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永瀬さんの彼女
あれから、どうやって帰ってきたか記憶にない。
でも、私はちゃんと自宅に戻っていた。
永瀬さんは、まだ京都にいる。
――永瀬さんと、お付き合いすることになった??
夢のようで、まるで実感がわかない。
いや、本当に夢か、ドッキリだったのかも!?
ありえなくはない。
そんなことをグルグルと考えてしまう。
その時。
テレビから、めざましくんの声が聞えて、ハッとした。
――いけない、時間がない!
急いで出勤する準備をしていると、スマホが鳴った。
こんな早朝に、なんだろう?
届いたLINEを見ると、そこには――
『おはようございます。よく眠れましたか?
僕は明日帰ります。早く、相沢さんに会いたいです。』
な、永瀬さんからだ――!!
早く会いたいって……。
普段から優しい人だったけど、
このLINEは、なんだか甘くないでしょうかっ!!
もしかして、文字にすると、雄弁になるタイプだったのかも??
様々な思いが混ざり、ニヤニヤが止まらなくなった。
――ああ、私、本当に永瀬さんの彼女になったんだ――。




