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ちょっといいですか?
今日から、永瀬さんが復帰した。
いつもの場所に永瀬さんがいる。
それだけで、仕事のモチベーションが、格段にアップした。
今日は、なんていい日なんだろう。
鼻歌まじりに、フロアを歩いていると――、
「相沢さん、ちょっといいですか?」
永瀬さんに声をかけられた。
なんでしょうか。いつでもどこでも、大丈夫ですよ!
嬉しさを隠して、
「はい。」
と返事をした。
振り返えると、心なしか永瀬さんの顔が赤いような気がする。
あれっ?
まだ、病気が治ってないのかな?
「こちらです。」
先を歩く永瀬さん。
なんだか、いつもより距離が遠い。
どうして――。
気になりながらも、後をついて行く。
到着したのは、会社の屋上だった。
なんで屋上?
不審に思っていると、
「相沢さん――。」
緊張した顔の永瀬さんが、私の名前を呼んだ。




