寝返りを打つ前の、小さな予告。

 凪人は息を吸い、吐いた。

 呼吸は、戻る。

 遼が教えてくれた通り、決めることから、少しだけ怖さが減る。ここにいる間にできることを、数える。

 「皿を、洗って、いた」

 言ってから、笑ってしまいそうになった。洗う前に、洗ったと言ってどうする。けれど、言ったことが先に踏み石になって、足を置く場所を作る。凪人は水道の蛇口を上げた。水は出ない。出ないけれど、水道管の奥で小さな音がした気がする。

 スポンジに洗剤を垂らす。泡は立たない。立たないけれど、指は皿の表面の油を知って、円を描いた。円は跡にならない。跡にならないけれど、手の記憶になる。

 「なぎと」

 声がした。

 母の声ではなかった。声は、テレビの中の人の口から遅れて落ち、テロップの端で止まった。テロップの文字は「凪人」とは別の固有名詞が途中で切れていて、それが偶然「なぎと」に見えた。偶然のほうが、今は信じやすい。

 「ただいま」

 凪人はもう一度言った。

 「ただいま、と言って、いた」

 母の手の甲に、ブランケットの重みが少し深く沈んだ。


 青年は流しの端から、凪人の写真を見つけた。

 昨夜、枕の下に入れたはずの二つ折りの一枚。胸の上から預けて、戻して、また預けて、朝にはポケットを出入りしていた。家の中に持ち込んだことは、正しかったのか。青年は写真に触れない。触れないまま、顎で示す。——それはここに置くな。

 凪人は写真をつまみ上げ、視線を泳がせる。置く場所を探しながら、置けば離すことだと気づく。離せば空へ戻る。ここでは、空は天井の裏側に接着している。戻る場所は、たぶん天井の奥だ。

 「預かって、いた」

 凪人は写真を胸元に戻し、折り目を指で押さえた。胸の裏側で、細いしわが痛む。

 「預からせて」

 今の形に近い言葉が喉を通った。

 母は眠っている。眠っている人に預けるのは、勝手だ。勝手でも、預けたい。

 凪人は写真をテーブルの上に置いた。ど真ん中ではなく、母のほうから見て右下、味噌汁の椀から指四本ぶん離れた位置。朝の光が薄くかかる場所。

 指を離す。

 紙は逃げない。

 逃げない代わりに、紙は重くなった。重くなるのは、自分の手のほうだ。離した指の先に、急に重さの抜けた感触が残り、その抜けた形が胸の奥へ落ちていく。

 「……母さん」

 喉に引っかかったものが、音の形を探す。

 「ありがとう、と言って、いた」

 写真の中の青年——最後の朝の自分は、画面の外を探していた。

 探している先に、今ここで眠っている母の横顔は含まれない。含まれないのに、その横顔の影が写真の縁に倒れ込んでくる。遡って、そこにいたことになる。いなかったことと、いたことの境界に、折り目が一本、増えた。


 廊下で、風鈴が鳴らなかった。

 代わりに、玄関の鏡が、わずかに曇った。湿度は上がらない。上がらないのに、曇る。曇りは、人の気配で出る。気配は、未来から遅れてくる。

 「遼に、見せて、いた」

 凪人は言い、ポケットからスマホを取り出した。電波は止まっているが、画面は光る。カメラは、光を拾う。紙の白は、白いまま映り、母の横顔は、光の反射で少し若く撮れる。

 シャッターは、切れない。

 けれど、押すという行為はできた。押す行為は指に残り、落ちながら、何かを撮った気持ちだけが残る。

 「お前、器用になったな」

 ——遼の声が、仏間の線香の煙のほうから届いた気がした。

実際には、届いていない。届いたと感じる心のほうが、先に決めている。決めることが、今だと、もう知っている。


 青年は部屋をひと巡りした。

 タンスの引き出しを閉め、開け、半端なところで止める。引っ張りすぎた分を一ミリ戻す。戸棚の皿の枚数を数え、割れた小皿の端を内側に向ける。洗面所で、歯ブラシの柄をコップの真ん中に立て直し、タオルを二つ折りから三つ折りに変える。トイレの蓋を開け、閉じる。

 すべてが、いるということに見えるように整えられる。

 いなくなるということが、過剰に見えないように整えられる。

 それはやさしさだ。やさしさは、時々、残酷だ。受け取る側が、やさしさに背を向けたくなることがある。背を向けながら、恩に着る自分がいる。それもまた、練習だ。

 「手伝って、いた」

 凪人は言い、青年の横でカーテンの裾を整えた。

 指先に布の重みが伝わる。布の重みは、目に見える今だ。

 「……母さん」

 呼ぶと、喉が少し通る。

 「ただいま、と、言って、いた」

 三度目の「ただいま」は、最初よりも、ここに近かった。

 母の睫毛が、三度目の小さな震えを見せる。時計は動かなかった。秒針の震え方だけが変わった。震え方は、さっきよりも軽く、短い。短い震えは、長い停止より、聞き取りやすい。


