嵐を巻き起こす令嬢
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
アルドリック・ヴァルハイト侯爵とアルベリオ・ヴァルディアの会話は、すでに一段落していた。
夜会の中心。
二人の周囲には、近づこうとする貴族たちの小さな輪ができている。
先ほどまでの会話の中で、アルベリオはセルディアとの関係について触れていた。
セルディア特使の紹介。
そして――オルグラードの弟子、ガロードの紹介。
それは遠回しではあったが、はっきりした意思表示でもあった。
ヴァルディア男爵領は、中央の思惑だけで動く土地ではない。
セルディアとの関係も、同様に重要だ。
その言葉の意味を、アルドリック・ヴァルハイト侯爵は当然理解していた。
だが。
侯爵は特に表情を変えなかった。
むしろ静かに頷くだけだった。
ヴァルディアが王国にとって有益な土地である限り。
その外交姿勢に、細かく口を出すつもりはない。
むしろ。
セルディアとの関係が深まれば、この北方はさらに強くなる。
それは王国にとっても悪い話ではない。
「今後も期待しているよ、アルベリオ君」
侯爵はそれだけ言った。
短い言葉だった。
だが十分だった。
アルベリオは深く頭を下げた。
その瞬間だった。
会話の隙間を縫うように、二人の人物が進み出た。
周囲の貴族たちより一歩早く。
エルディナ・ヴァルディア。
そして。その隣に、レックス。
「はじめまして、侯爵閣下」
エルディナは優雅に礼をした。
「エルディナ・ヴァルディアです」
侯爵は少し目を細めた。
「君がヴァルディア男爵の孫娘かね」
低い声。
だが興味はあるらしい。
「アルベリオ君とグレイヴァス君から話は聞いている」
「はい」
エルディナは穏やかに答える。
「閣下に覚えていただき光栄に存じます」
「ほう」
侯爵はわずかに顎髭を撫でた。
その視線が、エルディナを観察する。
所作。
言葉。
態度。
どれも落ち着いている。
若い令嬢にしては、堂々としていた。
(なかなかの器量だ)
直感的にそう思う。
だが。
同時に考える。
(とはいえ……女子だ)
北方の政治の中心に立つには、少し違う。
そう判断した侯爵は、自然に話題を変えた。
視線を横へ移す。
エルディナが腕を組んでいる若者。
レックスへ。
「この若者は?」
エルディナは少し微笑んだ。
「彼はレックス」
静かな声。
「セルディア留学中に出会いました」
そう言いながら。
エルディナは腕に力を入れる。
レックスの腕を、さらに自分へ引き寄せた。
侯爵の眉がわずかに動く。
「ほう」
エルディナは続ける。
「レックスはセルディア領主オルグラード閣下の直弟子」
一拍。
そして。
「とても腕が立ちますのよ」
その言葉に。
周囲の空気がわずかに揺れた。
アルベリオの眉が跳ね上がる。
グレイヴァスが目を見開く。
セルディア特使が息を呑む。
そして。
ガロードは完全に固まった。
「帰国の途中でも」
エルディナは止まらない。
穏やかな声のまま。
「わたしの命を救ってくれました」
「――」
一瞬。
完全な沈黙が落ちた。
レックス本人だけが状況を理解していない。
緊張しすぎて、ほとんど会話が耳に入っていなかった。
「レックスとわたしは」
エルディナはさらに続ける。
そして。
少しだけ微笑んだ。
「とても懇意にさせていただいています」
アルベリオが慌てて口を開いた。
「エルディ――」
だが。
遅かった。
その言葉はすでに、夜会の中心に落とされていた。
石のように。
波紋のように。
ざわめきが広がる。
アルドリック・ヴァルハイト侯爵の視線が、ゆっくりとレックスへ向けられる。
その目は鋭かった。
そして。
ヴァルディア男爵領の夜会に。
エルディナは文字通り――嵐を巻き起こしたのだった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
通常、王族や貴族の駆け引きというものは、夜会の場で行われるものではない。
表に出る頃には、すでに話の九割は決まっている。
それが常識だった。
根回し。
密談。
使者。
手紙。
そうした水面下の交渉で合意が得られなければ、その取引は最初から存在しなかったことになる。
表に出ることはない。
断られたという事実も残らない。
だからこそ、貴族同士の関係は壊れない。
それが王国貴族社会の暗黙のルールだった。
そして――アルベリオ・ヴァルディアという男は、そのルールを誰よりも理解している人物として知られている。
外交に優れた男。
それが彼に対する共通の評価だった。
ヴァルディア男爵領と関係を持つ有力者たちは皆、そのことを知っている。
だからこそ。
今起きていることが、信じられなかった。
