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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

Causal flood Prelude

作者:山羊原 唱
 ある双子の少年少女は目を覚ました。
 そこは大海原に浮かぶ都市型の巨大船「ナグルファル」。
 人間も兵器も喰らう怪物は海や大陸に蔓延り、人々の安寧の住処はこのナグルファルだけであった。

 この時代はNage。
 かつて〝人々の未来を繋げる〟という理念を叶えたAI〝MSS〟が永久停止して100年以上先の未来。
 そんなNageで、双子は怪物専用の武器を手に戦った。
 ――殺される度、何度も何度も一日目に戻って。
 
 なぜ世界中の人間が逃げ込んだ船に自分たちしかいないのか?
 自分たちの姿は一体だれのものなのか?
 なんのために〝ここ〟にいる?

 ‥‥曖昧だった記憶は繰り返すたび鮮明になり、双子は自分たちのことを思い出す――。
 そんな双子に、黒幕は賞賛の手を叩いた。 

 黒幕の計画は〝MSS〟の理念と同じであり、その深意はこのNageにあるという。
 黒幕は計画を〝Causal flood(新時代の洪水)〟と名付け、前奏を共に奏でる双子へ一礼する。
「どうぞ、人々のお役に立つために、死力を尽くして下さい。」


 繰り返される世界から双子は抜け出せるのか。
 彼らに手を貸すのは、この時代で「価値がない」と証明されたものだった。


 

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