あまのじゃく
最終エピソード掲載日:2026/04/26
幸せの先に死が待っていたとしても
「私が死ねるようになるまで、手伝ってくれないかな?」
この一言から、俺と御子柴の夏は始まった。
淡々と死んだように流れていくだけだった時間、そんな止まっていたも同然な俺の現実が「死にたい」という彼女の発言をを起点に段々と意味を成していく。
死にたいと提案されて、生き生きするなんて
まるで皮肉そのものだ。
俺は彼女を殺せるだろうか?
ちゃんと、きちんと、普通に。人を殺せるだろうか?
正しく彼女を救えるだろうか?
「幸せの先に死が待っていたとしても、それは幸せを手に入れてはいけない理由にはなるまい」
1つ気づけていたなら、未来はもっと違っただろう、そう俺は思う。
「私が死ねるようになるまで、手伝ってくれないかな?」
この一言から、俺と御子柴の夏は始まった。
淡々と死んだように流れていくだけだった時間、そんな止まっていたも同然な俺の現実が「死にたい」という彼女の発言をを起点に段々と意味を成していく。
死にたいと提案されて、生き生きするなんて
まるで皮肉そのものだ。
俺は彼女を殺せるだろうか?
ちゃんと、きちんと、普通に。人を殺せるだろうか?
正しく彼女を救えるだろうか?
「幸せの先に死が待っていたとしても、それは幸せを手に入れてはいけない理由にはなるまい」
1つ気づけていたなら、未来はもっと違っただろう、そう俺は思う。