アルベリオのすぐ隣には、セルディアの特使がいる。
そして、その後ろにはもう一人。
オルグラードの弟子。
獣人の若者、ガロード。
彼の存在を気にしている者は少なくなかった。
だが。
彼らが本当に注目しているのは、武人としてのオルグラードではない。
オルグラードという男は、剣だけで語れる存在ではない。
世界規模で見れば。
彼が握っている経済力は、およそ一パーセントに達すると言われている。
数字だけ見れば小さく聞こえるかもしれない。
だが。
国家規模の経済において、一パーセントとは異常な数字だ。
王国。
帝國。
魔王国。
そのどこに対しても、彼は事実上対等に近い影響力を持つ。
それが、オルグラードという存在だった。
長命の種族。
莫大な資産。
強大な武力。
そして。
彼には妻も子もいない。
後継者もいない。
だからこそ。
今、夜会にいる貴族たちは同じ疑問に辿り着く。
なぜ、このタイミングで。
わざわざ。
人間の若者を送り込んできたのか。
それが。
ただの若者であるはずがない。
そして――その若者。
レックス。
彼と懇意にしていると、夜会の中央で公言した人物がいる。
エルディナ・ヴァルディア。
結論は自然と導かれる。
ヴァルディア男爵領。
その価値は。
今や計り知れない。
アルベリオ・ヴァルディアは静かに息を吐いた。
隣を見る。
セルディア特使。
二人の視線が交差する。
言葉はない。
だが意味は明確だった。
――これはどういうことですか。
お互いの目がそう語る。
アルベリオはほんの僅かに眉を動かした。
彼もまた。
状況を完全には把握していない。
だが。
外交巧者である二人は理解していた。
何が起きたのか。
それだけは。
エルディナ・ヴァルディアは。
夜会の中央で。
巨大なカードを切ったのだ。
その影響は、すでに広がり始めている。
その頃。
会場の端では、別の嵐が生まれていた。
アルヴィン・ヴァルディアは気づいた。
鋭い視線。
ギルベルト・ヴァルハイト。
その視線が、自分へ向けられている。
冷たい。
そして。
明確な問いを含んでいた。
――どういうことだ。
アルヴィンの喉が鳴る。
彼は知っている。
この視線の意味を。
アルヴィンはギルベルトと取引をしていた。
様々な融通を受ける代わりに。
約束していたのだ。
エルディナとの縁。
それを。
夜会の中心で。
本人が否定した。
アルヴィンは足元に奇妙な感覚を覚えた。
まるで。
地面が泥になったような。
踏みしめても。
沈んでいく。
逃げ場がない。
ギルベルトの視線がさらに鋭くなる。
アルヴィンは初めて理解した。
今夜。
ヴァルディア男爵領に吹き始めた嵐は。
自分の足元からも。
崩れ始めているのだと。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
周囲のざわめきが、波みたいに広がっていく。
さっきまで普通だった夜会の空気が、どこか変わってしまった。
……なんだろう。
レックスは小さく首をかしげた。
「……おかしいな」
みんなの視線が、妙に痛い。
壁際にいる貴族の人たちも。
遠くで談笑していた人たちも。
なぜか、ちらちらとこちらを見ている。
いや。
違う。
見ているのは
――僕だ。
「え、僕?」
思わず胸の前を指さしてしまう。
だって本当に心当たりがない。
目の前には、アルドリック・ヴァルハイト侯爵というすごい人が立っている。
正直、かなり怖い。
圧がすごい。
ただ、先生――オルグラードと比べれば、まだ耐えられる。
先生の前に立つと、もっとこう……魂まで見透かされる感じがするから。
だから。
なんとか平静を保っていられる。
……いや。
本当は、今すぐ逃げたい。
普段の僕なら、もう壁際に退避してる。
でも今日はできない。
逃げられない。
理由は単純だ。
エルディナ様。
僕の腕に、しっかりと絡みついている。
しかも。
距離が近い。
近すぎる。
ドレスの柔らかい感触が、腕に伝わってくる。
当たってはいけないところまで、当たっています。
「…………」
レックスは必死に視線を正面へ固定した。
考えるな。
考えたら終わりだ。
その時。
ふと視線を感じた。
ガロードの兄貴だ。
兄貴と目が合う。
……なんだろう。
その目。
普段はもっと豪快で、楽しそうなのに。
今日は違う。
じっとりしている。
完全に言っている。
「やっちまったな、レックス」
レックスは小さく首を振った。
いやいや。
僕、何もしてないよ。
その横。
セルディアの特使様とも目が合った。
……怒ってる。
めちゃくちゃ怒ってる。
あの目は知ってる。
完全にあれだ。
「レックス君、あとで説教です」
という目だ。
「え、なんで……」
