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「シェイナ。お前のそれは・・違う・・」
「・・違う・・って・・」
「俺のそばにいたい。というのは・・恋・・とかそういうんじゃない」
「どういう・・・こと・・」
「ただ、頼る人が・・たまたまそばにいた人が・・俺だった・・というだけで、そばにいたいというのは・・保護者を求める子供・・の感情に近い・・ものなんだよ」
「それ、本気で言ってるの・・?」
「・・・・・」
「私は!「もういいだろう。時間も遅い。送るから部屋に戻れ」
「ティアス!私は・・「ほら、行くぞ。早くしろ」
「・・・・・・」
有無を言わせない口調に何も言えなくなってしまった。
ひとけのない廊下を少し距離をあけながら並んで歩く。
何を話していいのかわからず、二人とも無言のままシェイナの部屋を目指す。
先ほどのティアスの言葉が頭から離れず、だんだんと悲しい気持ちになったシェイナは顔をあげて歩くことが出来なかった。
永遠のように感じられた部屋までの道のりを終え、見覚えのある扉の前に着いた。
向かい合うように立つが、シェイナは顔を上げることが出来なかった。
「・・・」
「・・・」
「・・・夜は冷え込むから・・風邪引かないように、暖かくして寝ろよ」
優しい声色に胸が締め付けられる。
絞り出すように、小さく「はい」と答え、逃げるように部屋へと戻った。
廊下に残されたティアスは1人何かに耐えるかのようにつらい表情をしていた。




