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【3分短編オムニバス】相談を聞かないモチオ相談所 〜身勝手な人間のカルテと不適切なネコの処方箋〜  作者: モチモチオ
第27章 最終章直前 スペシャル! 楽して儲けたい!

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第143話 第27章  楽して儲けたい! 完 5 占いビジネス

モチオ:「占い師ニャ!!!」


がり勉猫:「それじゃー、相談所と変わらないでしょ……」

コツ勉猫:「ね、もう諦めたら……?」


――しかし、そこはすでに妖しく紫のライトが灯る『モチオの館』。


モチオは怪しげな黒装束に身を包み、怪しげな笑みを浮かべて机の前に座っていた。

だが、その手元はどうにも様子がおかしい。


がり勉猫:「……モチオさん、その衣装はともかく、手元のそれは何ですか?」


どうも本物の水晶玉を買う予算がなかったらしく、モチオの目の前には小さな『ビー玉』が一つ、ちょこんと置かれているだけだった。


モチオ:「黙るニャ! 見える……見えるぞ!!」


がり勉猫:「いや……見えねーだろ、そのサイズ」


ネコロボ:「ただのガラス玉です。私のセンサーでも内部の気泡しか検知できません……ビビビ」


モチオ:「うるせー! 迷える子羊たちが来たニャ!」


どこからか嗅ぎつけた相談者たちが、次々とやってきていた。


女性1:「私の未来を占ってください!」


モチオ:「よかろう……見える、見えるぞ!! 貴方は10分後、ここを出て、角のケーキ屋さんを見て『ああ、食べたい。でも、ダイエット中だから……いや、でも今日くらい一回いいよね、チートデイも必要だもんね』と思いながら……行列に並んで有名なチーズケーキを買うだろう!」


モチオは小さなビー玉を指先で転がしながら、もっともらしく厳かに告げた。


コツ勉猫:「めちゃめちゃ近い未来じゃないですか!?」


ネコロボ:「10分後ですからね。ただの視界に入っている近所のケーキ屋の予測データです……ビビビ」


女性2:「私は結婚できますか!?」


必死な形相で身を乗り出す二人目の相談者に対し、モチオはビー玉にそっと手をかざした。


モチオ:「よかろう……見える、見えるぞ!! 役所に婚姻届を提出すれば、無事に受理されるでしょう!」


女性2:「相手は!? 相手はどうですか!?」


運命の人の特徴を聞こうと目を輝かせる女性。


しかし、モチオは一点の曇りもない真顔で言い放った。


モチオ:「見える! 見えるぞ!! 相手の状況も同じだ……用紙に不備がなければ、同様に受理されるだろう!」


がり勉猫:「これじゃー、ただの市役所……」


ネコロボ:「案内窓口です。必要書類の確認しかしていません……ビビビ」



女性4:「私には運命の人はいますか?」


モチオ:「見える! そして、そこにいる!!! あそこの通行人の男がそうだ……!」


女性4:「(ハッと息を呑んで顔を赤らめる)」


モチオ:「さあ、思い切って『貴方は私の運命の人ですか?』と聞いてこい。……うん、今まさにガチでキモがられてる。お前はキモがられる運命だ!!」


コツ勉猫:「ひどくないですか、あれ!?」


ネコロボ:「ま……嘘はついてませんね。いきなり声をかければ、確実に不審者扱いされます……ビビビ」



女性5:「私は今後、一体どうすればいいんでしょうか!!!」


モチオ:「見える! 見えるぞ!!! あそこのレジで5000円を払え!」


がり勉猫「あ、会計ですね、、単に」


ネコロボ「そうですね、私達も行きましょう 最終章の準備がありますから。」


コツ勉猫「そうね。 25話もあるんですもの、、、」


がり勉猫「そこそこ凝った話にしたつもりですが、、、 どうなんでしょうか。。。」


3人は モチオを見捨てて、最終章を迎えるために帰っていった









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