レックスは必死に記憶を辿った。
落ち着こう。
冷静に思い出そう。
さっきの会話。
エルディナ様が言ったこと。
「レックスはセルディア領主オルグラード閣下の直弟子」
うん。
これは合ってる。
事実だ。
「とても腕が立ちますのよ」
いやいや。
そこまでじゃないです。
まだ修行中だし。
先生には全然敵わない。
「帰国の途中でも、わたしの命を救ってくれました」
……あれは偶然だ。
本当に運が良かっただけ。
僕がすごいわけじゃない。
そして――レックスの思考が止まる。
最後の言葉。
「レックスとわたしは、とても懇意にさせていただいています」
「……え?」
懇意? 懇意って何だっけ。
仲がいい? ……いや。
待って。
この状況で?この夜会で? 侯爵様の前で?レックスの思考が一気に現実へ引き戻された。
ぎぎっ。
まるで油の切れた歯車みたいな動きで。
レックスはゆっくり横を見る。
エルディナ様。
彼女はにこやかに微笑んでいた。
いつもの優雅な笑顔。
だけど。
扇で隠した口元。
その下で。
ほんの一瞬。
小さく舌を出した。
「……」
レックスの思考が凍る。
――やられた。
完全に。
味方になるとか。
助けるとか。
そういう次元じゃない。
これは。
完全に巻き込まれた。
レックスは恨めしそうな目でエルディナを見た。
しかし。
彼女は涼しい顔のままだった。
まるで何も起きていないかのように。
そして。
夜会の視線は。
まだ全部――レックスに集まっていた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
だめだ。
ここで逃げたら、もっと大変なことになる。
レックスは小さく息を吸った。
さっきの発言は、絶対に誤解されている。
懇意とか。
そんな大げさな関係じゃない。
ちゃんと説明すれば、きっと――そう思って口を開こうとした。
その瞬間だった。
特使様の視線が刺さった。
強い。
無言なのに、はっきりと意味が分かる。
――なぜですか。
レックスは心の中で問い返した。
だが返ってくる答えもまた、言葉はいらなかった。
――今更遅い。
――もう、君個人の問題ではない。
その視線は、そう言っていた。
レックスの背中に冷たい汗が流れる。
……どういうこと?何が起きているのか、正直まだ全部は分からない。
だけど。
「黙っていろ」
ということだけは理解できた。
レックスは視線を横に動かす。
ガロードの兄貴。
助けを求めるように目を向けた。
しかし。
兄貴は完全にあさっての方向を向いていた。
「…………」
明らかに関係ありません、知りません、という顔だ。
(薄情者……)
レックスは心の中で小さく呟いた。
その時。
低く落ち着いた声が響いた。
「レックス君、といったかな」
アルドリック・ヴァルハイト侯爵だった。
「は、はい!」
レックスは慌てて背筋を伸ばす。
「レックスと申します」
声が裏返らなかった。
それだけで自分を褒めたい気分だった。
侯爵の鋭い目がレックスを見ている。
まるで測られているような感覚だ。
「セルディア領主オルグラード殿の弟子、と伺った」
「はい」
レックスはうなずいた。
「未熟ではありますが、師事しております」
嘘ではない。
むしろ、未熟という言葉ですら足りないくらいだ。
侯爵はわずかに顎を引いた。
そして次の質問を投げる。
「貴殿は何を志している」
一瞬。
レックスの思考が止まる。
本当なら。
鍛冶士見習いです。
そう答えるべきだ。
それが自分の本来の道だ。
でも。
レックスは横を見た。
エルディナ様。
その隣に立っている。
この場で。
この状況で。
「……騎士、です」
小さく、しかしはっきりと言った。
嘘ではない。
騎士を目指している。
それは本当だ。
夢みたいな妄想だけど。
侯爵の視線がレックスの目をまっすぐ捉える。
赤い瞳。
逃げずに見返す。
数秒。
静かな時間が流れた。
「そうか」
侯爵は短く言った。
「精進するとよい」
その声は低く、重い。
「己の立場を理解し」
「己の剣を磨け」
「それが貴殿の道であるならな」
それだけ言って。
侯爵は背を向けた。
レックスとエルディナから離れていく。
周囲の貴族たちも、自然と侯爵の後ろへ移動した。
夜会の中心が、ゆっくりと遠ざかっていく。
レックスはその背中を見送った。
……これが。
アルドリック・ヴァルハイト侯爵。
厳格で。
揺るがない。
そんな後ろ姿だった。
やがて、人の輪が完全に移動する。
静かな空間が残った。
だが。
それはほんの一瞬だった。
侯爵が去った、その隙間を縫うように。
ひとりの青年が前へ出た。
背が高い。
整った顔立ち。
鋭い灰色の瞳。
その視線は、まっすぐレックスへ向けられている。
隣で、エルディナ様が小さく息を吐いた。
