ただそこに
あなたの傍にいることは無理だし、そもそも私はあなたのことを知りません。逆も同じです。それは、変えられないこと。でも、この画面の前にいる「あなた」がた全員に、少しでも生きづらいとか、悲しいとか、消えたいとか、そういう心もちの人全員の役に、少しでもいいから立ちたい。遠くで誰かが変なこと言ってるな〜 くらいにとってくれるくらいが妥当です。でも、それでも私は送ります。エールとも言えないエールを。
君は泣く 底なしの奈落 何も見えない
僕は泣く こんなに近いのに とても遠い
君は泣く 奈落を出ようともがく 方法なんて気にせずに
僕は泣く 君を助けたくて それは苦しめることで
桜が舞う 柔らかい朝日
人は行き過ぎる 高い壁の向こう側を
桜が舞う 暖かい春の風
人は行き過ぎる 誰も彼もが目を閉じて
お願いどうか いかないで
君は僕を知らない 僕は君を知らない
んなこと関係ないんだ
お願いどうか いかないで
君は苦しい 僕はそれを知れない
だけどせめて 信じてて
僕は君にそこにいて欲しいんだ ただそこに
君は歩く 深く暗い混沌 四方が敵ばかりで
僕は歩く こんなに必死なのに 仮面をつけられて
君は歩く 混沌を切り裂こうとする 自らをも引き裂いて
僕は歩く 君に寄り添いたくて 振りほどかれても
モミジが散る 柔らかな夕日
人は通り過ぎる 透明な壁も見ずに
モミジが散る 涼しい秋の風
人は通り過ぎる 誰も彼もが耳塞ぎ
お願いどうか いかないで
君は何も知らない 僕も何も知らない
んなことどうでもいいんだ
お願いどうか いかないで
君は辛くて 僕はそれを解れない
だけどせめて 信じてて
僕は君にそこにいて欲しいんだ ただそこに
お願いどうか いかないで
君はそこにいる それだけで僕は幸せ
たとえ一人でも 誰も見えなくても
君の目に映ってないだけ そこには温かい手があるんだ
だからお願いどうか いかないで




