41/47
驚きの事実
――記憶が、戻ってきていた??
えっ、いつから??
驚きのあまり、言葉が出ない。
永瀬さんは、静かに続けた。
「先日、熱が下がったと同時に、頭がスッキリしているのを感じました。」
「その時に、記憶が戻ってきたんです。」
「そ、そうだったんですか……。」
私は、ようやく言葉を発することができた。
「これで安心ですね。良かったですね、永瀬さん。」
「はい、本当に……。相沢さんには、色々とご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。」
頭を下げる永瀬さん。
「屋上で、その事もお伝えしたかったのですが、タイミングが悪くて……。」
そう。あの時は、永瀬さんが連れていかれて、話しが途中になっていた。
永瀬さんが、言いたかったことがわかって、とりあえずは良かった。
けれど。
記憶が戻ったということは、
――お世話係はいらなくなった。
その事実に気づいてしまい、気持ちが沈みかけた時。
「今日は、もう一つ、お伝えしたかったことを話します。」
そう言うと、永瀬さんがコップのビールを一気に飲んだ。
今回の話、投稿予約をした日にちが、ズレていました……。
投稿時間が遅くなってしまい、すみませんでした。