「……来ましたわね」
その声は、どこか覚悟を含んでいた。
レックスはその青年を見た。
そして理解する。
この人が――ギルベルト・ヴァルハイト。
侯爵の孫。
そして今。
レックスは、その男と真正面から向き合っていた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
夜会の灯りが揺れる広間。
貴族たちの談笑の輪の中に、ひときわ目立つ青年がいた。
金色の髪は長めに波打ち、丁寧に整えられている。
濃紺のロングコートには金糸の刺繍。
家紋が誇らしげに縫い込まれていた。
その姿は、王都の貴族そのものだ。
洗練。
格式。
そして、露骨なまでの自尊心。
ギルベルト・ヴァルハイト。
侯爵家の血を引く青年は、まさに王国貴族の典型だった。
高貴な血を信じる。
生まれによって人の価値が決まると疑わない。
平民は労働のためにいる。
貴族は支配のためにいる。
それが当然。
それが秩序。
それが王国の伝統。
少なくとも、ギルベルトはそう信じていた。
「私の名はギルベルト・ヴァルハイト」
青年はゆっくりと名乗った。
「お祖父様の孫にあたる」
だが。
その視線は、一度もレックスを見ない。
最初から最後まで、向けられているのはエルディナだけだった。
「エルディナ嬢」
「今宵の装い、実に見事だ。
王都でもこれほどの気品は稀だろう」
言葉は優雅だった。
仕草も洗練されている。
だが、その奥にあるのは。
値踏みだった。
「あなたほどの外見であれば、血筋に相応しい立場に置かれるのは当然だ」
「王都に来る機会があれば、私が案内しよう」
「君に相応しい社交界を見せてやれる」
それは誘いというより、宣言に近かった。
――君は、こちら側の人間だろう。
そう言っているような声音だった。
その様子を。
一つ上の回廊から見下ろしている人物がいた。
ミレーネ・クラウディア。
警備担当として会場を見張っている彼女は、冷めた目をしていた。
「お前なんか誰も用事はないんだよ、馬鹿貴族」
小さく呟く。
「さっきのやり取り見て無かったんか」
「貴族なんだから、空気くらい読めよ」
毒舌だった。
下の広間では、エルディナが優雅に扇を動かす。
「……ありがとうございます」
言葉は丁寧だった。
しかし。
その瞳は完全に社交用のものだった。
距離がある。
はっきりとした拒絶の壁がある。
そして。
エルディナは一歩動いた。
レックスとの距離を、意図的に縮めた。
腕が触れるほどの距離。
「ですが今は、レックスとご一緒しておりますので」
完全な拒絶だった。
自分の武器を示すように。
レックスを引き寄せた。
回廊の上でミレーネが拳を握る。
「やったれ、レックス君」
「君はエルディナ様の騎士(仮)なんだ」
「遠慮はいらん」
その時だった。
ギルベルトが、初めてレックスを見た。
ほんの一瞬だけ。
鋼色の瞳が、冷たく細められる。
「君に力があるのではない」
「君はオルグラード卿という後ろ盾があるだけだろう」
見下した声だった。
回廊の上でミレーネが即座に噛みつく。
「お前が言うんじゃねーぞ、この侯爵の威を借りた雑魚め!」
「お前ほんとに侯爵の血入ってんのか!」
ギルベルトは聞こえていない。
だが。
もし聞こえていても、気にしなかっただろう。
「王国では受け継がれた高貴な血と伝統こそ尊重されるものだ」
それが真理だと言わんばかりだった。
その時。
エルディナが口を開いた。
「ギルベルト様」
「血筋は尊いものです」
ギルベルトの口元がわずかに緩む。
「さすがはエルディナ嬢」
彼は優雅に手を差し出した。
だが。
その手を取る者はいない。
「ですが」
エルディナの声は静かだった。
「人の価値は、それだけでは測れませんわ」
その一言で、空気が変わった。
ギルベルトの目が細くなる。
「エルディナ嬢」
「君は貴族というものを、もっと勉強すべきだ」
「その時は、ぜひ私を訪ねてきたまえ」
マントが翻る。
ギルベルトはそのまま歩き去った。
回廊の上で。
ミレーネが口にできない暴言を吐いていた。
下の広間では。
エルディナがレックスへ向き直る。
「……分かったでしょう?」
レックスは小さくうなずく。
「……はい」
何が、とは言わない。
だが、十分だった。
その時だった。
ガロードの耳が、ぴくりと動いた。
表情が一瞬で変わる。
――来る。
空気の奥に。
わずかな殺気。
それは、人ではない。
獣のような。
鋭い気配。
ガロードは静かに呟いた。
「……『豹』が近くにいる」
夜会の空気が。
見えない影に、侵され始めていた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇




