第6章 敵の記録
別館3階の窓から本館18階を見上げると、ガラスの壁面に曇り空が映っていた。
馬淵が閲覧できる資料は、郷田の確認済という表示で埋まっていた。乾も指定された時間に立ち会った。
「この画面は、何を元に作られていますか」
乾が聞くと、監査部員は統合監査データだと答えた。
「元の操作履歴も見られますか」
「申請してください」
乾は申請番号を控えた。
馬淵は郷田の名を追っていた。その列が7年前の会議室へ続いているように見えた。
「表示は、証拠の入口よ。出口じゃない」
乾に言われ、馬淵は画面を閉じた。
特別調査参考人の席には、引出しがなかった。
馬淵は鞄を足元へ置き、端末を開いた。持ち込んだ紙は退出時に確認される。画面の印刷は申請制。閲覧した資料の番号は、監査部へ自動で記録される。
自分の疑いを晴らすために、自分を疑っている部署の中で仕事をする。窓の外に見える本館が、近いのに遠かった。
監査部の若い行員が、操作の説明をした。
「ここから、関連資料へ移れます。ただし、灰色の部分は、権限がありません」
「権限を申請するには」
「部長の承認です」
馬淵はうなずいた。
行員は、すみませんと言った。
「あなたが、謝ることではない」
馬淵は答えた。
行員は少し顔を上げ、すぐに端末へ目を戻した。
最初に見たのは、郷田の確認印がある一覧だった。案件番号の横に、処理日と、問題なしの文字。馬淵は詳細を開いた。詳細には、一覧と同じ結論が、少し長い文章で書かれていた。
根拠資料へのリンクは、灰色だった。
「結論は読めて、根拠は読めないんですね」
行員は答えなかった。
馬淵は声を和らげた。
「その状態も、記録していいですか」
「はい」
行員は、記録の様式を出した。
閲覧不能の理由を、権限不足と書く。資料が存在しないとは書かない。馬淵はその区別を確認した。
昼、行員が弁当を買いに行くと言った。
馬淵は頼まなかった。1人で外へ出て、別館の裏の小さな店へ入った。カウンターに座ると、店主が銀行の人かと聞いた。
「はい」
「今日は、遅いね」
時計は午後1時を回っていた。銀行の人間は、いつも同じ時間に来るのだろう。
馬淵は日替わりを頼んだ。食べている間、隣の客が銀行の不正疑惑について話していた。まだ名前は出ていない。自分のことだと気づかれてはいない。
「銀行員は、数字をいじれるからな」
客が言った。
馬淵は箸を止めなかった。違いますと言えば、誰なのかを説明しなければならない。説明すれば、食事の時間は終わる。
客は別の話へ移った。馬淵の人生を揺らす話は、他人には、昼食の途中の話題だった。
店を出ると、空が高かった。秋になっていた。事件の中にいると、季節が進むことまで、自分を置いていくように感じた。
午後、乾が来た。
彼女は端末へ座る前に、閲覧範囲の一覧を求めた。監査部員は、必要な資料は見られると言った。
「必要かどうかを判断するために、何が見られないかを知りたいんです」
乾は答えた。
一覧が出るまで、20分かかった。馬淵は待つ間、郷田の名前を見ていた。何度も同じ名を見ると、その人間がそこにいたような気がする。実際には、画面の文字しか見ていない。
乾は一覧を読み、3つの資料を追加申請した。特権操作の履歴、訂正前後の項目、元の受付番号の対応表。
「そこまで、必要ですか」
監査部員が聞いた。
「必要でないと判断した根拠があれば、それを先に見せてください」
行員は黙り、申請書を出した。
乾は馬淵へ、ここにいることを調査が進んでいることと同じにしないで、と言った。
「席を与えられると、仕事を任された気になる。資料を選ぶ権限が相手にあるなら、何を見せられているかも、調べないと」