 テーブルの端に、母のメモ帳があった。

 紐で綴じた薄い紙の端に、書きかけの買い物リストがある。

 ——ティッシュ

 ——油

 ——なぎと

 三つめは、買うものではない。

 母は、次の行を書こうとして、やめたのだろう。

 凪人はペンを取った。墨は固まり、芯は紙を滑らない。それでも、書くという所作はできた。紙の表面に、インクのない線が刻まれ、指の腹にそれが伝わる。

 ——ただいま

 ——ありがとう

 ——間に合って、いた

 書いた。書いて、見えない文字を心の中でなぞる。

 書いたことは、今だ。見えない文字でも、今だ。見えないぶんだけ、消えにくい。


 ふいに、窓の外で風が吹いた。

 カーテンは揺れない。

 代わりに、止まり木の枝が遠くでわずかに鳴った。

 鳥は飛ばない。

 でも、見ている。

 見ている目線が、ここまで届く。

 「順番を、変えて、いた」

 凪人は、台所の小さな時計の位置を少しずらした。オーブントースターの上に置かれたその時計を、冷蔵庫の横へ。母の目線の高さに合う位置へ。変えるのは一センチだけ。

 一センチは、三秒に似ている。

 遼が動かした三秒ぶんの世界のゆるみが、家の中にも分配される。

 そのゆるみが、ここで何かを救うのか。

 救わないのか。

 答えは、わからない。

 わからないが、やる。そう決めることなら、今でもできる。


 青年は、玄関へ向かった。

 靴を揃え、靴べらを少しだけずらし、鍵の位置を左から右へ変える。チェーンをかけ、外す。外して、かける。

 凪人はその背中を追い、肩に近い位置で声をかけた。

 「帰って、いた」

 青年は振り向かない。

 ——預けろ。

 口がそう動いた。

 何を。

 凪人は胸に手を当て、二つ折りの写真をもう一度出した。

 テーブルの上の母の前に置いた一枚とは別に、胸に入れていた予備の、同じ写真。昨日の雨の夜に、二度も手に入れた同じ文。同じ折り目。同じ重み。

 「預かって、いた」

 今度は、靴箱の上に置いた。玄関を出入りするときに見る高さ。外へ向かう手の途中に、必ず触れてしまう場所。

 指を離す。

 紙は逃げない。

 逃げない代わりに、胸の中に、空いた形が増えた。

 空いたところへ、別の重みを入れる準備はできる。たとえば、遼の手。たとえば、名前。たとえば、明日の三秒。


 居間へ戻ると、母の呼吸が、ほんの少しだけ深かった。

 変わったと断言できない程度の差。

 断言できない程度の差こそ、ここでは大きい。

 凪人は椅子の横に座り込み、母の手に触れない距離で両手を置いた。

 「母さん」

 喉の壁が薄い。

 「……ありがとう」

 今の形で言えた。

 言えたことが、今だった。

 母の睫毛が、最後にもう一度だけ震えた。

 目は、開かなかった。

 開かない代わりに、口元が微かに緩んだ気がした。

 気のせいであっても、救いになる種類の気のせいだった。


 青年は、廊下の鏡の前で止まった。

 凪人も並ぶ。鏡の中に、同じ背丈が二人並ぶ。片方は灰色のコート、片方は制服。鏡は曇らない。曇らないけれど、二人の間だけ少しぼやける。

 「追いつくな」

 青年は、声を出さずに言った。

 「追いつかせない」

 凪人は、今の形で返した。

 返して、背中を母のほうへ向けた。

 名残惜しさは、背中が受け持つ。

 正面の顔は、次の朝のために空けておく。


 玄関を出る前、凪人はもう一度居間を見た。

 ブランケットが母の肩で静かに重みを持ち、味噌汁は鏡のままだ。

 テーブルの上、母の右手側に置いた二つ折りの写真の折り目が、薄く光った。

 光ったのは、外の止まり木の枝の反射かもしれない。

 それでも、光った。

 光った、と決める。

 決めることは、世界の角度を、一センチ変える。


 玄関の扉を閉める。

 鍵が、かかる。

 かかった音が、胸の中の折り目に重なって、もう一つの線を増やした。

 凪人は息を吐き、遼の待つ通りへ歩き出した。

 空は、夕方の手前のままだ。

 けれど、止まり木の上で、鳥が首を振った。

 飛ばない。

 でも、見ている。

 その目線を背中で受け、凪人は歩幅を決める。

 半歩、遼に合わせる。

 半歩、明日に寄せる。

 半歩は、三秒に似ている。

 それで、今日は十分だった。


 通りの角で、葬列の音がしない。

 しないことを、今は肯定できる。

 否応なく来るものに、こちらから角度を与えられる日がある。

 今日がその日だとは限らない。

 でも、今日の家は、終わりの順序を一部だけ間違えた。

 間違いは、やさしいほうへずれた。

 やさしい間違いは、次の朝を呼ぶ。

 凪人は胸の折り目を指でなぞり、歩いた。

 扉の向こうで眠る母の呼吸を背で数え、遼の名前を前で呼ぶ準備をしながら。

 呼べないなら、呼べたと言う。

 言えないなら、言ったと書く。

 書けないなら、折り目を増やす。

 増やした線の数だけ、世界は少し動く。

 それを信じる練習は、もう始まっている。

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