第23回 それでも私は前を向く。
先日。
こことは違うサイトでやってたコンクールで落選しました。
いいんですよ。
通ると思って出してないし。
そりゃあ、通ったら盆と正月、誕生日と給料日とクリスマスが一緒に来たぐらい派手に踊り狂ったでしょうよ。
悔しくないと言えばウソになります。悲しい、チクショウという気持ちはあります。
でも、私より高ブクマ、高PVの方がいらっしゃったし、すでに書籍化経験されてる方が(知ってるだけで)三人もいらっしゃったし。
自己最高PVブクマをいただいてたとしても、受賞はないだろう。
そう思ってたんです。
けど、けどね。
いざ結果をみたら……、あれ? その人たちじゃない。
悪いけど、ブクマもPVも私より下……。かなり下……。
低ブクマ=面白くない作品、とは思ってません。逆もしかりです。
でも、ある程度は指標になるんではないかと思ってます。
以前も、似たようなことがあったんです。そのサイトのコンクール。
悪いけど、ブクマもいいね!もPVも、その部門じゃあ私の作品が一番だったんですよ。そのサイトのツイッターでも紹介されて。ランキングにもお邪魔させていただいて。
こりゃあイケるんじゃね? 期待しました。マジで。
結果は、落選です。
別の方が受賞しました。
それも、ブクマ数2位の方でもない、もっと別の方です。
さらに、私と2位の人は、そのサイトのツイッターで紹介されてた「惜しくも落選した作品」というものにも選ばれてませんでした。
その後、2位の方は、「二度とここには投稿しない!」と別のところへお引越しされました。残念。
私は、基本的に他人様の作品を多く読みません。
面白かったら、それに影響された作品を書いてしまいそうなので、なるべく敬遠させてもらってます。
特に、自分とコンクールで争った方の作品は手にしません。手にすると、どうしても「この作品が選ばれた理由がわからん! 私のヤツのが面白い!」とイヤな目で受賞作を見てしまうからです。狭量な自分になりたくないんですよ。
読んで、どこがいいのか研究して、己の糧にする……。そういう考えもありますが、研究するならアニメ化するような作品だけで充分だと思ってます。アニメ化するんだから、きっといい作品なんでしょ? 時折ユーチューブなんかでものすごい批判くらってますけど。
だから、今回も受賞作がよくて、他がいけなかった理由は知りません。
PV、ブクマ数=受賞でない、市場(サイト内)で好評=受賞じゃない、市場リサーチ結果ガン無視だなと、経済を無視した状況に、アホかと思わないでもないですけど。
(ちなみに。前回に参加させていただいたほうのコンテストは、『冬』、『春』と銘打ってやっときながら、『夏』も『秋』も行われてません。どんな大人の事情なんでしょうね。次の『冬』が行われるのか、楽しみですな。フフフ……)
とまあ、ブラックだんご(毒吐き野郎)が召喚されそうな話はおいといて。
最近投稿したシリーズ作品も最終話ブーストがあまりかからなくて、ちょっと落ち込んでたんですよ。仕事も超忙しくて、プライベートでも子どもの受験とストレスがかかりすぎて、筆を取る気力がわかない。体調もまた悪くなってきてるし……。
あー、このまましばらく休む? でも、あちらでせっかくフォロワーになっていただいてるし。う~~~~~~ん。
そんな時に、ポンッと赤くついたお知らせ。
「感想が書かれました≡」
うれしかったよ!
批判的な内容ならさらに落ち込んだんだろうけど、結果は「とっても楽しめました」と肯定的な感想でした。
うわあ、神ですよ、神っ!
人の落ち込んでる時にさりげなく温かいお言葉。……惚れてしまうやろ。
まあ、たまたまなタイミングですが、それでも心は上を向きました。
ヤル気出ました。
そりゃあ、いつものブクマ、評価、PVだってうれしいのはうれしいんですよ。
でも、感想はその上、別格だな、と。
言葉で送られてくるので、感動が大きいんですよ。
例えるなら、ブクマ、評価、PV=ショートケーキをくれたおじちゃん、感想=ホールケーキを一人で食えと持って来てくれたおじさま。(太るがな)
数字ではわからない、ナマの声っていうのが、よけいにいいですね。
(あ、あちらでもフォロワーさまから、「頑張って」という励ましのお言葉をいただいてます。これも感謝っ! ですね)
あ、でも感想って、否定的なことしか書けない、書くことがないこともあると思います。
何も、感想はいつだって作者マンセーにしておけってことじゃないですよ。
もし否定的な感想を述べるのなら、肯定→否定→アドバイスの三段重ねで。
たとえば。
「世界観、設定がスゴク面白く、グイグイと引き込まれました。キャラクターも魅力的ですね。手に汗握る、ドキドキハラハラ展開。〇〇、カワイイ。ただ、なぜあの場面で〇〇が出てきたのか、説明が少なかったので、そのあたりの理由を教えていただけるとありがたいです。ラストにむけて、あの二人がどうなるのか。ワクワクしながら楽しみにしています。頑張ってください」
「毎回更新されるのを楽しみにしていたので、最終回を迎えてとても残念な気がします。最後がちょっと急展開すぎる感もあるので、もう少しゆっくりと話を進めてもらえたらなと思います。次回作も楽しみに待ってます」
みたいな。
物語、文章すべてを否定するわけじゃなかったら、こういう書き方感想もアリなのではないかと。
これ、他人に文句をつける時、提案をしたい時にも使う技です。肯定→ダメ出し→肯定。それがムリなら、ダメ出し→肯定。
どんな事象にも、良いことと悪いことがあります。
それを上手くサンドするんです。
人って、最後に言われた言葉が一番印象に残るらしいですよ。(だから、どちらかを選んでもらう時、選んで欲しい方を後から言うと、それがチョイスされやすいんだそうな)
間違っても。
「日本語で書かれていて、読みやすかったです」
「自分の理解力が試された、素晴らしい作品でした」
なんていう、「ケンカ売ってるのか、コラ」な肯定文はつけないでね。
そして、何かを読んで、心に思うことが出来たら、ちょちょっと感想を書いて送ってもらえるとうれしいな。(別に、このエッセイに感想欲しいという意味ではないけど)
難しく構える必要はないです。
「〇〇が面白かった」「次へ≫を押す手が止まらなかった」なんて一言でもいいんです。
それだけで、ネットの向こう側にいる作者が、筆を折りそうな作者が、「ポッ♡」となって、頑張る勇気を持つかもしれません。(あ、でも「早く続き書け」はダメだよ)
あなたの清き一票……、じゃなかった。あなたのステキな一言を。
作者一同、おまちしております。
これで、つれづれエッセイは終わりです。
また書きたくなるネタを見つけたら書くかもしれませんが、その場合このシリーズの目的からは逸脱しそうなので、別の短編として書こうかなと思います。
PV、評価、ブクマをつけてくださった方、感想をくださった方。本当にありがとうございました。
読んでくださったすべての皆さまに、感謝を!
またどこかで、お会いしましょう!
令和2年12月4日 いもだんご。