馬淵はカードを見た。恩師が自分を信じてくれた証だと思っていた。カードは、入れる場所を決めるものでも、入れない場所を決めるものでもあった。
退出時、監査部員が馬淵の紙を確認した。
閲覧した案件番号と、質問の一覧。馬淵は、相手の手が止まるのを見た。
「これは、部長へ報告します」
「どの部分ですか」
「閲覧範囲についてのご意見です」
「意見ではなく、見られなかった資料の記録です」
行員は、わかりましたと言った。
馬淵は、その行員の名を覚えた。敵としてではない。自分と有働の間にいる人間として。指示に従い、質問を受け、どちらにも答えなければならない人だった。
別館を出ると、乾が待っていた。
「明日も、来るの」
「来る。見られるものは、見る」
「では、何を申請したか、私にも控えを」
馬淵はうなずいた。
1人で戦っている気持ちにならずに済むことと、誰かに全部を任せないこと。その両方を、少しずつ覚えていた。
郷田の車が、別館の裏に停まっていた。
「乗れ」
馬淵はドアを開けなかった。
「用件を、先に教えてください」
「お前の名と、私の名が使われた件だ」
「乾さんに、行き先を伝えます」
「好きにしろ」
馬淵は連絡してから乗った。
郷田の自宅には、紙の資料が積まれていた。机にあったのは酒ではなく、冷めた麦茶だった。
「沢渡という部下がいた。2022年、不審な保証登録を見つけた。私の名で監査部へ通報した。1週間後、沢渡は出向になり、調査は問題なしで閉じられた」
郷田は写真を出した。
「2023年、出向先の非常階段から落ちて亡くなった。事故として処理された。不正と死の関係を、私は証明できていない。そこは混ぜるな」
馬淵はうなずいた。
「私は、それから記録を残した。自分のIDで確認されたと表示される案件と、その日時の自分の行動。だが、これだけで無実になるとは思っていない」
切符、会議の出席記録、出張の精算書。紙の端に日付と案件番号が書いてあった。
「出張中でも承認できる仕組みはあります」
「だから、切符だけでは足りない。当時の認証方式と接続元を確かめる必要がある」
嫌ってきた男は、信じろとは言わなかった。
「7年前の異動も、説明してください」
郷田は椅子に座った。
「お前を守るためだった、と言えば納得するか」
「しません」
「そうだろうな。会議のあと、処分を求める話が来た。私は懲戒にせず異動で済ませた。お前のためでもあった。だが、私が問題を抱えたくなかったのも事実だ」
馬淵は、用意していた怒りの置き場を失った。
「正しい指摘をした人間を外して、私は組織を静かにした。守ったという言葉で、その責任は消えない」
「なぜ、いま」
「沢渡を失ってから、私は自分だけが生き残るための記録を集めていた。お前が、また同じところまで来た。今度も黙っていれば、記録を残したことまで言い訳になる」
郷田はファイルを押し出した。
「誰も信じるな、とは言わない。私の説明も、確かめろ」
7年分の恨みは消えなかった。消えないまま、資料を読むことはできた。
郷田の家を出たあと、馬淵は駅まで歩いた。
タクシーを呼ぶと言われたが、断った。郷田の話を聞いた身体のまま、すぐに次の場所へ運ばれたくなかった。
歩道の植込みに、空き缶が落ちていた。拾いかけて、やめた。自分が何かよいことをして、いまの混乱を片づけようとしている気がした。
郷田を憎んでいた7年間は、何だったのか。
憎んでいた理由が全部なくなったわけではない。異動を決めたのは郷田だった。会議で話を打ち切ったのも、廊下で黙れと言ったのも郷田だった。だが、その行為の理由は、自分が作った物語より複雑だった。
複雑であることは、許す理由にはならない。許さないまま、相手の説明を聞くこともできる。そのことを、馬淵は学校でも銀行でも習わなかった。
駅前の喫茶店へ入り、乾へ電話した。
「郷田常務から、資料を受け取った。明日、保全の相談をしたい」
「どんな資料」
「本人の行動記録と、通報の経緯。ただ、俺は、まだ、整理できていない」
「整理してから話す必要はない。何を受け取ったか、先に書いておいて」
馬淵は鞄からファイルを出した。店の机には広げなかった。目録だけを手帳に写した。
乾が聞いた。
「気持ちのほうは」
「わからない」
「それも、急いで決めなくていい」
電話を切ると、注文した珈琲が来た。馬淵は砂糖を入れた。いつもは入れない。苦いものを苦いまま飲むことが、いまは少し負担だった。
翌朝、乾はファイルの受渡しを記録した。
郷田の手書きの説明と、当時の資料を分けた。説明の中で参照されている資料が、本当に添付されているかを確認した。足りないものが3点あった。
「足りないから、嘘だということではない」
乾は言った。
「でも、足りないまま、揃っていることにもしない」
馬淵は郷田へ連絡した。1点は自宅の別の箱にあり、1点は銀行に原本があり、1点は本人も見つけられないと答えた。
見つからない資料には、未提出と書いた。
その作業をしていると、郷田が急に普通の人間に見えた。冷酷な実力者でも、すべてを知る協力者でもない。自分の記録を残し、残した場所を忘れ、説明の順番を間違える人間だった。
馬淵は、その普通さを、無実の証拠にしないようにした。
沢渡の元同僚への確認は、郷田の代理人を通して行った。
馬淵が直接会うことはしなかった。死んだ人間の話を聞くとき、自分がどんな答えを求めているか、隠し切れる自信がなかった。
返ってきた説明には、沢渡は几帳面だったとあった。別の人は、細かすぎて仕事が遅かったと言った。ある人は、人に頼るのが苦手だったと言い、別の人は、何でも相談してくる人だったと言った。
同じ人のことを話しているはずなのに、どの証言の中にも別の顔があった。
馬淵は「几帳面で正義感の強い行員が潰された」と入力しかけ、消去キーを押した。自分の知りたい物語が、事実より先に走っていた。
沢渡は、事件のために生きていた人間ではない。昼食を選び、家賃を払い、仕事に飽きる日もあっただろう。自分が必要とする役へ、死者を押し込めたくなかった。
乾は説明を読み、通報に関係する事実だけを別紙へ抜き出した。
「この人の人生を、私たちが完成させる必要はない」
馬淵はうなずいた。
「途中で残った仕事を、引き継ぐだけでいい」
有働から、調査の進み具合を聞く電話があった。
馬淵は、郷田の資料を受け取ったことだけを伝えた。内容の詳細は、保全の確認後に正式に報告すると答えた。
「私にまで、手続きを求めるのか」
有働は笑った。
「有働さんだから、です」
馬淵は答えた。
「あとで、何を渡したかわからなくなると、困るので」
有働は、成長したなと言った。
褒められると、身体が少し緩んだ。その反応が、馬淵には怖かった。恩師に認められたい気持ちは、疑い始めても消えない。消えないものを、ないことにして調査をすれば、また同じところで間違える。
電話を切り、褒められて嬉しかった、と手帳に書いた。事実の欄ではなく、判断に影響したことの欄へ。
郷田から受け取った資料には、青い付箋が11枚貼られていた。
乾は付箋を剥がさず、番号を振った。郷田が何を重要だと考えたかも、資料の来歴の一部だった。だが、付箋のあるところだけを読めば、郷田が見せたい順番で事件を見ることになる。
馬淵は付箋のないページから読んだ。
出張の精算書に、宿泊先の変更があった。会議の出席者一覧には、途中退席と書かれていた。郷田が自分の所在を示すために集めた資料にも、説明の空白はあった。
「これを出したら、逆に疑われませんか」
馬淵が言うと、乾はそのページを複写対象の目録へ入れた。
「疑われるところがあるから、出さないの」
「そういう意味じゃない」
「本人に確認しましょう。こちらで都合のいい形に整えたら、何を受け取ったか、わからなくなる」
郷田へ連絡すると、途中退席した日は、別の役員との打合せに呼ばれたという。会議室の予約は残っているかもしれない。だが、誰がいたかは、その人間にも確認が必要だった。
馬淵は連絡先を書いた。
「私の説明に穴があったか」
「まだ、確認できていない部分です」
「穴と言ってくれていい。穴があることを、お前が埋めるな」
郷田はそう言って、電話を切った。
馬淵は受話器を置き、途中退席の文字を見た。以前なら、これを見つけた瞬間に、やはり郷田は嘘をついていると思っただろう。いまは逆に、本人が正直だからこそ資料を出したのだと考えかけていた。結論が逆になっただけで、資料より人間を先に見ていることは同じだった。
情報システム部から来た回答は、1枚だった。
当時の接続記録は、監査用の統合画面を参照されたい。
乾は回答の下へ、照会した項目を並べた。求めたのは元の接続記録の所在であって、現在の画面の場所ではない。質問と回答が、隣に置くと噛み合っていないことがわかった。
馬淵は担当者へ電話した。
「統合画面は、すでに見ています」
「では、そちらで確認できるはずです」
「その画面が、どう作られたかを知りたいんです」
担当者は、少し待ってくださいと言った。保留の音が続いた。
乾は机の端で、別の照会の回答を読んでいた。待っている馬淵を急かさなかった。5分ほどして、担当者が戻った。
「当部で管理しているのは、画面の稼働です。表示される内容の責任部署は、監査部になります」
「元の記録は」
「保管の担当は、また別です」
「では、そちらへ、この照会をつないでください」
「監査部を通してください」
馬淵は目を閉じた。机の上の電話が、どこにもつながっていないものに見えた。
「監査部の作った表示を確認するために、監査部へ、元の記録を見せてほしいと頼むんですね」
声が硬くなった。担当者は、決められた窓口です、と答えた。
乾が紙を差し出した。そこには、技術的な所在だけ、と書かれていた。
馬淵は読み、言い直した。
「閲覧の許可を、あなたに求めているのではありません。記録がどこにあるか、どの部署が管理しているか。その2点だけ、書面で回答をお願いします」
担当者は、確認しますと言った。
電話を切ったあと、馬淵は乾を見た。
「俺の言い方が悪いのか」
「相手に決められないことまで、同じ電話で決めさせようとしていた」
「でも、向こうも、たらい回しに」
「それも残す。こちらが聞いたことも残す」
馬淵は電話の記録を書いた。自分の声が硬くなったことまで書く必要はない。だが、相手の回答が遅かったことだけを残すのも違う。照会を、閲覧の可否と保管の所在に分け直した。
その夕方、監査部の若い行員が、馬淵の席へ来た。
手には紙を持っていなかった。何かを伝えに来たのだと、馬淵は思った。
「今日の照会の件ですが」
行員は扉を見た。
「ここで話して、いい内容ですか」
馬淵が聞くと、相手は黙った。
「僕の名前は、出さないでもらえますか」
馬淵は椅子を引いた。約束すれば、話を聞ける。いま必要なものが手に入るかもしれない。
「何を聞くか、まだわからない。絶対に出さないとは、言えません」
行員は顔を伏せた。
「じゃあ、いいです」
去りかけた背中へ、馬淵は声をかけた。
「正式に、話す相手を選ぶことはできます。監査部の中で言いにくいなら、別の窓口を確認します」
「どこも、結局、部長へ戻るんです」
行員は振り向かなかった。
馬淵は追わなかった。相手の足音が廊下で消えたあと、乾へ経緯を伝えた。名前を広げず、相談の経路について確認したいとだけ言った。
