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水晶  作者: 秋月良羽
現実世界石化、異世界冒険編
793/812

第165話-2 数が多すぎても、救援はない以上、自分達でやり抜くしかない

『水晶』以外にも以下の作品を投稿しています。


『ウィザーズ コンダクター』(「カクヨム」で投稿中):https://kakuyomu.jp/works/16816452219293614138


『この異世界に救済を』(「小説家になろう」と「カクヨム」で投稿中):

(小説家になろう);https://ncode.syosetu.com/n5935hy/

(カクヨム);https://kakuyomu.jp/works/16817139558088118542


興味のある方は、ぜひ読んで見てください。


宣伝以上。


前回までの『水晶』のあらすじは、クリスマスの日、世界が石化するという現象が起き、石化されなかった瑠璃、李章、礼奈は異世界からやってきたギーランによって、異世界へと送られるのだった。そして、魔術師ローの話により、世界を石化させたのはベルグの可能性があり、彼を探すために異世界の冒険に出ることになるのだった。そんな中で、クローナを仲間に加え、アンバイドを一時的な協力関係を結ぶことになり、リースへとたどり着く。

 そこでは、ベルグの部下で幹部の一人であるランシュが仕掛けたゲームに参加することになるが、そこで、リース王族の一人であるセルティーと知り合うこととなり、チームを組んでランシュのゲームの中で最終的にはランシュを倒すのだった。それを利用したかつてのリース王国の権力者側であったラーンドル一派の野望は、それを知っていた王族でセルティーの母親であるリーンウルネによって防がれることになる。

 詳しくは本編を読み進めて欲しい。

 そして、リースは王族とランシュの共同体制ということで決着することになる。

 一方で、ベルグの部下の一人であり、ランシュと同等の地位にあるフェーナがベルグの命により、ベルグの目的達成のために、その部下ラナを使って瑠璃のいる場所を襲うが失敗。その時に、サンバリア側の刺客であることがバレて、瑠璃、李章、礼奈、それに加え、クローナ、ミランとともに、サンバリアへと向かうのだった。これは陽動作戦であり、ローもそのことを知っていて、瑠璃たちを成長させるために敢えて、乗るのであった。

 そして、瑠璃たちは、セルティー、ローらと別れ、船の乗り、サンバリアを目指すのだった。


いつもより遅くなりました。すみません。

ただ単に、忘れていました。

再度、申し訳ございませんでした。

 一方―…。

 イスドラークの街中。

 そこを移動している人達がいる。

 瑠璃たちだ。

 なぜ、彼女達が移動しているのか?

 「こっちの方なのよね~。さっさと答えなさい!!!」

 ミランが怒気を感じさせるような言い方をする。

 「ヘイ!!! こっちでございます!!!」

 まるで、返事する人物は舎弟のようだ。

 その様は、今のイスドラークの不安定な状態であったとしても、イスドラークの都市の中の全てが不安定ということは、内乱が発生したとしてもあまり可能性としては低い。

 というか、全てを戦場にするようなことが起きれば、人々は今、家の中へと閉じこもり、終わるのを耐えるしかない状態になっていてもおかしくはない。

 だけど、ここは人々は普段通りに外を通行していたり、家の中から外を眺めていたりとしているので、治安はある程度、安定しているのであろう。

 だからこそ、瑠璃たちを見て、誰かを無理矢理に案内させているのではないかと思い、注目の的になってしまっているのだ。

 そして、さっきの舎弟と思わせる人物の言葉に対して、人々は特にミランの方を強者だと判断しているようだ。

 そして、舎弟と思わせる人物は、さっき瑠璃たちの命を狙って、ラーグラを救出しようとしたが、李章の攻撃によって、気絶させられるという失態を犯してしまい、自分が何者かを言ってしまったのだ。

 そのせいで―…。

 「本当に、領主の屋敷には向けっているのよねぇ~。もし、嘘を吐いていたなら、あんたを砂漠のど真ん中に埋めるのも良いわねぇ~。」

 勿論、ミランからしたら、そんな馬鹿な真似をする気はないだろうが、舎弟のような人物に悟られるわけにはいかないので、傲慢な態度で言う。

 悟られれば、舐められた行動をとられると判断しているからだ。

 ミランからすれば、そんなことは許されないし、こいつを自分達に差し向けてきた領主と交渉して、二度と自分達を襲えないようにしないといけない。

 交渉で分かる相手なら、それで良いのだ。

 なぜなら、交渉で分かる相手は、自分が手を出してはいけないと雰囲気から察することができるほどの真面な人間であり、部下に対して、悪い扱いをしない可能性がないわけではないにしても、可能性としては低い。

 一方で、力を示さないと分からないのは、二通りに分けることができる。相手の力を知りたい側と、相手の力を理解することができない、二つに分かれるからだ。前者は、まだ真面な人や相手の実力をしっかりと知ろうとしている面で、決して、自分善がりの人間ではない可能性があるからだ。一方で、後者の方になると、相手のことを考えることができない自分勝手な人間であり、自分のことしか考えられない可能性があるからだ。後者で、他者の利益を実現できている限りは問題ないのだが、そうではないとしたら、返って、社会や国家などの組織を崩壊させる要因にしかならず、腐敗の温床となるからだ。

 ゆえに、上に立つ人間には他者を理解し、配慮できる人間が必要であり、人の意見を考えることがしっかりとでき、自分を時には批判することができ、悩むことができる人間を要しないといけないのだ。

 人は完璧にも完全にもなれながいがゆえに―…。

 そして、最後は、自分の考えの中に閉じこもり、それを他者へと強制しようとする者であろう。そのような人間は、他者という存在を自分の尺度でしか見ることができない可能性というものが高く、人である以上逃れることのできないことなのだが、それをさも当然のことであり、自分が他者を見ているという錯覚を抱いているのなら、さらに危険で、そういう人は結局、自分善がりのことしかできず、周囲との関係を悪化させ、最悪の結末を迎えることだってある。

 だからこそ、自分が本当に正しいのか悩むことは大切なことであり、自分が関わっている問題から背を背けておらず、ちゃんと向き合っているのかという判断の基準になるのだから―…。

 さて、舎弟と見られているイスドラークの領主側のスナイパーは、周りを見ながら、自分がこれ以上、騒ぎを起こすようなことは危険だと判断しているのだろうか。

 「分かっております。」

と、言うのだった。

 そして、瑠璃たちは領主の館へと向かって行くのだった。

第165話-3 数が多すぎても、救援はない以上、自分達でやり抜くしかない に続く。

誤字・脱字に関しては、気づける範囲で修正もしくは加筆をしていきたいと思います。


では―…。

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