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第84話 第17章 命の炎 2 名セリフ

コトン! コトン!! 鹿威しが鳴る。


いったい何を……興味津々のメンバーは隠れて様子を覗いている。


そこには和服に女装したモチオと、正装したヒロシの姿があった。


モチオ:「ヒロシ! まずは女探しからニャ! 俺に任せろ!!

ヒロシ:「・・・・・・・」


相手の女性の母:「今日はお日柄もよく……」


モチオ:「おほほほ……ですね。でも今日は鶏ガラのほうがよくってよ。おほほほほ」


がり勉猫:「まさか……お見合い!!! いったい……」


ネコロボ:「しかしモチオさん、ラーメン屋と間違っています……」


コツ勉猫:「よく相手見つかったね……モチオさんでまずNGでしょう」


相手女性の母:「ご趣味は……ミキはこう見えて、バイオリンを少々、週に一度、先生の教室へ……そちらは?」


モチオ:「おほほほ……ヒロシちゃまの趣味は、点滴を少々。週に一度、先生の病室で……おほほほ……」


相手女性の母:「失礼ですが……ご資産はいかほど。私どもはまあ5億ぐらいかと……」


モチオ:「おほほほほ、同じですわ……生命保険を無理やり掛ければ半年ほどで……5億……おほほほほ……」


ヒロシ:「・・・・・・」

相手女性:「・・・・・」



ネコロボは遠方の音声を拾って、がり勉猫とコツ勉猫に伝えている。


がり勉猫:「モチオさんはなんと?」


ネコロボ:「いや……聞かない方が……いいと思います……」



相手女性の母:「あとは、お若いもの同士で……私共はあちらでお茶でも……」


モチオ:「ですね……ほら、ヒロシちゃま、しっかり。お母さま、あちらで白湯スープでも……」


ネコロボ:「???? モチオさん、まだラーメンだと思ってます……」


モチオは去り際にヒロシに耳打ちする。


モチオ:「おい! 場は十分あっためてやったぞ。あとはお前が『何回目のプロポーズ』なみにぶっこんでこい!! 『僕は死にましぇーん! あなたが好きだから!』だ!!! わかったな!」


ヒロシ:「いや……僕……死にます……」


モチオ:「うるせー、ここでシュールギャグいらん! つべこべ言わず言われた通りにしろ!! 『僕は死にましぇーん!!あなたが好きだから』だ!! とっとと決めてこい!!」


ヒロシと相手女性の2人になる。


モチオ:「なに!! 断っただと!!!」


ヒロシ:「はい、僕はもうじき死にます……だから……かわいそうかなって……」


モチオ:「てめえは相手にとっても最優良案件だ! 半年後は5億だぞ!!」


ネコロボ:「モチオさん……ぎりぎりです。ギリギリすぎます」


がり勉猫:「いや 完全に・・・・・・・・・・」

コツ勉猫:「アウトです・・・・・・・・」


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