乾は、本人が望むなら外部の相談先を案内できる、と答えた。
翌朝、馬淵は行員へ小さな封筒を渡した。中には、確認した窓口と、相談の際に聞くべき事項を書いた紙を入れた。話した内容がどこまで共有されるか。誰が受け取り、誰が人事を決めるか。匿名で始められるか。
「使うかどうかは、あなたが決めてください」
行員は封筒を受け取った。
「馬淵さんは、怖くないんですか」
「怖いです」
答えると、相手は少し驚いたように見えた。
「僕は、まだ、ここで働かないといけないので」
「俺も、そのつもりです」
馬淵は言った。銀行を辞める覚悟がある人間だけが、疑問を持っていいわけではない。働き続けるために黙る人間を、外から卑怯だと言うのは簡単だった。
行員は封筒を上着の内側へ入れた。
その日、彼から新しい情報は来なかった。翌日も来なかった。馬淵は、協力しなかった、と記録しなかった。相談先を渡した。それだけが、自分のしたことだった。
翌日、乾は日付の違いを見つけた。
柏原製作所の承認日時は2025年3月14日14時32分。統合データの生成履歴には3月20日とある。
「移行や再出力でも、生成日は後になる。だから、これだけで改ざんとは言えない。でも、保証の項目だけ履歴が違う」
乾は監査用訂正機能の仕様書を請求した。通常の権限では承認済み案件の保証人や承認者を変えられない。だが旧システムからの移行時に残された例外処理があった。
「訂正後の帳票には、訂正前の承認印影を表示する。履歴は別画面に残る設計。でも、その画面は見せられていない」
馬淵は認印を取り出しかけ、やめた。印鑑を大切にしていても、画像になった印影は本人の手から離れていた。押す前に考えるという習慣だけでは、防げないものがあった。
必要なのは、善い人間の覚悟だけではない。善くない人間にも、勝手にできない仕組みだった。
有働が来た。
「何か、わかったか」
馬淵は迷った。恩師を疑うことは、恩を受けた過去まで否定するように思えた。
「郷田常務のIDについても、本人操作か確認が必要です。本人から行動記録の提示がありました」
乾の視線が動いた。
有働はうなずいた。
「こちらでも確認しよう」
部屋を出たあと、乾が言った。
「情報を渡す相手も、記録しておいて」
「有働さんを、疑ってるのか」
「調査対象になりうる部署へ、未保全の資料の所在を伝えることを心配してる」
馬淵は手帳に、時刻と伝えた内容を書いた。文字にすると、自分の判断が自分の外へ出た。間違いだったとわかっても、消さずに残せる形になった。
2日後、郷田は担当職務を外された。
監査の中間報告には、全件に郷田のIDが使われているとあった。馬淵の名も参考人の確認として載っていた。本人操作か未確認だと伝えた部分は、要約から落ちていた。
馬淵が訂正を求めると、有働は言った。
「断定を避けた表現になっている」
「読む人は、郷田常務がやったと受け取ります」
「お前がどう受け取るかと、報告書の意味は違う」
声音は変わらなかった。昔なら落ち着ける声だった。いまは、相手の質問をそこで終わらせるための声に聞こえた。
郷田は本店を出る前に、封筒を渡した。
「沢渡が遺した資料の保管先だ。弁護士を通して受け取れるようにした」
貸金庫の番号と、手続きの連絡先があった。鍵だけでは開かない。委任と本人確認が要る。
「なぜ、いままで」
「怖かったんだ。何を出したら、誰を失うかわからなかった。持っているだけで、何かをしているつもりになっていた」
「俺が、有働さんに話したせいですか」
「お前の判断は検証すればいい。だが、私が黙ってきた4年を、お前の1日に背負わせるな」
郷田が去っても、馬淵は頭を下げなかった。許すことと、受け取った資料を調べることは、まだひと続きにはできなかった。




